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打てる人が一人居なくなっても

2022年のプロ野球が開幕した。球春到来。
新年あけましておめでとうございます。

だが私の応援するカープの下馬評(解説者の)は低い。
ファンの間でも「今年はどうかのう、あまり期待できんかもしれんのう」との声がする…気がする。

先発はそこそこ揃っているけれど、
中継ぎピッチャー、大丈夫か?
抑えのくりりん(栗林投手)は2年目のジンクスに勝てるか?

野手陣はここ数年で若手が育ってきてはいるけども…。

何よりも。
JAPANの4番でもある誠也(カブスに移籍した鈴木誠也選手)がいない。

この穴は多分大きい。
だろうな。苦しい場面で打てる彼の存在はありがたかったし。

誰が4番を打つんだろう。
外国人選手はまだ良くわからんし(最近合流したんかな)。

そんな中、ルーキーの末包くんがオープン戦で活躍していた。
ベテラン松山選手(別名アンパンマン)も頑張っていた。

そしていざ開幕!(3月25日)

あら?

なんかみんな打ってる?
なんかベンチが明るい雰囲気に見える?
みんなハツラツとしているように見える?
(あくまでもテレビで見たイメージだけど)

大瀬良くんもいつもどおりニコニコと投げて、打ってる?
(開幕戦では打つと決めているのか?)
先発野手全員安打?
末包くん、初ヒットがタイムリー?

たかし(上本選手)が開幕スタメン!?
嬉しいなあ。

あと26日(今日)も。
打ってますなあ。先発の森下くんまで。

ああ、と思った。

誠也くんの抜けた穴を、みんなで埋めようとしているんだ。

ホームランを打たなくても、
野球はヒット(や出塁)が繋がれば点は入る。

とにかく前へ転がす。全力で走る。
そしてランナーになったら一つでも次の塁を目指す。
その繰り返し。

守備は固く。
今年も忍者お菊(菊池選手)は健在のようだし、
本職でないサードやファーストで
坂倉くん(本来はキャッチャー)も頑張ってる。

基本っちゃあ基本。
カープらしいといえば、とてもカープらしい野球。

まだ2試合だからなんとも言えないけれど、
今年のカープ、楽しみかもしれない。

とりあえず勝率5割以上の日がシーズン中にあってよかった…
(開幕して連敗してそのまま5割を超えない年もあったので)

そんなこんなで応援しだして16年目、2022年の春が始まった。

長いシーズン、今年はどんなドラマが待っているのだろう。
ワクワクと悔しいー!とやったぁ!といろいろを混ぜ込んだ、
そんな1年になりますように。


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