カグヤSFコンテスト Honorable Mention作「幽霊とデコイの教室」

 カグヤSFコンテストというSF掌編のコンテストが7月にあり、先の創元SF以来何となくSF筋を鍛えようと思っていた松樹は、4000字の小説を仕上げて投稿したものの、普通に落選したのだった……(完)

 しかし時は流れ、仕事やプライベートでなんやかんやあり、コンテストのこと自体忘れかけていたところ、Honorable Mentionリストが公開されるという情報が入ってきた。Honorable Mention、つまり「選外佳作」というやつだ。「最終選考には残せなかったけど、なかなか良かったよ」といった感じだろうか。ともかく、審査員の井上彼方さんが公開したリストのなかに、拙作のタイトルが入っていた。(ありがとうございます)。web上で原稿を公開すればリンクを貼ってもらえるとのことなので、応募原稿を下に添付する。

 今読み返すと反省点ばかりが目に付く(そもそも4000字内でやる話ではない、着地点がやや尻切れ、等々)が、未来の保健室登校という設定自体はまあまあ気に入っている。でも、やっぱりこれは数万字の中編でやる話だなあ。

 それはそれとして、先日、児童文芸誌『飛ぶ教室』の公募にて佳作をいただき、現在発売中の62号に受賞作が掲載されているので、興味のある方は手に取っていただけるとうれしいです(宣伝)。やっぱり時代は児童文学ですな。これからも短編メインでこつこつやっていきます。

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