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ご飯リベンジ

やってやった。

というより、結果的にそうなった。

ダンナへの仕返し。

その名もご飯リベンジ。


何日もカレーの残り鍋が冷蔵庫で幅をとり、やっと昨晩ダンナの夕飯に出したら「多い」と3分の1を残し、そのまま放置してたので、

「明日食べれるなら自分でラップして、食べないなら捨てて」と指示。

ため息混じりに(俺仕事で疲れてるんだからそのくらいやってくれよ…。の意)ラップし、また、結果的に冷蔵庫で幅をとっていた。


翌日土曜は家族でスーパーへ買い物、みんな好きな冷凍、''陳さんの小龍包''を大人買い。

今晩のメインは楽チンな小龍包で決まり。

方々出かけて帰ってきてダンナ・子供はケータイだのテレビだのダラダラ見てる間に副菜、汁物を夕飯時間を見計らって用意。

ひと段落ついて、ダラダラ延々とアマプラをテレビで見ている息子に「もう夕飯前に宿題、復習やっとこう!」と声掛け。

夕飯まで正味20分くらい。


あくせく宿題チェック、ダメ出しをしてるなか、ダンナは西田敏行の人生の楽園を堪能中。

割り算の答えが何問か間違え、ダメ出しに対し子供がいつもの甘ったれた声を上げる。

「うるっせぇよ、そんな声出してやるな!」


…。


なんとか20分前後で終わらせ、息つく暇もなくこちらは温めやら、お皿を用意。


残り物を温めようと、冷蔵庫の中のカレーが目に飛び込んできた。

しれっと温める。

テーブルに運ぶ。


それを見たダンナは

「えぇ〜!昨日のカレー⁈ 俺だけ?小龍包なのにカレーなんか無理だよー」

とのこと。


こちらとしては、少量だし、追加の白ごはんで小龍包食べるっしょ?

と思ったのだけど、小食なダンナには無理なご様子。


あ、温める前に「昨日のカレーも食べるよね?」って一言聞けば、その段階で「今夜は小龍包食べたいから明日でいいよ」が返ってきたかもしれないね。

でも、あくせく動いてるこちらに対し、のほほんソファでテレビ見て、うるさい!って怒鳴って、何も協力しないいつもの現状にイラついてたんだ。

だから黙々と温めたのだ。


そして、ダンナはため息混じりに不貞腐れながらカレーと汁物だけを食べ、2階へ上がって行った。


用意も子育ても協力せざる者、食べたいもの食べる資格無し。


以上。

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