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インドで映画を見た話

こんばんは。
インドからナマステ。

今回は、インドの映画館で映画を見た話を記事にしたいと思います。
基本的に、日本の映画館と変わりはないのですが、ざっくりとした流れを書きます。
インド独特の風習もありました。

1. 映画館を見つける

基本的に日系企業が進出している都市は、比較的大都市が多いかと思うので、映画館は絶対にあるかと思います。(とてもじゃないけど日本人が行くとドン引きするドローカルな空調もない汚い映画館も含めてます)
僕の住んでいる都市でも、Googleマップで調べると、半径20キロ圏内に30軒近くありました。
しかし、日本人が想像している綺麗でポップコーンが買える衛生的に良い映画館は数えるほどに限られます。
大体の駐在者は以下の映画館に行くことが多いかなと思います。

・PVR cinemas
・INNOX
※どちらも同じ会社が運営しているようで、多くのインド全国にあります。
 以下リンク先です。


映画館によっては、4DXやIMAX等の設備もあり、日本と変わらない仕様になってます。

2. 見たい映画を探し、チケットを予約する

ボリウッドの国とあって、基本的にインド映画の種類が豊富です。
インドは言語が多様にあり、僕が行くPVR cinemasは、タイトルの下に言語の記載があるので分かりやすいです。
また、基本的に日本の映画は1本上映しているかしていないかレベルで、ほぼアニメがメインです。(鬼滅の刃やスタジオジブリなど)

予約はネットでも当日窓口でも購入できます。
価格はシートや設備(4DXなど)によって異なります。
1番安い席だと240ルピー(約250円 ※2024年6月時点レート)から見ることができ、日本と比較して非常に安価です。

私はPrimeというシートで鑑賞したのですが、日本の映画館と遜色ないシートで座席ピッチも狭くはなく、リクライニングも使用できました。
ちなみにシアター番号も座席番号も表示があるので、困ることはないかと思います。

3.突然の起立と途中休憩

映画が始まる前に製品広告や今後の作品の紹介があるのは日本と変わりませんが、上映前に一つイベントが起こります。

それは国歌斉唱です。
突然周りが立ち上がったので何が起きたのかと思ったら国歌斉唱の時間があります。
これは法律で義務付けられているそうです。
普段、ゴミのポイ捨てやそこらへんで用を足す自由気ままなインド人でもみなさん起立していたのは印象的でした。
僕は、周りに流されるタイプの人間なので、もちろん立ち上がりました。笑

また私が鑑賞した映画は2時間弱だったのですが、途中で急に明るくなり、何かのシステムトラブルだと思ったのですが、小休憩でした。
インドの映画館では途中休憩がありました。
(個人的には、途中で切られると前半部分を忘れてしまうので、一気に見たい派です)

4.上映終了


こうして映画が終了します。
特にインド独特の行事はありません。
僕が行くPVR cinemasは比較的インドの中でも裕福な方が来られているようで、マナー(上映中の私語や椅子を蹴ってくる、足を椅子の上に置くなど)は日本とさほど変わりませんでした。
むしろちゃんと面白いところで静かに声に出して笑っており、なんか良かったです。

今回、ハイキューというアニメを見たのですが、意外にもインド人の方(特に若い方)に受け入れられてるようでした。
日本人として遠い異国でアニメが普及していることとちゃんと上映されていることに感動しました。

まとめ

日本のアニメ業界に感謝!!
インドでもちゃんと受け入れられてます!
(映画見た記事でしたが、アニメ感謝の記事になってしまいました。)

それでは!

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