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私の株式選別方法ーレーザーテック 2Q決算で株価下げたが下げ止まりか?

2023/01/31 レーザーテックの2Q決算が発表されました。
2/1 日本の半導体銘柄は、東京エレクトロン等堅調に推移していたにもかかわらず、レーザーテックは大きな株価下落となりました。
今回、その理由について考察し、下げ止まりについて予想します。

まずは、決算内容から

レーザーテック 2Q決算

2Qコンセンサス 21781に対して、18124なので、営業利益はコンセンサス比17%未達になりました。①

次に、株探のニュースより抜粋

 このようにレーザーテクは大活況極まれり、の状況であったのだが、それは皮肉にも買い人気ではなく“売り人気”であった。前日の決算発表で今期の受注高計画について従来掲げていた3000億円から、1800億円に大幅下方修正したことで、これをネガティブ視する売りの洗礼を浴びる格好となった。終値で3500円あまりの急落。同社株には個人投資家が信用取引を活用して日々活発に売り買いを繰り返している(②)ほか、AIアルゴリズム売買のターゲットにもなっている(③)ことが、今の大商いの背景にあるとみられる。ドラスチックな受注計画の減額発表で、アルゴ売りの餌食になってしまった感もある。

 レーザーテクに吹く逆風は米中摩擦のトバッチリと思いきや、会社側では「主要顧客がインテル<INTC>、TSMC<TSM>、サムスン電子であり、中国向け比率はもともと低く、減額は中国に絡む要因ではない」(④)とする。前工程の東京エレクトロン<8035>は昨年11月に上期決算を発表した際に23年3月期の業績予想を下方修正しているが、タイムラグを経て、この時の風景が今回のレーザーテクの眼前に広がっているイメージである。今回減額した1200億円分については「今年後半以降、つまり24年6月期下期に取り返す形になるのではないかと考えている」(会社側)としている。マスクブランクス検査装置で世界シェア100%の同社にとって、中期成長シナリオに影響を及ぼす類いの減額ではないといえるが、株価はそうした事情を忖度してはくれない。

最後に、IR資料より

受注残高の減少について

受注残高の減少幅は、
529203⇒409203 なので
409203/529203=0.773⇒23%減少(⑤)

①~⑤をまとめると、
20%前後の 株価下落インパクトになる。(A)

米中対立で、受注減だと思っていたら、インテル、TSMC,サムスン電子の受注減でであったので、今後米中対立の織り込みで、さらに下がるんじゃないか と邪推された。(B)

個人とAIのアルゴリズムの相乗効果で、株価下落はアンダーシュートしやすい。(C)

株価は移動平均線の上で決算を迎えたので、ネガ材料は素直に下落で反応(D) 下記株価参照方

(A)(B)(C)(D)より、株価は、2/1 大きく下げたと思われます。

2/1株価は、13.75%の大幅下落

つまり、心理戦ですね。
内容的には下げる決算ではないと思っており、正直今回の下げは驚きました。

いかがでしたでしょうか?
PTSでは2/1 しっかりといったところで推移していますので、本日ほぼ安値引け、大きな商い だったことからすると、売り切った感じであり、更に移動平均線の大分下まで下げたので、明日くらいから上昇するのではないかと思います。

以下資料。。

株探の記事

レーザーテックのPTS

決算資料の出典


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