見出し画像

私の株式選別方法ー2024/04/02 KOKUSAIのPEG計算

2024/04/02 トレーダーズWEBにてKOKUSAIが紹介されていましたので、PEGを計算してみます。

DRAM向けも強くメモリーサイクルを享受、SPEセクターでトップクラスの増益率、みずほが新規「買い」、目標株価6000円
みずほ証券が目標株価を6000円(26年3月期予想PER25倍)に設定、投資判断「買い」で新規カバレッジを開始した。
ポイントは、(1)同社は、NANDのみならず、DRAM向けも競争力があり、メモリー関連銘柄として、今サイクルで高い増益率を予想すること、(2)中長期で見ても、デバイス構造が複雑化し、同社が得意なサーマルタイプのバッチALDが拡大すると予想すること、の2つである。株式市場は、同社を「NAND銘柄」と位置付け、今後の業績回復が相対的に弱いと判断している可能性がある。当社では、24年のDRAM向けWFEの回復に合わせ、同社の業績が拡大することで、「NAND銘柄」から「メモリー銘柄」へと、株式市場の認識が「進化」すると見ている。この「進化」が株価上昇余地の源泉と考えている。AI需要の拡大により、DRAMの搭載容量が切り上がり、特に、DDRの2倍のダイサイズのHBM-DRAMが拡大し、同じビット量でも、多くのウエハー枚数が必要となる。DRAM業界が、キャパシティー増加を必要とする構造に回帰したことはプラスである。また、仮に、動画生成など、新たなAIサービス向けで、速いI/Oスピードがストレージに求められれば、HDDではなく、NANDの拡大につながる可能性がある。この場合、NAND向けWFEも増加することとなり、同社はLamと並んで、メリットを大きく享受すると考える。
CVDやPVDの苦手な成膜分野が増えてきたため、ALD市場が生まれた。株式市場では、枚葉ALDのASM Internationalが有名である。ただ、プラズマ技術を活用する枚葉ALDには苦手な成膜分野がある。1つ目は、回り込みが必要な成膜である。指向性のあるプラズマは苦手であるが、同社のサーマル技術は問題なく、競争優位性がある。2つ目は、分子拡散ではなく、クヌーセン拡散が支配的になる高いアスペクト比の成膜である。この場合、枚葉ALDの強みを活かせない。一般的には、1時間以上かかる成膜では、バッチ処理が望まれる。同社のバッチ技術が競争優位性を発揮する、と指摘。
2024年3月期連結営業利益を会社計画291億円(EPS87.1円)に対し322億円(EPS97.8円)と予想し、来2025年3月期連結営業利益500億円(EPS151.9円)、2026年3月期800億円(EPS243.1円)と予想している。

トレーダーズWEBより

では、成長率を計算してみます。

成長率の計算

29109は、2024/3の営業利益(ガイダンス)です。
80000は2026/3の予想です。
本当は、29109ではなく、23/3の営業利益;56064 を使うところですが、もう年度末なので、先取りで29109(ガイダンス)を使用します。
2026/03の営業利益は175%増となり、高い成長率が期待できますね。

PEGの計算です。ここでは、PERや信用倍率も表に入れています。(計算方法は、私の過去の投稿を見ていただくか、WIKIを参照願います。)

PEGの計算

PEGですが0.29となりました。

総合評価です。

総合評価

生成AI関連ということもあり、PERが大変高いですが、PEGからは投資適格(一般的に0.8以下)となりますね。今後の株価見直しに期待です。

以下に週足チャートを載せておきます。
週足では、株価に見直しの買いが入っているところですね。

KOKUSAI 週足

今回は、PEGの計算を取り上げてみました。PERとか日々変化していきますので、数値は2024/04/02時点のものです。
参考程度に留めて下さい。

又、このニュースが出たため、本日は株価高騰していますね。

2024/04/02前場引け

以下に引用先を載せておきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?