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【第2回】支援者をみつける

薬剤師と話すと血糖値や血圧が下がる???!

のっけからアヤシイ話が始まりますね。でもこれ、実は立派な研究として論文も発表され、賞も受賞をしているのです。(私の言葉の選択には多少難がありますが…)

私も患者さんの血糖値や血圧を下げたいという想いから、はるばる大阪までこの先生が主催する研修会を受けに行ってまいりました。

そこでは、患者さんの血糖値や血圧を下げるための、何か特別な魔法のかけ方を学べるわけではありません。糖尿病や高血圧を抱える患者さんが、食事制限や運動、服薬と言った療養行動に前向きに取り組めるような、支援・応援の仕方を学ぶのです。

ちなみにこの研究の結果をふまえると、療養行動の支援者として薬剤師は、医師や看護師らと比べても優秀なようです。生活習慣がなかなか改められない、なんとかしなくては、とは思うんだけど続かない…そんな方は一度薬局の薬剤師にその悩みを話してみるのも良いかもしれません。

療養生活を継続するための支援者

残念ながら、現状糖尿病や高血圧などの生活習慣病は完治をさせることができません。食事、運動、服薬などの生活習慣は自らを律して、整えることが必要です。
せめて“いつまで”という期限が決まっていれば頑張れそうにも思えますが、“一生続ける”となるとかなり大変ですよね。

そんな時、皆さんの気持ちを汲みつつ、励まし、応援をし、前向きに療養行動を進めようという気持ちにさせてくれる人。これって結構大切です。
できれば、家族にひとり、家族以外にひとり、そんな人がいると理想。
そして私自身も日々接する患者さんに対して、そんな“支援者”になれるよう日々奮闘しております。

でも、自分の周りにはそんな人、いないよ…
そんなかたにおススメしたいのが“二次元の支援者”

簡単に言うと、自分が直感的に心地よいと感じる顏のイラストや写真を手元に置いておき、それをことあるごとに眺めるのです。
これは代理顔表象法という方法。私自身も勉強中なので詳しくは以下の本を参照してください。

宗像恒次著『感情を変える技術-SATレジリエンス法』
http://www.kksds.com/?page_id=3278

参考までに、私自身が日ごろから眺めている顔がこちらの方↓

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不安なことや悩みごとがあった時、思うようにいかず苛立っている時に、この方の顔を見ると不思議と落ち着き、応援されているような感覚になるのです。

そんな“二次元の応援者”を見つけてみるのも、療養生活を進めるための力になるかもしれませんよ。

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