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菊池の柚餅子は携帯食だった

2021年11月20日Activity Day に今回もお招きしました。

菊池食の名人三池哲子さん。にこやかな笑顔の奥に、時代を切り開いてきた自信が垣間見えませんか?

哲子さんIMG_5548

小春日和のうららかな午後。菊池みらいベースのお庭での開催としました。

材料は、団子粉(うるち米粉+餅米粉)と柚子の皮、味噌、砂糖のみで手軽に作れる基本の柚餅子。何と、50代でホノルルマラソンに出場するとき、「携行食として持参した」おやつというより非常食だそう。な~るほど、ますます教わる意味が出てきました。

参加者は、佐賀、南区、東区から来たつわものばかり。


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さあ、団子粉1キロをお鍋に入れてスタートです。

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粉と、味噌と柚子をブレンダーで細かくしたものに、水を少しずつ入れて団子を作ります。

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ほら、出来上がり。これを・・・楕円にまるめて、竹の皮に包んでいきます。

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参加者は手際よいつわものたち、あっという間に出来上がり!

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蒸している写真を撮り損ねてしまいましたが、下の写真の伝統の蒸し器を、伯母から譲り受けて初めて使いました。20個の柚餅子が30~40分で完成!

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1時間半もかからずに出来上がった柚餅子。ん~~と味わいながら、

「明日が一番おいしいよ!」という師匠のお言葉に、柚子と味噌の絶妙な香りを身体全体で感じながら、もちもちした伝統ゆべしの出来立てを味わう、贅沢な時をすごさせていただきました。哲子さんありがとう!!

参加者それぞれの今とこれからへの熱い思い、哲子さんが歩まれた人生の「開拓者」のお話し、あっという間に時間がたって。

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お持ち帰りの出来立てゆべし。

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つながる人たちのおなかに、おさまったとさ。

次回は、2月ごろ大豆をつかった「とじこ豆」に挑戦します。ユベシも日々のおやつに進化させていきたいと思っています。キャラメル状にラップするのもアイデアかな?と、子ども食堂を運営するNTさんの思いつきも、きっと実現するでしょう。次回をお楽しみに。

                   by カフェFIKA店主 松生由紀子

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