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考え過ぎな人は、一体どう説得すればいいのだろうか?

どこの組織にも、反対意見ばかり言っている人たちがいるものです。文句ばかり言っていてちっとも仕事をしないのでなかなか腹立たしいものですが、割とどうしようもありません。

ただ、一口に「反対意見ばかり言っている人」と言っても、そこには2種類の人たちがいます。最初のグループは、「ただ反対意見を言いたい人」です。別に何か対案があるわけでもなく、文句を言うこと自体が目的化していいます。

もう一つのグループの人は慎重であるが故にいつまでも考えており、懸念ばかりしている人です。本人たちは至って真面目で善意に溢れていいるので、かえって扱いが難しかったりします。前者のただ文句を言いたい人は「対案を出してみろ」でだいたい黙りますし、ぶっちゃけガン無視でもさほど害はありません。ところが慎重派の人は別に反対のための反対というわけでもなく、真剣に心から心配していろいろなこと考え続けているので、あまり無碍に扱うわけにもいかず、どうしてなかなか苦労するものです。

特に難しいのが、こういう慎重な人が自分の上司の場合です。部下ならばある程度指示に従わせることもできますが、上司となるとなかなかそういうわけにもいきません。

そこで今日は、こういう慎重すぎる人たちにどう接するとあまり荒波を立てずに物事を進めることができるのかについて考えてみたいと思います。

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