見出し画像

親ガチャは確かにあるけど

最近ソーシャルメディアで、「親ガチャ」なる不穏な言葉が流行っているようです。子供は親を選べないので、これをソーシャルゲームの「ガチャ」になぞらえた言葉なのだそうです。

確かに親ガチャはある

親ガチャは確かに存在します。ひどい親元に生まれて虐待を受ける子供もいれば、貧困家庭に生まれ、望むような教育や機会に恵まれない人もいます。

この解決方法としては、2つの方向が考えられます。一つは個人が頑張ってなんとかするというもので、もう一つは、社会制度を整えるなどして解決する方法です。生活保護や奨学金やバリアフリーの整備などなどなど、色々なやり方があるでしょう。「五体不満足」の著者として知られる乙武洋匡さんは、こちらの方向を提唱しています。

確かに、生まれながらの初期設定になるべく左右されない方向に社会を整えていくってすごく大事なことですよね。なので、僕も基本的にはこの考え方に賛成です。

でも、実はすでに結構ラッキーだよね

しかし、実は僕らはすでにかなりラッキーな社会を生きています。

※このマガジンでは、読者の皆さまの役に立つ視点の提供を心掛け、シリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。この文章は単品で300円ですが、月1000円で定期購読すると、1ヶ月20本くらい読めます。

ここから先は

1,954字

¥ 300

もしこの記事を気に入っていただけましたら、サポートしていただけると嬉しいです!