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なぜ男は女になりたいのか?

本日は無料記事です。

数日前からFaceAppをいうアプリを使って自分を異性に変えるのが大流行です。これ、日本だけの話ではなくて、アメリカでも驚くほどバズっています。イカついお兄ちゃんが妙に綺麗な女の人になっていたりして、なかなか笑えます。ほら、クリス・プラットだってこの通りです。

面白そうなので僕も早速やってみました。自分で言うのもなんですが、あまりに可愛い女の子が合成されて出てきてインパクトあり過ぎです。

色々とオプションがあり、年齢を若くしたり、逆に歳を取らせたり、はたまたお化粧を施したりすることもできます。有料オプションにお金を払うとお化粧や髪型のバリエーションが増えるようですが、そこまでやらなくても普通にけっこう面白かったです。このほか、老人になったときの顔をシュミレートできるのもなかなか興味深かったです。AIって本当にすごいです。

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男は女になりたい?

ちなみに Instagram で #faceapp  というハッシュタグで検索してみると、114万件もの写真が出てきます。そしてなんとその90%以上が、男性が女性になった写真ばかりなのです。女性から男性のパターンはせいぜい5%あるかないかでしょう。そのほかのパターンは髪型を変えたり、年齢を変えたりしたものです。

なぜそうなるのか考えてみたのですが、多分世の中に大半の男性には「女性になってみたい」という願望があるように思うのです。現に僕だってこんなアプリがあればすぐさま試してしまっていますから、多分多くの人にそんな願望があるのです。

ちなみに僕はずっと空手だの合気道だのキックボクシングだとやってきて、今もバイクに乗ったりバーベル上げたりしてるかなり男っぽい部類の男ですが、それでもそういう変身願望がどこかにあるのは否定しきれません。

ではなぜここまで多くの男性が、女性への変身願望を持っているのでしょうか? 

なぜ男は女になりたいのか?

それは多分、男という存在が根本的にキモいからでしょうね。男の体は女の人のような丸みが一切ありませんし、肌もすべすべしていませんし、腕や足には毛がボーボーと生えてきます。「女は手入れをしているよ」という声が飛んできそうですが、そもそもベースになっている肌の木目の細かさや、体毛の濃さが全く違います。声は野太く、体臭は臭く、どんなに力のない男でも、一般的な女性に比べれば遥かに骨も太く筋肉量も多く、「美しく」ではなく、「頑丈」に出来上がっています。その上、加齢に従って耳毛が飛び出してきたり髪の毛が後退したり、はたまた加齢臭がしたりと、まあロクなことはありません。

無論中にはスカッと爽やかで全くキモくない男性も存在しますが、絶対数はさほど多くありません。中高年になってもその状態を維持できる人は、おそらく数百人に一人くらいしかいないでしょう。

ですから、ごく普通の男性がいかに女性にモテたくても、なかなかそうは問屋が卸さないのです。積極的に女性に選ばれる男性の数は、本当にごく僅かです。DNAを調べたところ新石器時代に子孫を残せた男はわずか17人に1人の割合だったというなかなか衝撃的な研究がありますが、基本的にごく少数の勝ち組の男性だけが大半の女性に選ばれるというのが、どうやら自然界の残酷な仕組みのようです。

ただ、これを放置しておくと選ばれない大半の男性の不満が溜まって社会が不安定になるので、一夫一妻制という婚姻制度が作られたのが当たらずとも遠からずの実態でしょう。しかし恋愛市場が完全に自由化した現在、この制度はもはや有名無実化しつつあります。モテる男は何度も結婚を繰り返し、事実上の一夫多妻を実現しています。一方でモテない男は生涯独身のまま。これが2020年現在、世界中の先進国の男性を取り巻く状況です。

男もチヤホヤされてみたい?

ちなみに普通の男性は5、6歳を最後にチヤホヤされることなど一切ありません。僕も最後に「可愛いわねえ」なんて人から言われたの、幼稚園の年長ぐらいが最後だったと思います。

そしてその後はちょっと外見が悪かったりドン臭かったりすると、告白しては振られます。おまけに「キモい人に告白された」と言いふらされたり嘲笑されたりする。残念ながらそれが割と普通の男性の体験です。

なので単純に、「一度女性というのがどんな感じなのか体験してみたい」というのが、女性変身願望の下地にあるような気がします。そしてそれが趣味として高ずると、女装趣味などになっていくような気がします。よくSNSで女性を演じている男性がいると言われますが、多分あれも同じような真理でしょうね。

以上、「男性はなぜ女性変身願望があるのか?」を考えてみました。まあテキトーに考えたことなので大外れかもしれませんけどね。

それではまた!

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