見出し画像

コロナ対策と経済のバランスの意思決定はどうしていくべきなのか?

日本ではまだコロナウイルスによる死者が100人ちょっということもあって、ロックダウンによって経済を止めることの代償の方が余程大きいのではないかという声も少なくありません。

それは至極まっとうな指摘です。このままロックダウンが続いて連鎖倒産ということにでもなれば、何万人という自殺者が予想されるからです。平成不況の真っ只中は毎年3万人以上が自殺していましたが、それどころでは済まなくなる可能性は十分すぎるほどあります。

かと言ってロックダウンを解除して野放しにすれば、膨大な数の人が死んでいくことになります。日本でも何も対策しなかったら40万人の死者が出るという試算がなされたようですが、「何もしない」というのは、おそらく選択肢として成立しないでしょう。

つまりこれ、どうやってコロナウイルスの犠牲者と、経済的な打撃による犠牲者のバランスをどう取るべきなのかという、究極のトロッコ問題なのです。

それでいったい、どうするのが正解なのでしょうか? 今日はそんなことを考えてみました。

※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。

ここから先は

2,914字

¥ 100

もしこの記事を気に入っていただけましたら、サポートしていただけると嬉しいです!