恥ずかしさに耐えられることは、知性の表れです
自分のダメなところを直視するのが得意な人は滅多にいません。私も苦手です。
例えば僕は、感情の浮き沈みが割と激しいので自分のそういう部分が嫌いです。また、若い時は本当に見栄っ張りで、そういう部分が本当に嫌でした。はたまた、人と同じように振る舞うことも絶望的に苦手で苦労しました。
自分の欠点が原因で自分自身が苦労するのは致し方ないのですが、一番耐え難かったのはは欠点を面と向かって人から指摘されることです。
「松井はすぐに怒り出すけど、それって要するに感情の制御ができないからだよね」
「松井くんって、いつも自分を大きく見せようとしてるよね」
「どうしてこんな簡単なことが続けられないの? 要するに意志薄弱なんだよな、松井は」
こんなことを言われたことがあります。あまりに図星過ぎて、でそのまま消えていなくなりたいとすら思ったものです。本当はこうやってズバリと指摘してくれた人に感謝すべきなんでしょうけど、当時はそれほどに大人ではなかったので、ふて腐れたり、そうした人から距離を置いたりしたものです。要するに、自分の課題を避けていたのです。
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