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政府の言うことが信じられないときにはどうすればいいのか?

日本でもコロナウイルスによる犠牲者がついに出ました。被害者のご冥福をお祈り申し上げます。

この亡くなった方の義理の息子さんがタクシーの運転手さんで、やはりコロナウイルスに感染していることが確認されました。この運転手さんはもちろん中国には行っておらず、従って2次、あるいは3次感染が疑われるような状況です。

また、和歌山県では70代の男性がコロナウイルスに感染していることがわかりました。この男性は感染が確認された50代の男性医師が勤務する病院に一時入院していましたが、和歌山県の仁坂知事は「この男性が入院したのは男性医師が自宅療養を始めてからなので、病院内で感染が広がったとは考えにくい」と説明しているそうです。

でもそうだとすると、この70代の男性はどこかで二次感染した可能性があるわけで、それはつまりウイルスが相当広まっていることを意味します。その方が院内感染よりもむしろ怖いと思うのは僕だでしょうか?

また、今までのところコロナウイルスが疑われる症状があっても中国湖北省や浙江省への渡航歴がないと検査さえしてもらえないようなので、おそらく軽微な症状のまま風邪と勘違いして動き回り、ウイルスを広めている感染者が都内にかなりいるのではないかと思われます。

こうして考えてみると、政府が現在発表している感染者数は実際の感染者数の数分の1程度だと考えておいた方がいいのかも知れません。このウイルスを「インフルエンザ程度」と評価する人もいますが、もしも本当にその程度なら中国が経済を捨ててまで各地を封鎖したり、各国の政府が中国からの渡航者を徹底的に検査したり、締め出していることの説明がつきません。そんなわけで日本政府の言うことは基本的に大本営発表だと考えて、あまり信じない方が賢明なのではないかと考えています。

今朝母とそんな話をしたところ、母が子供の頃に体験した大本営発表の体験談を話してくれたので、それを聞きながら考えたことを綴ってみました。

※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。

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