猫山課長ビジネスの再現性について考えてみました
昨日、猫山課長が面白い記事をアップしていました。「猫山課長」というビジネスモデルは再現性がないので、下手に真似すると逝ってしまうという話です。
猫山課長はビジネスの重要なポイントとして「安定性、健全性、再現性」の3つを挙げています。しかし、「猫山課長」というキャラに依存したビジネスは再現性が低いため、真似ると危険、というのが主な論点でした。
これ、半分くらいは確かにその通りだと思うのですが、でも、半分はそうでもないと思うのですね。例えば、昨日こんなツイートが流れてきました。実際、これまで各社のメディアに書いていたライターたちが、こぞってNoteに移っているんですね。なぜなら、自分の名前で書けるレベルの人であれば、猫山課長ビジネスが成立するからです。
このシフトはライターだけにとどまりません。会社経営者や、何らかの専門家などが、NoteやYouTube、Voicyといったプラットフォームに参入し、結構な額を稼いでいます。
えっ? そんなことができるのは一部の人だけだって?
確かにその通りですが、そんなことを言い出したら、ビジネスを始めること自体がそもそも万人向けではありません。飲食店の5年生存率なんてせいぜい20%くらいですし、その他のビジネスだって似たり寄ったりです。何かビジネスを興して安定性、健全性、再現性を満たすのは、並大抵ではありません。
なので、発信によるマネタイズも、普通のビジネスも、難易度はさほど変わらないと思うのです。
ただ、大きな違いもあります。
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