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円安で親子留学がダメになりそうです

円安やインフレで親子留学の夢を叶えらせそうにないという、悲壮感に満ちたお便りをいただきました。

初めまして、38歳で3歳の子どもがいる会社員(女性)です。いつもnote楽しく拝見しています。

私は子どもが産まれてから、親子留学を目標に3年間英語を勉強してきました(最高でIELTS6.5です)。今年か来年に…と思っていたのですが、インフレと円安で不安になり、すっかり自信とモチベーションをなくしてしまいました。自分にはできっこないよな…という気持ちが強くなり、英語の勉強にも身が入らない状態です。ただ、ずっと親子留学を目標にしていた為、諦めるにも諦められない状況です。曖昧な状態ですみませんが、何かアドバイスをいただけないでしょうか?

これはショックでしょうね…….。質問者さんの気持ちもよくわかりますし、自信とモチベーションがなくなってしまうのも、無理ないかと思います。また、質問者さんのように、昨今の円安で留学を諦めた方、相当数いるんじゃないかな?

実は留学生の数はここ20年間減り続けています。各国で物価が上がる中、日本だけデフレが続いていたのが最大の原因ですが、ここにきての急激な円安により、さらに遠のいた感じです。

かつては留学を足掛かりに米国企業に就職したり、帰国後に活躍の幅を広げるといったチャンスがありましたが、留学自体が急速に厳しくなってきました。

しかし、人生にはこうした不測の事態がどうしてもつきものです。ある日突然難病にかかることもあれば、交通事故に遭うこともあります。失業することだってあるでしょう。就職氷河期のように、ある世代だけが呪いにでもかけられたかのように、悪いくじを引くこともあります。

でも……

※このマガジンでは、読者の皆さまの役に立つ視点の提供を心掛け、シリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点で生活や仕事をする中で得た気づきを書き綴っています。この記事は単品で300円ですが、月1000円で定期購読すると、1ヶ月20本くらい読むことができます。

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シリコンバレー、フィリピン、東京の3ヶ所に拠点を置くBrighture English Adacemy 代表、松井博が、日々あちこちで感じ…

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