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人畜無害な男は役立たずです

「草食系男子」なんていう言葉が一般化して、早10年以上になります。男性の脱毛も一般化して、世の中の男性たちは以前にも増してツルンとして中性的な感じです。みんな物腰も柔らかいし、人当たりもよく親切な人ばかりです。

ではこうした中性的な男性がモテるかと言えば残念ながらそんなことはありません。ぶっちゃけ暴力性の高い男性の方がモテていて、こうした男性が離婚結婚を繰り返しては時差式の一夫多妻制社会になりつつあるというかなり身も蓋もない現実があります。

英語でも “Nice guys finish last” (良い人はビリに終わる) なんて酷い言い回しがあるのですが残念ながら Finish last どころか全くモテないのが Nice guys なのです。

キチンとルールを守り、人には危害を与えず、暴力の匂いがしない男の子がイケてる男子。残念ながらそんなのは迷信です。そんなふうに育てば育つほど、自分のDNAを残せない大人になります。ガッツリ金を稼いで高い地位につき、無事に結婚を果たすのは暴力性の高い男です。その因果関係を詳しく論じるのは別の人がもうすでにやっているので止めときますが、この Noteなどでわかりやすく解説されています。引用されている英語論文なども面白いです。

ではだからと言って無闇に暴力性が高ければいいかというともちろんそんなことはありません。仮にモテたとしていずれ刑務所行きになってしまいますから、普通に考えて乱暴な大人になるべきではありません。

では一体、男の子をどのように育てると社会に有用で、尚且つモテる男性に育っていくのでしょうか? 今日はそんなことを考えてみました。

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