なぜ僕らはいつまでも幸せになれないのか?
まだ若かった頃、「もしも外資系企業に就職できて、年収が1000万円も稼げたら、きっとものすごくハッピーに違いない」と思ったものです。
そして脇目も振らず働きました。
しかし、現実になれたら、なぜかさほどでもなかったのです。
そこで、「もしもマネージャーになれたら、今度こそきっとハッピーに違いない」と思ったのですね。
そして今度も、なぜかさほどハッピーになれなかったのです。代わりに鬱になりました(爆)。
でも僕は、性懲りもなく続けました。
シリコンバレーに住めたらハッピーだろう。
アップル本社でマネージャになれたらハッピーだろう。
今度こそきっとすごく満たされて、幸せを満喫するに違いない。そう信じてきました。
どこまで行っても、絶対に満たされない
そんなふうに30年余りを過ごしてみて、一つだけよくわかったことがあります。それは、「どこまで行っても、絶対に満たされない」という当たり前のことです。
そんなわけで今日は、幸せを得る方法が果たして本当に存在するのか、仮にあるとすれば、一体どうすればいいのかを考えてみました。
※このマガジンでは、読者のみなさんがより充実した毎日を過ごすのに役立つ視点の提供することを心掛け、シリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。この文章は単品で300円ですが、月1000円で定期購読すると、1ヶ月20本くらい読めます。
ここから先は
2,369字
¥ 300
もしこの記事を気に入っていただけましたら、サポートしていただけると嬉しいです!