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残念ながら、綺麗事はそろそろ終わります

アメリカのコロナウイルスは止まるところを知らず、感染者が増え続けています。累計の感染者数は既に410万人を突破し、1日数万人のペースで増え続けています。ちなみにアメリカの人口は3.28億人なので、これまでにおよそ1.2%の人口が感染した計算です。100人に1人。なかなか痺れます。

全米各地で感染者が増え始めて早2週間。ここにきて、いよいよ病院がパンクし始めました。特にひどいのがテキサス、フロリダ、カリフォルニアの3州です。僕が住んでいるあたりはそれほどでもないのですが、カリフォルニア南部のロサンゼルスとこの近郊は本当に凄まじいことになってきています。

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下のインターラクティブマップで、各州の郡ごとの感染率がビジュアルに確認できます。気になる方は是非どうぞ!

命の選択が始まっている

具体的にどのくらい凄まじいことになっているかと言うと、要するに3月のニューヨーク市の状況が、フロリダ、テキサス、カリフォルニアの大都市圏で再現しているようです。言ってみれば「ニューヨーク x 3」なのです。

医業現場はパンクしつつあり、どの人を助けてどの人を見捨てるのかという命の選択が始まっています。ニューヨーク市の時と同じように遺体を収容できる場所がなくなり、冷凍車が使われ始めています。

おそらくこの状況は、さらに全米各地へと飛び火していくと思うのですね。

さて、ここからは身も蓋もない話をしていきますので、有料とさせて頂きます。

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