いったい老後にいくらくらい必要になるのだろうか?
人生100年時代。
こう言われるようになって、もう随分経ちます。
以前は80歳代の方にお目にかかると「すっごいご高齢だなあ」と思ったものですが、あまりにも普通にいるので、いつの間にかなんとも思わなくなりました。そしていずれそう遠くない将来、90歳代ですら当たり前になるのでしょう。
一体いくら必要になるのか?
そうなると、やっぱり気になるのが老後資金です。何しろ65歳から始まる年金生活が、かなりの高確率で30年も続くのです。
仮に月に15万円しか使わなかったとしても、30年生きたら、5400万円も必要になります。なおこの額、病気や怪我による入院や、家の修繕費用などといった緊急出費は一切含まない額ですから、実際にはおそらく6000〜7000万円以上ものお金が必要になるでしょう。しかもこれ、一人分です。夫婦二人ならこの倍ですから、1億4000万円くらいはないと、なかなか厳しそうです。
国民の3人に1人に6000万円づつとか配っていたらお金がいくらあっても足りませんから、年金は必ずどこかで破綻します。しかも、多くの人に子供がいませんから、子供からの援助も期待できません。
では実際問題として、果たして1億4000万円以上も貯められるものなのか、今日はそんなことを考えてみました。
※この文章は単品で300円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。
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