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根性主義が通用しないわけ
とても興味深い記事が流れてきました。一読の価値があります。学校の先生や会社経営者、あるいは管理職の方々は特に読んだ方がいいです。
この記事で一番刺さったのは、こちらの二節です。
EJ その通りです。彼らは指導者から課される「根性練習」の中で育ってきています。すると、どうなるか? 選手たちは体力を温存し、配分しようとします。それは人間として当然の反応なのです。ジャパンを率いていた当時、ある練習で選手たちの集中力が散漫だったことがあり、私は「この練習に100%、フォーカスして欲しい。それができたら、この練習を終える」と告げました。そして実際、私はたった2分間で切り上げました。選手たちはキョトンとしていましたよ(笑)。
〜〜中略〜〜
EJ 問題となるのは、課題なき長時間トレーニングです。今までお話ししてきたように、日本の指導者は長時間拘束することで、選手たちの集中力を奪っているのです。トレーニングでフォーカスするべき点を伝え、ケガを避けるために適切な休養を与えながら、練習の密度を高めていく。チームとしての課題をクリアするためには、それなりの時間は必要になります。
僕もこれと同じことを、日本の部活とアメリカの部活で体験しました。また、日本企業からアップルに移った時にも同じことを思ったものです。そして3年前にこんな記事も書いています。
というわけで、今日は改めてこの件について考えてみます。
※このマガジンでは、読者の皆さまの役に立つ視点の提供を心掛け、シリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点で生活や仕事をする中で得た気づきを書き綴っています。この記事は単品で300円ですが、月1000円で定期購読すると、1ヶ月20本くらい読むことができます。
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