地元を愛し、地元民に愛されるまちのお菓子屋さん「林仙堂」。
松山市の和菓子といえば、「坊っちゃん団子」と「タルト」。そう思い浮かべる人も多いはず。観光地としてにぎわう道後温泉周辺や松山中心部の至るところで売られ、お土産にも大人気だ。でも今回は、観光地から少し離れた場所で、地元民に愛される日常菓子を作る「まちのお菓子屋さん」を紹介したい。
歴史と新しい文化が調和するエリアでそれが、昭和35年創業の「林仙堂」だ。お店があるのは、松山市の北側のお城下エリア。かつて寺町と呼ばれたこの一帯は、昔から多くの人が訪れ、栄えてきた。現在は、愛媛大学