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減らすのは数だけでなく、種類を減らすのもムダな時間と費用がかからず有効

デキていない2人

皆様はそれまで肉体関係がなく、これからもないであろう女性と2人っきりで、叙々苑クラスの高級店ではないにしろそこそこ値の張る焼肉屋に、経費では落ちないプライベートで行ったことがありますか?

私 は あ り ま す ~( ̄C・>


平日の真っ昼間から、同じ相手と何度もあります!

その娘の名は、『A子』!

若い男女のあいだには「やるか?」「やらないか?」しかなく、友情なんか存在せんやろ!と信じてやまない…精嚢でしか物事を考えられなかった若かりしころ、異性間でもそういった感情が芽生えることを教えてくれたのは彼女でした!

貧乳ではあったものの、九州は片田舎の小娘なのに目鼻立ちのはっきりしたベティちゃんみたいな顔つきで、決して顔面偏差値が低いわけではなかったのですが…これまでA子と「やる」気になったことはありませんでした!

アメリカのセックスシンボル似の彼女に対して、

「若い男がやりたくない!とかあるか!!」

と思いかもしれませんが、本当のことなのです…


寿司屋にいるカップルは『ワケあり』、焼肉屋にいるカップルは『デキてる』

といわれていた、平成も初期の話!

プラトニックな関係の我々は、傍からどう見えていたのでしょうか?

彼女の暇つぶしに『焼き肉デート』へと誘われたのち、店に着いてひとまず生ビールを注文したあと!

とりあえず、カルビとロースを2人前づつオーダーしてしまうのです。

カノジョでもないA子ごときは、【並】で十分。

ん?

そういえば…焼肉屋の【並】と【上】、【特上】の違いってって、なんなんでしょうね?

マグロの【トロ】→【中トロ】→【大トロ】と同じで、グレードアップしていく度にサシが入っていくパターンなのでしょうか?

ちょっとカッコつけたい相手のときには【上】にしますが、庶民の舌じゃその違いがよく分からん!

焼肉のたれなんかに漬けたら、もっと分からん!


A子が好きになる男、好きになる男すべてがクソという見る目のなさで、そんな彼女は白馬の王子さまとの『夜の秘め事』を逐一こちらに報告してくる辺り、

「もし間違ってコイツとやったら、このカレシみたいにワイの性癖が周囲に知れわたる」

そう思うと、酔った勢いでも絶対に手を出してはならぬ相手だと悟ったのです!

ダメ。ゼッタイ。



牛肉三昧

これは、あくまでも『牛』の話なのですが…

日本経済の『失われた30年』により、今では焼き肉の食べ放題が3千円くらいで済むチェーン店が一般的になり、デフレ経済と企業努力の恩恵にあずかっています。

ありがとう!日本の偉い人たち。

あなた方の無策のおかげで、日本の人件費は30年来ずっと低いまま、外食費も30年来ずっと低いまま。


ランチタイムは、もっと安い。

廉価コースでも、選べるメニューの中にカルビとロースは入っています。

ほかの部位やサイドメニューを食べないことはあっても、カルビとロースを食べないことはないでしょ?

焼肉屋に来て。

タンやホルモンを前面に押しているのは『牛タン屋』とか『ホルモン焼き屋』、カルビやロースを前面に押しているのは『焼肉屋』。

『焼肉屋』は、カルビとロースの代名詞なのです。


ところで、カルビとロースって、どこの部位だかご存じですか?

カルビは朝鮮語の「あばら」のことで、バラ肉です。

『牛バラ』。

ロースは英語の「ロースト」からきており、焼くことに適しているって意味になっているのですが…このご時世、牛肉の生食提供はハードルが高いため、ほとんどの肉を焼くことになるでしょう。

場所は、『肩ロース』、『リブロース』、『サーロイン』と続く背中の肉です。

カルビが『前身頃』の肉なら、ロースは『後ろ身頃』の肉です。

田中畜産の和牛チャンネルで、勉強しました。


ほかにも内臓系とか美味な部位はありますけど、焼肉といえば極論カルビとロースだけでいいのではないかと。



キーパー界のカルビとロース

インターネットが発達しておらず、実際に店舗で革靴を買っていた時代には、純正キーパーやその靴屋に置いてある社外キーパーをついで買いしていましたが、ネットでポチるのが主流の買い方に変わると、キーパーは自分で探さなくてはならなくなりました。

わざわざ割高な純正キーパーを使う必要もなかろうと、あちこちのキーパーを買い漁りました。


イギリスの老舗シューメーカー御用達ツリー。

国産シューケアブランドの中華製ツリー。

高級靴ブランドのラスト製造も請け負っている。

英国ブランド代理店のオリジナルツリー。

困ったときの安価ツリー。

こんな感じで、これまでいくつかの会社のシューツリーを買ってきました。

そう…

『食べ放題』メニューの肉の数ほど。

アタリもあればハズレもあるサードパーティーの中で、最終的には焼き肉と同じくカルビとロースさえあればいいのではないか?と思い始め、アーモンドトゥやラウンドトゥの英国スタイルには“ダスコ”サンデッドライム、チゼルトゥやポインテッドトゥのロングノーズには“コルドヌリ・アングレーズ”EM500Eの2種類(同一ブランドがよければ、サンデッドライムの代わりにFA85S)で大体の革靴をカバーできることに気づきました。

ブランドアイコンがお互いに『UMA』ということで、“コルドヌリ・アングレーズ”の弟分的立ち位置の“スレイプニル”トラディショナルモデルとヨーロピアンモデルでも、代用が利くかもしれません。

使ったことないから、知らんけど。


でも、正直…

靴のシルエットはメーカーごとラストごとと千差万別で、それを汎用キーパー1種類で賄おうとすること自体に無理があり、靴に入ってシワさえ伸ばせればなにも問題はないと思うのです。

靴箱に入れた革靴のシューキーパーを公開するのは、「私物紹介~」している革靴ブロガーやファッション系ユーチューバーだけで、他者マウントを取る必要のない一般ピープルが、他人様に高級シューツリーをお披露目する日は永遠にやってきません。

ならばホントの無印、これでも十分かと。

オマケまでついて、このお値段!

問題は、恋愛感情と同じでこのキーパーを愛することができるか?どうか?だけ。


追伸 A子は、愛せませんでした…



noteを書いている中の人はファッショニスタではありません。レビュアーでもありません。 あえてたとえるなら「かろうじて美意識のあるオッサン」といったところです。 自分が買いたいものを買っています。 サポートしなくていいです。 やっていることを遠くから見守っていてください🐰