イメージされる企業のブランドカラーが選択の決め手、これぞハバナ3兄弟
少し小ぶりな次男
前回、アンティークゴールドのメタルフレーム眼鏡を買ったばかりに、ブラウン✕ゴールドのトーン オン トーンで繋げることになってしまったアイテムシリーズ第2弾。
そもそも、メガネを常にかけている近視の人に純正ケース以外はいらないし、メガネを数10本持っているコレクターの人も腕時計と同じく、数が入るコレクションケースで保管しているはずなので、社外のメガネケースを複数持ちする変態はかぎられます。
ですので、貴方にとっては必要のない情報かもしれません。
茶革に金色留め具のメガネケースなら、以前に登場した“エムピウ”が値段も手ごろで紹介した手前もあって、アリだと思ったのですが…
ブランドヒストリーや商品レビューを記事にして…それ以上話の広がりが思いつかなかったので、今回はスルーさせていただきました。
ということで、結論から言うと買ったのは“ホワイトハウス コックス”(以下“WHC”)のメガネケースS8559です。
なぜなら、このS8559はちょっとしたワケがあって、“井戸多美男作”T-435用にしておかなければ、今後買うことがないかもしれないメガネケースだったからです。
ネット通販あるあるで、家具や食器なら実際にスケールで計ったりしてサイズを把握していると思うのですが、こうした小物は頭の中で勝手に大きさを想像しており、とどいた品物を目の前に「あら、違った」なんてことはよくあります。
この“WHC”S8559も同じで、みんなが思っているメガネケースの大きさよりも、実物は若干小さいのです。
ケースの中でメガネが遊ばないので傷がつかないという理にかなったサイズなのですが、他社製品よりも一回り小さくて入れるメガネを選びます。
レンズ縦29mm、フレーム幅135mmの“井戸多美男作”T-435ならフラップが閉まると踏んで買ったのですが…
読みがあまかった。
T-435はヨロイのデザイン上、メガネを折りたたんだときの幅が厚くてマチが3cmのS8559の許容範囲を超えており、閉まりますが出ているブリッジが革ケースに当たってしまいます。
革小物ブランドの商品でも、メガネケースの流通量は財布ほど多くはないので値は下がらず、メーカーの公式サイトで買ってもセレクトショップなどが売っているECサイトで買っても付与P以外は変わらない定価販売なので(本物なら)、2万円近い販売価格を考えるとドーパミン放出は75%。
ですが、
S8559は上記理由により、私物メガネが入らなかった人がフリマサイトで、未使用品を1万円程度で投げ売りしていることがたまにあります。
ケースに入らなかったからといって、入るサイズのメガネを新調する人はまれですから。
ケースの底に鼻あてを固定するパーツがリベットで留められていて、そのリベットといいフラップのボタンといい、真鍮の金色具合が茶色の革とマッチします。
茶色といっても、“WHC”の茶系カラーはニュートン(キャメル)とハバナ(ブラウン)の2色あり、ハバナにしたのにはいくつか理由があるのです。
種類がありすぎ三男
10年以上前の“WHC”製キーフォブを使っていますが、ステッチがほどけて色も緑なんだか?黒なんだか?よく分からなくなってきました。
もうそろそろ、代えないと…
私物のS0668は、旧型の金具がシルバーで革がグリーンですが、現行は金具がゴールドで革のカラバリが6色。
アンティークブライドル。
派生ラインのダービーコレクションでは、革の種類がブライドルレザーからホースハイドに変わります。
セレクトショップの別注モデルは、売り切れたらそのまま廃盤になります。
毎年クリスマスシーズンになると、数種類のアイテムに専用カラーをほどこした、季節限定コレクションのホリデーラインがリリースされます。
そして、その数種類のアイテムの中にキーフォブS0668も含まれます。
S0668はレギュラーモデルと色が変わろうが素材が変わろうが、税抜き3千円のワンプライス。
それでも、グリーンS0668の後継に特別仕様ではなくて、通常仕様のハバナを買いました。
その理由をこれから説明します。
“WHC”の商品を買うと主にハバナカラーの純正紙箱に入ってくるのですが、その色名はレギュラーモデルにしかありません。
“エルメス”のブランドカラーは、パッケージに使われるオレンジ。
“ロレックス”のブランドカラーは、パッケージに使われるグリーン。
その法則でいくと、“WHC”のブランドカラーはハバナになります。
おまけに、箱のロゴは金色の最強コンビ。
それで、メガネケースS8559と2点同時購入で5%OFF、ポイント10倍、純正ケア用品プレゼントがあったこちらのショップで買いました。
https://item.rakuten.co.jp/naval/whc668/?scid=wi_ich_androidapp_item_share
アナログ気質の長男
15年選手の“WHC”製システム手帳を持っています。
その手帳の色はハバナで、留め具サムブラウンスタッズの色はゴールドです。
メガネケースをハバナにした、もう1つの理由がこれです。
先代のS8753なので、リージェントブライドルではないのですが…
バインダーの内側はカードホルダーやジップポケットなどが充実しており、仕事用として法人名義のキャッシュカードやクレジットカード、現金や名刺に領収書の保管、それに個人の運転免許証や健康保険証を財布には入れない主義なので、それらをこのバイブルサイズのシステム手帳に入れて持ち歩いていました。
鞄にもなり、財布にもなり、当然なにかお気に入りのフレーズが頭に浮かんだときに、パッとメモすることができる筆記具にもなる。
そういうコピーって、すぐ忘れます。
忘れる前に記録するには、ガジェットを立ち上げて書くよりも絶対に早いので、『物書き』は絶対に持っていた方がいい。
これ1つ持って家を出れば、とりあえずは事足ります。
そんなシステム手帳が電子手帳になり、そしてスマホに置き換わった。
手帳の中にスケジュールを管理してくれるアシスタントはいないけど、今はSiriが入ったiPhoneを収納できるシステム手帳も登場しています。
どちらがいいとかではなくて、アナログとデジタルのお互いに足らないところを補完できればいいのです。
ファッションにミリタリーテイストが入ったアイテムはもはや定番で、古着や流行に敏感な人ほど取り入れています。
そういう人たちも、システム手帳を持てと言いたいのです。
もともとシステム手帳は、第一次世界対戦後のイギリス陸軍将校によって考えられた情報ツールです。
好きでしょ?軍由来のなにか。
ミリタリーシャツ、M-65、MA-1、カーゴパンツ、モッズコート、迷彩柄…
これらのアイテムと同じです。
なにが同じか?って、合理性しか考えていないところです。
その合理性を突き詰めるために、中身のリフィルは個々で使いやすいよう、各々カスタマイズをすることができます。
もう、年末です。
来年に使うリフィルを買いに、今からTSUTAYAまで行ってきます。
noteを書いている中の人はファッショニスタではありません。レビュアーでもありません。 あえてたとえるなら「かろうじて美意識のあるオッサン」といったところです。 自分が買いたいものを買っています。 サポートしなくていいです。 やっていることを遠くから見守っていてください🐰