見出し画像

夏季限定グルカサンダル第2弾は、コスパ最強『なんちゃってジャコメッティ』

グルカに取り憑かれた男

(第1弾は、コチラから↓)


怖いふりしてまったく怖くない、読めば読むほど◯◯◯◯◯◯◯がほしくなる『吾足怪談』を披露します。

私ここ数年、夏になるとサンダルを履くんです。

それも、たまにじゃなく夏のあいだ何度も何度も。

というのも私、‘グルカ’に取り憑かれておりまして…

『グルカサンダル』って、皆さんご存じですか?

そう、ネパールの山岳民族から構成される戦闘集団、『グルカ兵』が履いていたものがルーツの、サンダルなのにサンダルらしくないアレです。

日本でのグルカサンダル人気の立役者“フラテッリ ジャコメッティ”FG116は、

イタリア北部、ベネト地方を拠点とする職人メーカーのフラテッリ ジャコメッティ。数々のメゾンブランドのOEMを手がけてきた技術力を活かした、高品質なドレスシューズを多数展開している。グルカサンダルもフラテッリ ジャコメッティの隠れた定番の一つ。アッパーには、フランス・デュプイ社製のグレインレザーを採用。サンダルの粋を超えた高級感を醸し出している。ソール部分もレザー製で革靴さながらの表情。前足部のインソールにクッションを入れたマッケイ製法で、軽やかな歩行感と柔らかな履き心地を実現する。

https://otokomaeken.com/masterpiece/121129/2

ヒデュンチャネルのレザーソールや先芯の入ったクローズドなつま先で、シューズともサンダルともいえない絶妙なデザインバランスを保ってるんです。

それだけじゃない、グルカサンダルの最適解と思われる4本のストラップが足の先端から足首までを包みこみ、開放感のあるアッパーを彩る。

それを大胆に、エキゾチックレザーでやってしまうんです、爬虫類で。

(最高峰クロコダイルの竹斑や丸斑よりも、細かくて粒のそろった体鱗のリザードが、この靴には合っている)

計算しつくされたそれを一目見ると、怖いくらいに美しいけど怖いくらいに高い。

(そこで、どう見てもFG116をサンプリングしている下位互換“ジャランスリワヤ”98819 バリを…)

百貨店でも取り扱われることの多いジャランスリウァヤは、インドネシアのファクトリーブランド。本場英国仕込みの製靴技術と素材の良さを兼ね備えながら、コストパフォーマンスに優れたアイテム展開で日本での愛用者も多いブランドだ。グルカサンダルのアッパーには上質なグレインレザーを採用。上品でありながら汚れや雨にも強いという特性を持つ。「EDWARD」と呼ばれるラストを採用した小ぶりなエッグトゥシルエットもスマートだ。ゴールドのバックルやレザーのアウトソールなど、エレガントな仕上げが随所に見られる。

https://otokomaeken.com/masterpiece/121129/2

(メルカリで見つける)

(数年前までは、未使用品が2万円台で売られていたこともあったけど、最近では定価の約4万円とそう大差ない価格で売られているのがいとかなし)

『ツヤ感』あるブラックのスムースレザー。

やや大きめなゴールドバックル。

そう、黒✕金の『仏壇カラー』。

その相性のよさがたまらなくて、もう無我夢中で…

そこからの記憶がないんです。

気づいたら、消えてたんです。

SOLD(売り切れ)なんです、サンダルが。

(おなじ出品者が、同色・別サイズの98819を価格交渉に応じて3万円に値下げしていたので、マネをして3万円即決でおねがいしてみたら…すんなり通った)

一体なんだったんだ?これは。

そう思ってググると、靴屋(トレーディング ポスト)のHPに「夏に履きたい革靴」って書いてある。

そう、怖いくらいに格好がいいレザーシューズのなかでも、グルカサンダルは夏の1番人気商品だったんです。

分かったときには、もう…手遅れでした。

その夏も、つぎの夏も、そのつぎの年の夏も、何度も何度も何度も何度も何度も、グルカサンダルを求めてネットを彷徨ってしまう身体になってしまったんです。


そういえば、今年ももう夏ですね。

皆さまもどうか、‘グルカ’にはお気をつけください。

(ネタ元↓)



noteを書いている中の人はファッショニスタではありません。レビュアーでもありません。 あえてたとえるなら「かろうじて美意識のあるオッサン」といったところです。 自分が買いたいものを買っています。 サポートしなくていいです。 やっていることを遠くから見守っていてください🐰