「7つの習慣」と朝活#002
朝活「GOOD MORNING MEETING(GM会)」
#002を開催しました 。
※この会の裏側にある「深化と探索」という概念についてまとめています。ぜひご覧ください。
1. GM会#001 参加者の共通点
#001は探索の回で、みなさんで“興味関心”を紹介し合いました。私の感想ではありますが、参加者の共通点として
・俯瞰的にものを見る
・自分が認知していることを客観的に把握して制御をする
のような「メタ」や「メタ認知」というような興味があるように思いました。
この考えを深めるツールとして「7つの習慣」が挙がりました。
2. 「7つの習慣」とは
スティーブン・R・コヴィーの世界的名著で上図のような7つの習慣にまとめられています。
実は最近、私の頭のなかに「7つの習慣」が思い浮かぶ機会が多くありました。
例えば、私が参加した別のイベントで、人を動かす組織や人についての話があり、たまたま「インサイドアウト」という言葉が出てきました。あ、7つの習慣で聞いたことある…と。
また、第3の習慣の「最優先事項を優先する」に4つの領域というものが登場します。このGM会の裏に流れる「深化と探索」という概念を調べているとき、4つの領域のうちの2つの領域に当てはめられるのでは?という記事も発見し、あ、また7つの習慣だ…と。
参加者のみなさんも
・たまたま読んでいた本の中に「7つの習慣」を連想するような動画が引用されていた
・「7つの習慣」のマンガ版をもっていて、読み進めているよ
などなど。
「7つの習慣」は我々の日常に何かしらの形で関わっていることがわかりました。
3. ツールとしての「7つの習慣」
7つの習慣は「抽象」の考えのため、人によって捉え方が様々。それぞれが「具体」の考えで実践していくものかと思われます。Aさんはこんな風に具体化して日々の生活で実践した、Bさんは…というように。
・それを共有するなかで「7つの習慣」への理解が進むとともに、自分の実践が深化するのではないか
・インプットアウトプットするなかで、参加者の共通点である「メタ」や「メタ認知」が示す「自分を客観的に見つめる」ようなきっかけになるのではないか
と考えるに至りました。
4. #002 私の振り返り
#002では、参加者の方の1人から「7つの習慣」の一部思想が垣間見られる「プロセスエコノミー」という書籍について、ご紹介頂きました。
例えば簡単な例で、“歌”を売るのがアウトプットエコノミー、“歌を作る過程”を売るのが「プロセスエコノミー」といわれます。
その過程のなかでも「WHY」の部分が特に強調して語られており、上の例でいうならば“なぜその歌を作ろうと思ったのか”という理由を共有することが大切だといいます。
この「WHY」を言語化するのが難しいよね…という話になりました。
・なぜ、私は生きているのか
・なぜ、ここで働いているのか
・なぜ、この職業を選んだのか
などですね。
#002のなかで 、私が一番印象に残ったのは、この「WHY」について、私が「自己を理解していくなかで、WHYに向かっていく」という表現をしたことに反応してくれた参加者の方の言葉です(我々はもともとキャリアというものを考えるコミュニティで、そのなかのGM会というグループ内で話しています)。
“向かっていくというよりは「出てくる、浮かび上がる」という感じ!”
「自己の存在やあり方」は「being」という言葉に置き換えて考えることができ、beは「そこに在る、存在する」という意味があります。
WHYも自己を理解していくなかで「being」と同じような根幹の位置にある言葉だと私は考えました。
そうした場合、beの意味から考えると「being」も「WHY」も、知らないところにあるものではなく、自分の中に既に存在しているものだと思うことができました。つまり
「WHY」は自分のなかに既にある
そう思えば、自分の「WHY」を言語化する壁は少し低くなるのではないか、という気づきを得られた回となりました!
5. 次回#003の予定
次回は「7つの習慣」にまつわる資格をお持ちの方を招いて、この「7つの習慣」の概要と、日常のなかでの考え方や実践例をお話し頂く予定です。次回もワクワクしながらご参加ください。
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