一度東京を去ったわたしが、エンジニアになって東京に戻ってきたワケ
こんにちは!
2022年10月から株式会社東京でバックエンドエンジニアとして働いているマツダです。入社即、プロダクト開発においてはサーバー周りを任せてもらってます。
株式会社東京に入社する前は、大手総合コンサル企業でエンジニア教育を受け、今と同じくバックエンドエンジニアとして働いていたのですが……
実は、わたし、「株式会社東京に戻ってきた人間」なのです……。
前職に対する不満はまったくありませんでした。完全在宅勤務で始業は10時、残業もほどほどで給与も充分に高い。理不尽な上司はおらず、仕事における精神的な負荷は少ない。学生の時に思い描いていた理想のビジネスライフと言っても差し支えなかったです。
しかし、何かが足りない……。刺激が欲しい……。
そう悩むようになってから、生活の全てがガラッと変わって見えるようになってしまいました。
そんな折り、深夜にいきなりサークルの先輩だった社長の羅さんから電話がありました。
仕事に飽きたわけではなかったですし、前職にはもちろん感謝しているのですが、その言葉がなぜか胸に刺さってしまいました。
コンサル時代の何の不満も無い生活を捨ててもいいかなと思うほど、株式会社東京の自由な風土が魅力的だったことを"思い出し"ました。
実はわたし、元インターンなのです。
入社はほとんどのメンバーよりも遅いですが、いまこの会社にいるメンバーの多くが知らない株式会社東京の創業直後を、この目で見ていました。
あの夏、東京と別れ。この秋、東京へ戻る。
東京にインターンとして参加したのは、新卒で入社予定だった先述の大手総合コンサル企業から、新卒の人数が多すぎて一斉に研修できないという理由で、8月まで入社できないと言われたことがきっかけだったんです。
社長の羅さんに、世間話としてこのことを話したところ、「だったらうちで働きなよ」と誘っていただき、株式会社東京で4ヶ月間働くこととなりました。
そのときはもちろん、まったくエンジニアではなかったです。
うだるような暑さのなか、重く巨大なモニター端末を背負い、息も絶え絶え自転車を漕いで設置場所に向かったり、エンジニアとなったいまでは想像もできないようなてんやわんやの連続でしたw
でも、その汗ばんだハンドルの感触が忘れられないのです。
正直そのときは「羅さんに振り回されっぱなしでついていくのマジで無理だな」と思っていましたが、4ヶ月が経ち、予定通り大手総合コンサル企業に入社して3年働き、こんどはエンジニアとして株式会社東京に転職して今にいたります。
かつての汗ばんだ手のひらが、いまわたしのキーボードを通してプロダクトをかたちづくっているのだと思うと、人生というのは不思議なものだなと思います。
でも本当は、東京に戻るのをためらった
実のところ、転職するか迷いつつあったとき、頭の中には「東京」の2文字が浮かび上がっていました。
でも、わたしが離れてからの東京には、とても苦しい時期がありました。
せっかく開発した端末がなかなか設置できない時期、広告が売れない時期、資金がショート目前となった時期……。
東京が苦しんだ時期を直接は知らないわたしが今更ノコノコと戻ることに、(あと、羅さんに振り回されることに)正直、大きなためらいがありました。
それでも、株式会社東京に戻りたいと思った
株式会社東京には大企業のような堅苦しさや細かい規則がないのはもちろん、ベンチャー企業の悪い面としての同調圧力みたいなものも感じず、自分の仕事のやり方に対する裁量がとても大きいです。
なぜなら、自分の成果が会社の成長に繋がり、会社の成長が自分の利益に繋がる環境では、規則で縛ったり見張りをつけたりせずとも、それぞれのメンバーは成果を最大化するために必要なことを当たり前に行うからです。
結果として株式会社東京では、「体裁を取り繕うため」「規則を守るために無駄に時間を浪費する」ようなことがなく、労働時間すべては会社の成長に、ひいては自分の成長に、直結するものになります。
大企業でのんびり余生を過ごすのも悪くない選択肢でしたが、まだ26歳、自分の成長をないがしろにするには早すぎるかなと思い、転職を決意しました。
株式会社東京に向いている人
以前、羅さんのnoteの中で、株式会社東京に入って失敗する人の特徴が8つ挙げられていました。
たぶん、正直、わたしはこのほとんどに当てはまるような人間です。
それでも、株式会社東京に転職して失敗したなと思ったり、後悔したりということはないです。
株式会社東京には株式会社東京の社員たるものこうあるべき、ベンチャー企業の社員たるものこうあるべきという押し付けはありません。(そもそも、東京の人たちはみんな「ベンチャー」という言葉があんまり好きじゃなさそうです。「ベンチャー企業だ」と自ら言ってしまうことで、逆に「ベンチャーだからOK」みたいな甘えにつながることを本能的に恐れているのかもしれません)
会社の成長のために、会社の成長と結びついた自分の人生の充実のために自分のやるべきことをやる。そこさえ抑えていれば十分です。
自分のやるべきことを理解し、実行する能力があれば楽しめる会社です。ベンチャーに強い興味を持っている人でも、ベンチャーで働くなんて狂気の沙汰だと思っている人でも関係ありません。
最後にひとつ、もしわたしが「株式会社東京に入って失敗する人」でなかったとするのであれば、羅さんの言葉に返す形で、以下のことに気づくことができたからなのかなと思います。
少しでも株式会社東京に興味を持っていただけた方がいれば、ぜひご連絡ください。
続いては・・・
東京社内の最大勢力である”埼玉県人会”のひとり、コバトンこと小林さんです。
わたしも日々アップデートしている端末を生産し、管理し、保守してくれています。夜な夜な、ふしぎな文章を書いているらしいです。
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