松原智美/じゃばらの道
アコーディオンを弾く上でポイントになることを紹介しています。
アコーディオン教則本をひたすら弾いていく「教則本シリーズ」動画記事をまとめています。
なんと1年ぶりにYouTubeのレッスン動画を更新しました! 日々、自分の練習やレッスンを通して考えることは山ほどあるのですが、その内容を動画にするとなると、もう少し考えを固めてから…研究を進めてから…などと考えているうちに月日が経つのです。 1年ぶりの新作は、これまでにも触れてきていた「楽器の位置」についての新しい研究成果です。自分のことなら「演奏しやすい位置」がすぐ分かるのですが、生徒となると体格も皆違いますしイマイチ良い目安を見つけられずにいたのです。今回、それがとう
久しぶりの投稿となります。 みなさま、楽しくアコーディオン弾いてらっしゃいますか? 最近は対面レッスンを通して思いついたことを試すことが多く、こういった形でのアウトプットが少なくなってきていますが、先日久しぶりに「こういう説明は分かりやすいのかどうか」色々な人に聞いてみたいなと思うことがあったので、書いてみます。 アコーディオン弾きの永遠の課題「蛇腹」 蛇腹の開閉について、過去に3本の動画を公開しています。 最初が、vol.1「蛇腹は押す」 その次が、vol.21の「
蛇腹の押し方(開け)に続いて、「閉じ」編です。 開けに比べると難しいと感じる方が多いですね。 力の入れどころが分からないというのが最たる理由ではないでしょうか。 私も長年、どうやって教えれば適切な腕の使い方になるのか頭を悩ませてきましたが、最近はシンプルに「触れているところを押す」がいいなと思っています。 どこが触れているか。その感覚がないと難しいのかもしれませんが、そこは取り組む方々の注意深さに期待したいと思います。 なお、この「触れているところを押す」というのは、甲野陽
最近は単発レッスンに来られる方が増え、独学で取り組んでいる方の様子を拝見する機会が多いのですが やはり蛇腹の開け閉めが上手くできない方が多いという印象です。 ご本人は蛇腹よりも指に気が向いている場合も多いのですが、原因を探すと蛇腹なんだよなぁという感じ。 私がコロナ禍中に動画の投稿を始めて、最初の動画が「蛇腹は押す!」でした。 やはり「アコーディオン演奏の肝は『蛇腹』だよ」という思いが強く、だからこそ最初のテーマに「蛇腹」を選んだのですが、あれから3年が経ち、レッスンを通
蛇腹は横に開いていきますが、腕をそのイメージのまま使ってしまうとちょっと大変です。 試してもらうとわかると思いますが、腕を「真横」に開こうとすると、肘が伸びにくいはずです。蛇腹の開閉は、肘の曲げ伸ばしであることは何度か書いてきていますが、肘をスムーズに伸ばすには腕の動きは少し前の方がいいんです。 今回はレッスン中の動画を見ながら、解説していきます。 まずはレッスン初っ端の演奏から。(まだ何も指導していない状態です) かなり蛇腹を大きく開かなくてはいけない曲なのですが、音が
YouTubeチャンネルの登録者数が800人となりました! ありがとうございます! 最後のレッスン動画の更新がほぼ1年前なのが大変申し訳なく…正直に申し上げると、動画でお伝えできる内容はほぼ網羅したので、ネタがないのですね。 アコーディオン奏法についてお伝えすることは山ほどありますが、「動画で」となると話は別で、なかなか難しいのです。 さて、それでも少しは更新しなきゃ!ということで、先日のレッスンの様子を字幕付きでアップしてみました。 まずは、動画をご覧ください。 この時
久しぶりに、「???」となるようなアコーディオン奏法についての記事を書いていきたいと思います! きっかけは、このツイートでした。 鏡を見て練習していて、ふと思ったので(家着のまま)写真に撮って投稿したんですよね。 手首の「抜け」にチョップ(手刀)の考え方は使えそうだな、と早速レッスン生2名に試してもらいました。 そうしたら、色々見えてきたんですね〜。 新しいことがわかる時というのは、大体芋づる式に繋がってわかることが多いです。 まず生徒には「今から瓦を割るつもりで、グッと
アコーディオンレッスン記事第19回目です。 今回は、左小指について取り上げます。 少しアコーディオンが弾けるようになると、どうしても小指を使わないと弾けない場面が出てきたりします。 その時に問題になるのが、「小指がボタンに届かない」や「他のボタンも一緒に押してしまう」ということがあります。 その問題がなぜ起きるのか、ということと解決策をご紹介したいと思います。 さらに、身体の状態についても少し話していますので動画をぜひご覧くださいね。(動画は16分30秒) 楽器を立てる小指
はじめに動画公開から随分経ってしまいましたが、アコーディオンレッスン記事第18回目です。 今回は左のボタンの押し方について取り上げました。 「小さなボタンを押すだけ」なのですが、押し方次第で音が変わるんだよ〜ということがお伝えできればいいなと思います。 (動画は18分) ボタンをどうやって押す?まず初心者の方がやってしまいがちな押し方を見ていきましょう。 特に鍵盤楽器の経験がない方は、グッと力を入れてこんな風に押してしまいがちです。 第一関節がへこんでしまっていますよね
※全文を公開している投げ銭スタイルのnoteです。 この記事がお役に立ったら、ぜひページ下部のサポート(投げ銭)をお願いいたします。 はじめにnoteでアコーディオンレッスン第17回目です。 今回は練習環境に着目してみました。 皆さんは、普段どんな椅子で練習していますか? 譜面台は使っていますか? 椅子と譜面台。 このふたつは、とても大切です。 もしかしたら譜面台をお持ちでない方もいらっしゃるかもしれませんね。 そんな方には、ぜひこの記事または動画をご覧いただいて購入を
※全文を公開している投げ銭スタイルのnoteです。 この記事がお役に立ったら、ぜひページ下部のサポート(投げ銭)をお願いいたします。 はじめにnoteでアコーディオンレッスン第16回目です。 今回は蛇腹で付けるアクセント(>)について、その方法をご紹介します。 (動画は約8分) アクセントを付けるには蛇腹を速く押す音にアクセント(>)を付けようと思った時に、やってしまいがちなのが蛇腹を強く押すことですよね。アクセントが付いた音は大きくなるので、蛇腹を強く押して空気を多く入
※全文を公開している投げ銭スタイルのnoteです。 この記事がお役に立ったら、ぜひページ下部のサポート(投げ銭)をお願いいたします。 はじめにnoteでアコーディオンレッスン第15回目です。 今回は、表現方法のひとつである音をきれいに消す方法をご紹介します。 曲の最後や曲中のフェルマータなど、音をブチッと切れさせないで自然に減衰して消えてほしい場面ってありますよね。 そんな時に使えるテクニックです。(動画は約12分) 音がきれいに消えていくとはどういうこと?音がきれいに消
※全文を公開している投げ銭スタイルのnoteです。 この記事がお役に立ったら、ぜひページ下部のサポート(投げ銭)をお願いいたします。 はじめにnoteでアコーディオンレッスン第14回目です。 今回は弾きやすさに直結するベースバンドの長さと、そこにどのぐらい左腕を入れるのが良いかというテーマを取り上げてみます。(動画の長さは15分弱) まずベースバンドは長さ調節が可能ということをご存知ない方もいらっしゃるので、ご自身の楽器に調節金具が付いているかどうか確認してみてくださいね
4月末に拠点をさいたま市に移し、ようやく落ち着いてきましたのでアコーディオンレッスンを始めます。1回ごとにご予約いただく形のレッスンになりますので、ご都合に合わせて受けていただける教室です。 私の教室の特徴は、 姿勢を重視・・・とにかく身体が楽(ラク)でないといい音は鳴りませんし、楽しくないでしょう?身体の使い方には、かなり時間を割いてレッスンします。 座り方から取り組んでいただくこともあります。 自分で考える・感じとる・・・どう弾きたいですか?身体はどう感じてますか
※全文を公開している投げ銭スタイルのnoteです。 この記事がお役に立ったら、ぜひページ下部のサポート(投げ銭)をお願いいたします。 はじめにnoteでアコーディオンレッスン第13回目です。 今回は少し難しい蛇腹のテクニック「Bellows Shake(ベローズシェイク)」について取り上げていきたいと思います。 高速で蛇腹を動かして音に独特の効果を生むベローズシェイク、かっこいいですよね。ただ、身体には結構ハードな技術なので上手くできない・腕が疲れてしまって長くできないと
※全文を公開している投げ銭スタイルのnoteです。 この記事がお役に立ったら、ぜひページ下部のサポート(投げ銭)をお願いいたします。 はじめにnoteでアコーディオンレッスン第12回目です。 前回に引き続き「左手迷子問題」について、書いていきます。先日、5分という最短動画を先に公開しましたが、ここではもう少し深掘りして、左手が迷子になる最大の理由でもある「列からずれる」原因について探っていきたいと思います。 アコーディオンは左側が動きます。蛇腹の動きは真っ直ぐ水平ではない