2022年の組織のDiff
この記事はシン・アジャイル アドベントカレンダー12日目の記事です。
※諸事情により過去に遡っての投稿です。
さて、本日は2022年の組織のDiffということで、1年前と何がどう変わったのか?ということを振り返っていきたいと思います。
1年前からの変化
私の組織では、約1年前大幅な組織変更がありました。何がどう変わったかをざっくりまとめると、以下の通りです。
何があったのか?
ざっくりいうと、組織変更です。もともと既存事業をやりながら新しい事業を模索していた私の部門は、3年ほど前に「新規事業に専念せい!」とのお達しで、独立しました。その後2年ほどを経過し、再び新規事業+既存事業の組織となりました。なんでそんな事になったのかは、イマイチ腹落ちしていませんが、ざっくりいうと「バランス」という事なのかなと思います。
この1年間の振り返り
この1年間の組織を振り返ってみると、以下のような感じです。
よかったこと
①人の融通が利くようになった
組織の規模が大きくなったので、人的リソースの融通はききやすくなりました。「こっちのプロジェクトの人がたりないから、あっちから支援してもらおう!」みたいなことはやりやすくなったと思います。
②有休がとりやすくなった、残業が減った
これは組織変更と直接的に関係はありませんが、制度改革や社会的な風潮の後押しもあり、以前と比べ格段に有休はとりやすくなり、残業も減りました。ワークライフバランスという意味でも、よくなったなーと思います。
悪かったこと
①調整ごと・事務作業が増えた
組織の規模が大きくなったことで、必然的に調整ごと、事務作業が増えました。残業は減って総労働時間は減りましたが、仕事の中で「調整ごと・事務作業」が占める比率は増えたと思います。
②組織のアジリティが低下
①と関連しますが、やはり組織が大きくなるとアジリティは低下します。もともと高いとはいえない状態でしたが、悪化したという感じでしょうか。
個人的な感情としては
組織に所属している以上、組織変更はあって当然のことと思っています。しかし、今回の組織変更は個人的には、仕事の中で調整ごと・事務作業の比率が増えたこともあり、モチベーションダウン!って感じです。個人の状況変化をまとめるとざっくりまとめると、↓みたいな感じですね。
個人的な意見としては、労働時間が少なくなってもモチベーションが落ちたらなんだかなーと思いますし、一方で無駄に労働時間が多すぎるのも考え物なので、ようはバランスって事なんだと思います。で、今はバランスが悪いと。
組織の話
組織って、ホント不思議だなーと思います。
私は「あそこの組織はxxxだから・・・」というセリフが嫌いです。それって、多くの人に対して「組織」という枠組みでレッテルを張っていることになるので。しかし、やはり組織ごとのカルチャはあり、自分もその組織に身を置くと、だんだんとマインドすらも浸食されていくので、やはり「組織」というものの作り方というのは、非常に大事なんだと実感しています。
2023年はどうなるのか?
さて、では2023年はどうなるのでしょうか?
それは・・・・
全くわかりません!
過去最大級の不確実性の高さだと思います!(笑)
自分の今後も含めて、悩ましい日々を過ごしております。
ただ、何かしらの変化が起こることは間違いないのでしょう。
今できることは、変化に対し適応できるように、日々成長できるように努力するしかないのだ!と自分に言い聞かせ、毎日を生きておりますw
最後に・・・
この記事を書いて思うのは、1年というスパンで振り返るのもよいものですね。決められたスプリント期間をターゲットにした振り返りも大事ですが、「1年」という長いスパンで振り返るというのも大事だなと感じました。
いわゆる「むきなおり」ってやつでしょうか?
自分の1年の行動を振り返り、変化を起こす、コレ大事だなと改めて思いました。
来年も年末にやろー。
おしまい。