日記（135日目）あと2週、冷たい雨は、

【変】何となく日記、ただし、主テーマは再就職。・・書くことを続けたいので・・。

12月19日火曜、早朝からしとしとと雨。大晦日まであと2週切り、今年あと13日。テレビ番組欄も忠臣蔵（昔の再放送、当然）、、あぁ昼のテレビの娯楽系は、もう老人嗜好だ。年末の雰囲気もだ。
昨日の大寒波の零度に比べれば今朝は6,7度もある。ただし雨、冷たい雨だ。
近所に10匹弱ほどの中の一匹、ノラの黒猫が、晴れていれば逃げるはずが、冷たい雨では温もりが欲しいのか、鳴きながら寄ってくる、
冷たい雨は、距離を縮める。

7時前起床、昨日大げんかした嫁がいる居間へ。くすぶりながら出勤準備の嫁の、言うこと、言い方がまた気に触り、堪えきれず再噴火。嫁にすれば、雨の出勤前にキレられてさぞ気分も悪いことだろう。夫婦距離は縮まらない。
大人げない、取るに足らないことでだが、脳梗塞発症後、自分がかなりキレやすくなっているのが分かる。
老人のDVとか、突発的な犯罪とか、脳が引き起こす過ちは、他人事で無い。
しかし思い出すと腹が立つ。哀れな老人の自分が嫌になりそう。

いつもの日課のウォーキング、近所歩き。脳梗塞後遺症の自己リハビリ。
いつものコースを１週。今日の天気予報は一日中雨、今日は無理かなとストレッチだけやった。その後、雨が小降りになった9時過ぎに外に出た。
その雨の中で、黒猫との出逢い。立ち止まり、距離を詰めたが。。

所詮、野良猫。飼えるわけがない、野良猫も分かっている

雨が強くなりそうで家へ急ぐ。まだそれほど降ってないのは分かるのだが、冷たい雨に、その雨足の音にせき立てられると、自然な歩きとはかけ離れた動きの歩きになる。無意識の脱力の歩き、まだまだだ。

就職活動状況、いつもの日課のハローワーク募集ページチェック。
一昨日から視点を変えて、市内、パートタイムでも探す。
昨日、市内のハロワークの分所に相談に行こうと思ったが、気が乗らず今日に持ち越し。でもこの雨の中、（濡れて、それだけの為にガソリン使って）行くほどの緊急性はないか。それより、、
会計年度任用のパートの求人、一年契約の求人もいくつかある、まぁ今日は少し自宅で調べてみることにする。

昨晩は、嫁と喧嘩した後、自分の部屋に戻りジャズを聴きながら読書、
読んでいる間は落ち着く。
原田マハ氏、『異邦人（いりびと）』。
京都が舞台、アートミステリーっぽい現代小説、図書館で借りた本。
裕福な、一見幸せな若い夫婦、妻の妊娠。しかし原発事故が起こり2拠点生活、そして明らかになる複雑な生い立ち、すれ違う2人、人生が大きく動いていく。
何が幸せなのかを考えさせられる。その幸せに必要な味方、大事なのは、何を味方に付けるか、その順番、作法、思いの真っ直ぐさ。

今日は、図書館で借りてきた残りもう一冊を読んで、あす、返却ついでにハロワにいこう。それがいい。今日、冷たい雨は、家にいて静かに独り読書に限る。落ち着こう。

つづく（1211文字）