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今の気分、52ヘルツ  脳梗塞19ヶ月目

◇概要◇

2021年の本屋大賞堂々一位の物語だから、
途中まで暗いイメージだが、後半は一気に。すばらしい。私にとっての初・町田そのこ氏作品。タイトルがいいのだ。52ヘルツがキャッチーだ。

ワレンベルグ発症から幸運にも復帰し始める。一時は入院寝たきり(退職やむなし)。一年のブランク後、この4月から再就職し、社会復帰もぼちぼち。

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4月より役所の出先機関(とある施設)でのパート事務職員(公務員扱い、一年契約)となった私。
2022年大晦日に脳梗塞、寝たきりとなったが復活し、19ヶ月目の今。
ーーリンクーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はてなブログ・・「脳梗塞 ワレンベルグな日々」は、日々感じたこと
ワレンベルグのパート生活(脳梗塞の狂想曲)」は、この4月から始まったパート就職後の変化を綴っている。
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52ヘルツ・・の次は、紙の月、平行して南仏日記と巨泉氏の絵画本を読む

◇暑い日本、大雨災害の東北、そして妨害行為のパリ、◇

いよいよパリ五輪、開幕だが、不穏な空気。テロだとは言わないらしいが、いわゆる迷惑・妨害行為でまだ収まっているからまだ救われている?
熱波の日本は、またしても豪雨災害に見舞われ、犠牲者も。東北の大雨100年に一度より頻度低い「稀な」大雨。悲惨な状態だ。救われない命
いろんなニュースが飛び交う中で、自分の中で一番は、敦賀原発。再稼働の道がほぼ絶たれたとニュースが言っていた。活断層のほぼ真上の原発。能登の震災からまだ日も浅い、地震が来ても大丈夫だなどとは今は誰も信じない、別の志賀原発は冷却用の変圧器が被害を受けて修復に2年かかるらしいし。原子力のリスクをどこまで評価するか、意見は当然分かれる。
原子力規制委員会の今回の判断、政府挙げての再稼働の動きの中で、妨害行為なのだろうけど、今までに使ったお金は元に戻らないし。地域住民にとっては頭が痛いだろう?。

◇今の気分、52ヘルツ◇

52ヘルツの鯨の記録(鳴き声など)は こちらが詳しい。
自分のことだが、夏の高い青空と裏腹、うーーーっと、超、低く唸って深い暗い底で暮らしているかんじ。
物語のような、虐待やいじめを受けているわけでは無いが、孤独というか、最近、就職して社会との接点は出来たりしながら生活しているが、その仕事をもつ故に、社会構造、既存の枠組みにがっちりハマっていて、自由なようで自由でない重たい感じ。心が自由で無い感じ。
根本的に、稼ぎが低いこと、物価高、将来不安などなどにより何となく孤独感。いろんな制約、先行き不透明のなかで、生きている、自由が制限される中で暮らす、楽しみを見つける、それ自身は楽しめているのだが、結局のところ、自己満足であり、忍耐力とへこたれない体が残る孤独な遊び表彰式もメダルもない、孤独な遊びだ。
体も、後遺症は引きずっているが、働ける程に動く、その間はこの遊びもいいけど、このさきいつまで。。

すこし前の曲らしいが、いいんだなぁ

◇本の紹介◇

楽天ブックス

いわゆる家族や愛する人からの虐待を受けて暮らしてきた女性が逃げてきた土地で出会ったのは、虐待されている少年。その二人の物語。52ヘルツの孤独な鯨の鳴き声は、他の鯨にも誰にも届かないけど癒やされる二人。周囲の隣人の善意に救われる。

楽天ブックス

還暦手前、フランス語を話せない著者が自身の夢である南仏プロバンスで生活の物語(まだ読んでいる途中)。嫁さんは羨ましがるだろうな。こういう夢を叶えようと思ったら、相応の先立つモノと心の余裕がないと。

つづく

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