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ウメ子ちゃんの物語(5才8〜9ヶ月)

2017年9月19日

昨日、ウメ子ちゃんとふたりでお風呂に入っている時のことです。
ウメ子ちゃんが唐突に話し始めました。

ウメ子ちゃん「ウメ子、幼稚園でね、『一緒にあそぼー』って言って、おうちごっことかしたりしてMとかと遊んだりもするけど、一人で座ってるだけのこともあるんだ〜(笑)」

マツお母さん「ふ〜ん」

ウメ子ちゃん(両手の指を合わせて動かしながら)「座って、こうやって『シャカシャカ〜』って言って考えてたりするとね、先生が通りかかった時に、『ウメ子さん、何してるんですか?』って聞いたりするんだよ〜」

マツお母さん「あはは。そうなんだ。……楽しいの?」

ウメ子ちゃん「楽しいよ〜」

(おしまい)

マツお母さんはウメ子ちゃんの話を聞きながら、子育ちとは関係ないですけど、昔、小児科の先生に「群れる楽しさを教えてあげてくださいね」と言われたことが
なぜかふと思い出されたのでした。

特に意識して群れる楽しさを教えよう!とは思ってこなかったのですが、ウメ子ちゃんが一人でいるときなんかに、時々心にひっかかる言葉です。

ウメ子ちゃんはお友だちと遊ぶのも好きですが、一人で遊ぶことも好きみたいです。引っ込み思案なところもあれば、初めて会った子とすぐに打ち解けて遊んだりもします。

マツお母さんは幼稚園のお迎え後なんかもお母さんたちのおしゃべりの輪に積極的には入らずに、割と一人で座ってぼ〜っとウメ子ちゃんを見ていたりするんですが、そういうのもウメ子ちゃんに影響するのかもなぁ……なんて思っちゃいました。
集団行動ってあんまり得意な方じゃないんです。マツお母さん、学生時代は社交的なタイプの人に憧れましたねぇ。でも、結局は似たような気の合う人と一緒にいるのが楽なんですけどね。大人になった今は別にいいんですけど。

ウメ子ちゃんは「お母さんはSくんのお母さんとかKくんのお母さんと仲良しだよね。なんでなの?」なんて聞いてきたりします。

ウメ子ちゃんもクラスの中で「この子とこの子が好き!」って感じの、特別に仲良しのお友だちはいるみたいだし、お友だちに関して心配はしていないのですが、マツお母さんの子だなぁ〜……なんて思ったのでした。ま、一人きりの時間も楽しめたらいいよね。

日曜日の午後の散歩中、幼稚園の隣のクラスの女の子と公園で一緒になりました。
その子は小学生のお姉ちゃんと年中さんの弟と3人で来ていました。4人でお母さんごっこをして遊んでいるのを、マツお母さんは少し離れたベンチに座って見ていました。
16時過ぎ、小学生のお姉ちゃんが「帰るよ」と言って、下の子たちを引き連れて帰りました。

3人と別れた帰り道。

ウメ子ちゃんは「3人きょうだいって楽しそうだなぁ。ウメ子も増えたい」
と言っていました。

マツお母さんが「もうすぐ赤ちゃんが生まれるよ」と言うと、「ふたりきょうだいでもいいけどね」とウメ子ちゃんは言いました。

兄弟姉妹がいたら、自然と「群れる楽しさ」が味わえるものなのかもしれないですね。マツお母さんも妹と7つ年がはなれているし、一人っ子みたいな感じで育ってきたし、親の転勤で引っ越しもあったし、ウメ子ちゃんと境遇は似ているのかもしれません(^_^)


2017年10月3日 大きくなったら。

指示を出しても「やだ!」が多い、ウメ子ちゃん5才8ヶ月。

でも、時々指示を出していないのに、「お皿洗いやるよ〜。好きなんだよね〜」とか言って、踏み台を押してやってきたりします。「ウメ子が洗うから、お母さんは拭いてね」なんて言いながら、楽しそうにやっています。とっても丁寧です。本人やる気があるときの吸収力って違うんですよね。

お風呂も一人でお湯をためて、一人で入浴して出てくるようになりました。

もちろん、ピッとスイッチを押せばガスが自動的に設定温度のお湯を作ってくれて、レバーを押したら蛇口からお湯が出てくるお手軽なお風呂なんですけど、自動的には止まらないのでリビングと浴室をちょこちょこ往復して、浴槽に溜まったお湯の量を見に行ったりはしています。成長しているんですねぇ。

最近は、毎晩寝る前にマツお母さん(臨月)の足の裏を踏んでくれて、背中や肩や頭をマッサージしてくれます。体重も力加減もなかなか程よい感じで、本当にウメ子ちゃんの存在がありがたいなぁと思います。

今日はウメ子ちゃんが「大きくなったらクッキー屋さんになりたいな」と言っていて、マツお母さんも「いいねぇ。楽しみだなぁ」なんて話していました。

そんなことがあったものだから、マツお母さんはウメ子ちゃんにマッサージをしてもらいながら、「マッサージ屋さんもいいねぇ」なんて言ったのでした。
すると、ウメ子ちゃんに「マッサージ屋さんなんてあるの?!」と返されてしまいました。
マツお母さん、自分から言い出したくせに、「マッサージ屋さんなんてあるのかなぁ」ってトボけました(^_^;)

世の中にはいろんな仕事があるってこと、まだまだ知らないんだよねぇ。どんな大人になるのかなぁ。

今日は市から書類が届きまして、「指定の小学校以外の学校に入学希望の人は申請をしてください」……という内容のお便りでした。

そして、「学校の十分な情報が得られるように、見学できる日を小学校ごとに設けてあります。HP等で確認してください」とあったので、確認したところ……。終わってるじゃん!!!

9月の頭にあった授業参観日、一般の人も見学可能だったみたいです。知らなかった〜〜。HPで公開してあったとしても、気づかないでしょ。情報の伝達の仕方が残念すぎます。

あと残す学校公開日は、10月の運動会と12月の音楽発表会。これは去年も一昨年もウメ子ちゃん連れて見に行ったことがあるし、どうせなら授業参観がしたかった……と、マツお母さんがっくりです。まぁ、来年入学してから見ていくことにしましょうか。

2017年10月11日 マツお母さんの誕生日

今週はウメ子ちゃん、幼稚園の「秋休み」でずっと家にいます。タケお父さんも出産に備えて、休暇をもらっています。珍しく3人とも何にも予定がないのです。(あ、マツお母さんは健診があったりしますが…)

昨日はマツお母さんの誕生日でした。

前からウメ子ちゃんが希望していた、「近所の公園でピクニック」をしました。

ちらし寿司のお弁当とレジャーシートと魚取りの網やら自転車やらカイトやら色々持って、徒歩3分のところにある公園へ。

ウメ子ちゃんは裸足になって木登りしたり、池で魚をとったり、自転車に乗ったり、レジャーシートに寝っ転がったりして、毎日来て遊んでいる公園を満喫していました。おやつはウメ子ちゃんが作ってくれた「赤ちゃんクッキー」をいただきました。

晩ごはんの食後には、ウメ子ちゃんがデコレーションしてくれたケーキを食べました。外はまだ明るかったのですが、ウメ子ちゃんは部屋中のカーテンを閉めたりして演出してくれました。マツお母さんが焼いたバナナとココアのケーキにウメ子ちゃんがクリームをのせたいというので、急遽水切りヨーグルトを絞ってもらったのですが、なんだかマヨネーズだらけみたいな見た目になりました(笑)。自作の蜜蝋キャンドルをウメ子ちゃんに5本さしてもらいました。

ウメ子ちゃんからは折り紙で作った首から下げるメダルとお手紙と海水浴に行っている絵をもらいました。マツお母さんが台所にいる間に「お母さんは見ないでね!」と言いながら用意していました。絵には『305(さんじゅう・ご)さいめでとう』と書いてありました。

タケお父さんが「さんびゃくごさい〜〜」と笑うので、ウメ子ちゃんは「さんじゅうごさいだよ!どうしてさんびゃくごさいが気になるのっ!!」と憤慨していました。
タケお父さんは「気になるでしょ〜」とまた笑っていました。

おばあちゃんへの誕生日カードには『603(ろくじゅう・さんさ)いおめでとう』って書いていたもんね〜。

大事にしたいと思います(^_^)

餃子もずいぶん上手に包めるようになりました。家族3人で60個包みました。ウメ子ちゃん、皮をまる〜く綿棒で伸ばして具がはみ出ないように包んでいます。

「ウメ子のが一番美味しいんだよね〜」と言っていました。ウメ子ちゃんのは具が少なめですが、それもまた美味しいです。

〜〜〜

赤ちゃんの出産予定日もマツお母さんの誕生日と同じく昨日だったのですが、まだ産まれていません。ウメ子ちゃんも予定日を3日過ぎて産まれてきたし、のんびりさんなのかもしれませんね。しばらく3人水入らずの貴重なひと時を楽しみたいと思います。毎日ドキドキですが……(^_^)


2017年10月17日 フリーマーケットで自転車をゲットする。

ウメ子ちゃんが3才8ヶ月のとき、タケお父さんが「へんしんバイク」を買いました。

「へんしんバイク」は、最初はペダル無しで乗って、慣れてきたらペダルを装着して自転車として使えます。平衡感覚をつかみやすいようで、何にも教えないのにペダルをつけたらその日のうちに自転車に乗れるようになっていました。

最近はその「へんしんバイク」のサイズがウメ子ちゃん(5才9ヶ月)の身体に合わなくなってきました。対象年齢は3才〜6才ということですが、体格にもよりますしね。ハンドルに膝がくっつきそうで、とてもこぎにくそうです。

タケお父さんは「早く新しいのを買ってあげたい!」と言っていて、車で出かけるたびにリサイクルショップを覗いたり、スポーツ用品店をのぞいたりしていました。

マツお母さんの方は、もともと自転車で遠出することもなくて、そんなに頻繁には使っていなかったので、新しい自転車を買うにしても6才の誕生日を待つかもしくは、小学生にあがってからでいいかなぁ……と考えていました。

3人で話し合って、6才の誕生日プレゼントでもいいねってことになっていました。

ついこの間の日曜日、近所の公園でお祭りがあったのでウメ子ちゃんとタケお父さんとマツお母さんは歩いて行ってきました。そこでフリーマーケットもやっていました。

3人でフリマコーナーを回っていたら、家族で出店しているところにちょうど子ども用の自転車がおいてあったのです。

早速タケお父さんがサドルを低くして、ウメ子ちゃんに試乗させてみるとなんとか乗れていました。その自転車は、元々買おうと思ってお店でみたいたものよりは大きめでしたが、ウメ子ちゃんも「これがいい!」と言っていて、その場で買うことになりました。1500円でした。
(タケお父さんが買う予定だったのは、スポーツ用品店で数万円するブランドものの自転車だったのでした^_^;マツお母さんはあまり乗り気ではなかったですけど…)

お店番をしていたのが、その自転車を使っていた小学生くらいのお姉ちゃんで、マツお母さんがお金を渡すと「ありがとうございます。これ、オマケのプレゼントだよ」と言って、ウメ子ちゃんにピンク色のヘアピンを渡してくれました。

6段切り替えもついていて、カゴやライトも付いていて、鍵にはウサギのキーホルダーがついています。かなりサビ付いていましたが、車体にラメが入っていて花やハートのステッカーがついていてウメ子ちゃんは「キラキラでかわいいね〜」とか言っていました。3人で「ラッキーだったね〜♪」と言いながら自宅に帰り、空気を入れてタイヤの虫ゴムを交換しました。

〜〜〜

買った日の午後、新しい自転車に慣れるように、タケお父さんとウメ子ちゃんは近所の公園まで練習しに行っていました。大きい自転車は車体が重たいようで、午前中はちょくちょくバランスを崩して転んでいたのでした。

裏のマンションに住んでいるTくんもたまたま自転車で遊びに来ていて、ウメ子ちゃんとTくんは自転車で公園内をぐるぐる走り回ったようでした。

その日の夜。
ウメ子ちゃんが眠ってからのタケお父さんとマツお母さんでの会話です。

タケお父さん「Tも自転車に乗ってきてたんだけど、ウメ子の自転車より小さかったよ。Tがウメ子の自転車に乗ったら、地面にべったり足もつくし、ブレーキも両手でキキーッって感じなんだよね。(※Tくんは幼稚園の中でも一番身長が高い男の子なのです)ウメ子、Tと乗ってて随分速くこげるようになったし、一回もこけてなかったわ。……それより、Tが『なんで今日買ったばっかりなのにこんなボロボロなん?!』って、ハッキリ言うんだよ。ウメ子はボロボロなのに気づいてて言わないのか、単に気づいていないのかわからないけど、サビサビなことは何にも言わないで乗ってるから、なんかウメ子が愛おしくなったわ……」

マツお母さん「わかるわ〜。ウメ子ちゃんの服ってもらいものばっかりでヨレヨレなんだけど、本人喜んで着てるの見てると、『あぁ、ウメ子ぉぉ〜〜』って愛おしくなるんだよねぇ、ほんと。まぁ、いつか『こんなの着たくない』って言う時がくるのかもねぇ」

昨日も幼稚園のお迎えの後に1時間ほど裸足になってお友だちと遊んで帰った後、
自転車でまた公園に向かいました。なんだかとっても嬉しいみたいです。

マツお母さんはせめても……と、鍵についているウサギのキーホルダーをアルコールで拭いて綺麗にしました。薄汚れていたのが白くなりました。あとはサビ取り剤を買ってきて、できる限り磨いてあげようかなと思います。サビ取りも3人でやったら楽しいかもしれないですね(^_^)

フリーマーケットは月に2回やっているみたいなので、これからもちょこちょこ覗いてみようかなと思いました。ウメ子ちゃんとお金の練習をするのにもよさそうです。

〜〜〜

ちなみに、出産予定日は1週間超えて41週目に入りました。ここまできたら、10月19日の遠足が終わってからだとありがたいなぁと思っているマツお母さん。42週をすぎると助産院で産めなくなっちゃうんですけどね。微妙なところです。




「子育ち」という育児方法をどんな親でも使える形で表現したいと思っています(^_^)