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ウメ子ちゃんの物語(5才6ヶ月)

2017年7月10日

お隣の家にRくんという1才8ヶ月の男の子が住んでいます。

わが家は基本的に、玄関を開けっ放しにしているので、Rくんがうちの玄関の中まで入ってきていることもよくあるし、ウメ子ちゃんが外に出て、Rくんと遊んでいることもよくあります。

昨日のことです。

マツお母さんはウメ子ちゃんとふたりで朝ごはんを食べた後、どうしても眠たくて布団に横になり、珍しく二度寝してしまいました。

ふと目を覚ますと、ウメ子ちゃんはバッチリ着替えていて、「お母さん!お母さん!Rくんとこ、赤ちゃん生まれてたよ!」と言いました。

「先週の月曜日に生まれたんだって。足とか手がこ〜んなにちっちゃかったよ!
名前、Mっていうんだって。Mばっかりだねぇ! (※幼稚園の親友と上の階に住む2才の子と同じ名前でした)髪の毛はこれくらい生えてたよ。Rくんよりも可愛かったよ。ウメ子、抱っこさせてもらったんだよ〜!」と、にこにこしていました。

タケお父さん「お母さんとお父さんが寝ている間に、ウメ子ちゃんは取材に行ってたんだね」

ウメ子ちゃん「お父さんとお母さんは寝てるって言ったら、Rくんのお母さんが笑ってたよ〜〜」

マツお母さん「Rくんのお母さん、笑ってたか〜」

あぁ、恥ずかしい(^_^;)

でも、タケお父さんの言う通り、本当に取材みたいですね。今回のことだけではなくて、幼稚園であった出来事などでも「お母さん!お母さん!」と言って、ウメ子ちゃんはいろいろと教えてくれます。

〜〜〜

お隣さん。いつも21時とか22時になっても、ドタドタドタ……!ドタドタドタ……!って物音が聞こえてきます。おそらく、Rくんが走り回っているのではないかと思われます。

Rくんのお母さんとは育児の話はまったくしないのですが、夜更かしだなぁ……って、マツお母さんは心の中で余計なことを思っています(^_^;)

お隣さんからは、親がふたりして朝寝坊でウメ子ちゃんを野放しにしてるなんて……って思われていたりして(笑)。

今は隣におじいちゃんおばあちゃんが来ているし、お母さんは生まれたばかりのMちゃんとべったりかな。生まれたばかりのMちゃんに会えるの、マツお母さんも楽しみです。


2017年7月12日

先週の土曜日は幼稚園の夏祭りでした。
ウメ子ちゃんはおばあちゃんが送ってくれたキティちゃんの浴衣を着て行きました。

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一番仲良しのMちゃんとかき氷。屋外ではなくて、小学校の体育館だったのがマツお母さん的にはちょっと残念でした。

夏祭りのお店のやり取りは現金ではなくて、あらかじめ購入しておいたチケットでしたが、あひるすくいやくじ引きなどのゲームをして駄おもちゃや駄菓子をもらったり、かき氷やドーナツと交換したりして楽しみました。
食べ物もいろいろあったようですが、おにぎりを家で作って持って行きました。
ウメ子ちゃんは「焼きそばを食べてみたかった」と帰ってから言っていました。
焼きそばのチケット、買っときゃよかったかな……(^_^;)

16時から始まって、ごはんも食べて、盆踊りを踊って、18時半には家に帰りつきました。

マツお母さんが帰ってすぐお風呂に入ろうとしたら、ウメ子ちゃんに「先に絵本でしょ?!」と言われました。こんな日でもしっかり「日課」のウメ子ちゃんでした。

〜〜〜

夏祭りの間、ウメ子ちゃんはクラスで一番仲良しのMちゃん(6才2ヶ月)とずっと一緒に行動していました。ちなみに、Mちゃんとは2年連続同じクラスで、去年の夏祭りも一緒でした。(紛らわしいですが、以前書いた「Mちゃんのお母さん」のMちゃんとは別のMちゃんです^^;)

ウメ子ちゃんは4種類のゲームをするのも全部Mちゃんと同じ順番で回りたがり、
Mちゃんが「あひるすくいからする!」と選べば、ウメ子ちゃんも「ウメ子もあひるすくい!」と言ってそれに従っていました。
景品の駄おもちゃを選ぶのも、Mちゃんが選んだものを確認してから同じ物にしていました。

マツお母さんにはそれが、ちょっとだけ面白くないな……って感じたのです。
なんでもかんでもMちゃんMちゃんで、ちょっとは自分で決めたらいいのに!って心の中で思ってしまいました。

本人には言いませんでしたが、お祭りに遅れてきたタケお父さんにはウメ子ちゃんの様子をこそっと話しました。

「ウメ子ちゃんってこういう時、自分から決めて行くタイプじゃないんだよね」
とマツお母さんが言うと、タケお父さんも「俺もそういうタイプじゃなかったわ」と。そう言うマツお母さんも子ども時代は誰かについて行くタイプだったのでした。

「俺もマツちゃんもそういうタイプじゃないし、人が集まるとこで率先して動くようなところをウメ子ちゃんに見せてないから、ウメ子ちゃんがこうなるのも仕方ないんじゃない?」とタケお父さん。

そうか〜。一理あり。

でも、ウメ子ちゃんが「自分がない子」か……というとそんなことはなく。
マツお母さんとふたりで散歩している時なんかは、マツお母さんに指示を出すくらいで、一緒にいるお友だちでもこの子にはついて行くけど、この子には「こっち来て!!」とかって強気に出たりするのがあるみたいです。
そういう順位的なの、子の世界をのぞいてると見えてきますねぇ。年下の子といる時にはお姉さん風吹かせてみたり(笑)。

なんでもかんでもMちゃんと一緒か〜って、もやもやしていたマツお母さんでしたが、小学校にあがっていくにつれて、他の子の真似ばかりする子って嫌われるんじゃないかな……っていう心配が、マツお母さんの中にあるってことに気づきました。でも、先回りして心配しても仕方ないですからね (^_^;)

夏祭りが終わる頃には、5才6ヶ月のウメ子ちゃんは自分で決められないってことではなくて、「Mちゃんと一緒にしたい!同じようにしたい!」っていう強いこだわりがあるんだよねって、マツお母さんも思えるようになりました。ウメ子ちゃん、Mちゃんのこと大好きですからね。真似をすることで成長しているのですし。

ランドセルの色を隣のマンションに住む小学3年生のYちゃんのと同じのにしたい!!っていうのと似てるかな……。

子のありのままを受け止めようとすると、マツお母さんの中の思いと時々衝突することがあって、苦しいと感じることもあります(一時的ですが)。

〜〜〜

ウメ子ちゃんの後日談。

ウメ子ちゃんは夏祭りの景品で選んだ苺モチーフのピンク色の指輪を見ながら、
「やっぱりウサギのにしたらよかったな〜」と言っていました。

マツお母さん「ウサギのにしたらよかったね〜」

ウメ子ちゃん「苺もかわいいけど、うさぎもかわいかったんだよね。Mと同じのじゃなくて、ウサギのにしたらよかった〜」

ウメ子ちゃんに真似で返しながら、マツお母さんが心配してあれこれ言うよりも、
ウメ子ちゃん本人が色々と経験して自分で気づいていくことの方が大事だよなぁって改めて思いました。
幼稚園という集団に身を置くようになって、まだ1年と3ヶ月しか経ってないんですからね。やっぱり本人には何も言わなくって正解 (^_^)真似で返すのが一番ですね。

2017年7月26日

ウメ子ちゃん(5才6ヶ月)の日課を書き出してみました。

日課の夏休みバージョンです。明るいからロウソクとかつけていません。入浴中も電気をつけなくても窓からの自然光で十分なのがありがたいです。

〜〜〜

布団に入って「おはなし」(その日の物語を語る) … 19時頃

就寝 … 19時半頃

起床 … 6時頃

朝食と昼食の用意(土鍋でお米を炊くなど)
朝食 … 7時前後
皿洗い

水浴び(お風呂の残り湯を使用)・着替え

気が向いたら、近所の公園でラジオ体操  平日7時〜

洗濯・洗濯物干し … 8時半頃
(トータルで1時間はかかります。二層式洗濯機なので、全自動と違って、手がかかるのです。さらにすすぎをお風呂場でやるとか、無駄に手間をかけているマツお母さん…。子育ちより、電気代・水道代の節約に力を注いでいます・笑)

布団の片付け
散歩 … 10時〜11時半頃

昼食 … 12時
皿洗い

水浴び・着替え
昼寝 
アイロンがけ・掃除など

おやつ … 14時
夕食の用意
散歩(時々、帰りに買い物へ) … 15時〜16時過ぎ

夕食 … 17時
皿洗い
洗濯物をとりこむ・たたむ・布団を敷く
お風呂の用意

絵本 … 18時頃

入浴 … 18時過ぎ頃
(髪を乾かす・歯の仕上げ磨き)

布団へ … 19時

〜〜〜

夏休みに入ってから、日課(行為の流れ)は安定していますが、時間に関してはところどころいい加減です(^_^;)

昨日もお友だちと公園でバッタリ会って、なかなか帰れずに18時まで残ったりとか…。でも、19時半には寝ていました。
ウメ子ちゃんだけさっと入浴させて、マツお母さんはウメ子ちゃんが寝たあとで入浴したり、ちょこちょこ変えた上での19時半就寝です。

同じ幼稚園の子たちの多くは夏期保育を利用していて、夏休みではないんですよね。だから、年長さんだけでも100人くらいいるのに、幼稚園のお友だちとはほとんど会わないんです。

幼稚園の前では会いますけどね。フェンス越しに「ウメ子〜!なんでいるの?あ、夏休みなんでしょ?」って声をかけられたりします。

ありがたいのは去年近所に引っ越してきたSくん(5才3ヶ月)の存在です。Sくんのお母さんとは子育ち&どんぐりのお話ができるし、ウメ子ちゃんとSくんは毎日のように近所の公園で会ってセミ捕りしています(^_^)

去年、帰省している間にわが家の魚の水槽を預かってもらったAくん(5才1ヶ月)のお母さんともよく会います。公園でしか会ったことがありませんが、ウメ子ちゃんとAくんは仲良しです。去年の日記を見返してみても、Aくんと遊んだことばかり書いてありました。

近所に小さい子はたくさんいるはずなのに、頻繁に出会う子ってものすご〜く少ないです。毎日毎日同じ公園に出てくるお母さんってなかなかいないようです。そもそも、外で遊んでいる子自体が少ないような気がします。

朝のラジオ体操に行くと、200人くらいの子たちに会えるのですけど、昼間の公園は10人くらいしかいないですね。夕方近く、涼しくなってくると、夏期保育の園児たちや学童の小学生たちが先生に連れられてわらわらと出てきますが。

〜〜〜

生活の指示に関しては、相変わらずウメ子ちゃん好きなことしかやらないです。

「今日はパンを作りたい〜♪」と言って、『ぼくのぱん わたしのぱん』という絵本を見ながらパン作りをしたり、「チャーハン作るとこ見たかったんだよね〜」と言って、踏み台からマツお母さんが料理するのを見ているだけだったのが、結局炒めてみたり…なんとことはありますが、お米を炊くというような日々のルーチンワークと化しているような行為に関しては、ほとんど見向きもしません。

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でも、幼稚園があるときと比べると格段に指示が通りやすいかな。布団を敷いたり、洗濯物をたたんで棚に戻したり、割とやっている方なのかもしれません。

マツお母さんが台所から少し離れて「ウメ子ちゃん、ごはんの火消して〜」とか頼むと、台所までさっと行ってガスの火を止めてくれますが。身軽に動いてくれる時もあるので、その点はありがたいです。

洗濯にしても掃除にしても、マツお母さんがウメ子ちゃんに指示を出すと「もう!ウメ子にいっぱいやらせないで!!」と怒ってくることもあれば、「やらな〜〜い」と軽くスルーすることもあります。時々機嫌良くやることもあったりで、ほんと気分次第ですね。

今日は、マツお母さんが「お皿下げてください〜」と言ったら、ウメ子ちゃんは「もうっ、やだ!」と言いつつ、全部のお皿を下げてくれて、「お母さんのもやっといたよっ!」って語気強めに言ってました。「わ〜、お母さんのもやってくれたんだね。ありがとう〜!」の一言で、結構機嫌良くなったりします(^_^;)

夏休みなので、普段あまり一緒にやっていないような、ベランダとか玄関前の掃除とか、クローゼットの中の物の整理とか指示出しすると、「ウメ子は頑張りちゃんだから〜♪」とか言いながら、結構喜んでやってくれたりします。
「いつも同じこと」よりも「新しいこと」を求めている部分があるのかもしれないですね。毎日どこか1か所決めて掃除するようにしています(^_^)指示のバージョンアップみたいなものでしょうか。

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☆ウメ子ちゃんの物語(5才0ヶ月)にも過去の日課があります。 読み返してみましたが、年長さんになってからはお迎えからの流れが変わってきています(^_^;)

〜〜〜

ここ数日、ウメ子ちゃんはやたら「お母さん来てー!」って呼ぶし、だらだら怠け者モードだなぁと思っていましたが、夜中に発熱したりして本調子ではなさそう……。

熱とか出ていて、「今日はおうちに居ようよ」とかマツお母さんが言っても、ウメ子ちゃんは「やだ!!絶対に外に行く!」とかって、断固として散歩に行こうとします。本当に無理そうなときは布団に転がるんでしょうけど。

遠藤さんが「子育ちっ子は自分の身体のことが良くわかるから、学校でも休むときは休むし、無理して行かないから、他人に病気をうつしたりするなどの迷惑をかけない」と、言っていたことがあるけれど、ちょっとこれはマツお母さん疑わしい目で見ています(^_^;)

無理はしないとは思うのですが、ウメ子ちゃんはなんらかのウイルスを保有していたとしても、自分が元気だと思ったら絶対に行きたい!!って言い張るんじゃないかなと思っていて……。まぁ、そういう場合でも、真似で返して指示を出せばいい話なのか(インフルエンザとかだったら、強制になるのか)。

今日はマツお母さんの通っているヨガ教室に連れていく予定だったのですけど、
マツお母さんの判断でやめておきました。ウメ子ちゃんは「ヨガに行きたかった〜」とぼろぼろ泣いていました。本当は家で大人しくしていた方がいいんじゃないかなって思ったのですが、ウメ子ちゃんが「セミを触りたい!!一人で行っちゃうからね!」と言い張るので、結局ふたりでセミ捕りに出かけました。
15時とかまだまだ暑い時間帯に公園にいても、そんなに人と会わないですからね。

タケお父さんは出張でいないし、妊婦検診も二人で行かなきゃいけないし、週末には帰省する予定だから、ウメ子ちゃんがダウンするとマツお母さん参ります……。
明日は小児科に行ってきます。

「子育ち」という育児方法をどんな親でも使える形で表現したいと思っています(^_^)