見出し画像

ウメ子ちゃんの物語(3才3ヶ月)

2015年4月9日 飴をもらいました。

昨日は朝から雨で、と〜〜っても寒い1日でした。マツお母さん、寒すぎてじんましんが出ました。寒冷じんましんというみたいです。そんな日も、散歩に出かけます。

傘を持って、マンションの階段を降りていたら、掃除のおばちゃんに会いました。
毎週挨拶して立ち話するのですっかり仲良しさんです。

ウメ子ちゃんとマツお母さん「こんにちは〜」

おばちゃんはウメ子ちゃんを見ると、「こんにちは。そうそう。作ったのよ」と言って、1階まで降りていきました。

管理室から出てきたおばちゃんは、「これあげるね」と、巾着袋をウメ子ちゃんに渡してくれました。
ピンクのハートがいっぱいついた柄で、紐の部分はピンク糸の太めの木綿糸で編んでありました。
中には飴が5つ入っていました。

ウメ子ちゃんは午後の散歩も持ち歩き、出会う人出会う人に「おばちゃんからもらったんだ〜」と言って、見せていました。

散歩から家に帰ると、ウメ子ちゃんは「これ、ぜーんぶウメ子ちゃんの!」と言いながら、1個ずつ取り出して見ては眺めました。

マツお母さん「お鍋に入れておくすり作ろうよ」

ウメ子ちゃん「やだ!そのまま食べたい!」

「やだね〜。そのまま食べたいね〜」と言って、鍋をさし出すマツお母さん。何度かこのやり取りをくりかえしました。

ウメ子ちゃんは袋の中から飴を取り出し、「そのまま食べたい〜」と言って飴を見ました。
マツお母さんの方を見つめながら、指先につまんだ飴をちょっとずつ口に近づけて、ペロッと舐めてから、コロンと鍋の中に飴玉を入れました。

マツお母さんはそこにお水を注ぎ、少しだけ火にかけます。
ウメ子ちゃんは踏み台に登って「みせてみせて〜」とのぞきこみました。

だいたい、ここまでお昼寝前にやっておくと、飴は余熱で溶けていきます。

ウメ子ちゃんが目を覚まし、「おくすりつくろ〜」と台所にやってきました。

葛粉を入れてまた火にかけて練って、飴湯にするのです。

ウメ子ちゃんは「おとうさんのおくすり」と呼んでいるシナモンを引き出しから出して、器に取り分けた飴湯にたっぷりかけました。

「おかあさんのぶんは?」と聞くので、鍋に残ったのを器に入れると、そこにもシナモンをかけてくれました。

ちゃぶ台に運び、ふたりでスプーンですくって食べました。

(おしまい)

外は寒かったけど、おばちゃんの親切に触れて心は温まりました(^_^)

2日前は、下の階のおじいちゃんとご挨拶。「桜の前で写真を撮ってあげるよ」とウメ子ちゃんとマツお母さんの写真を撮ってくれました。「10日後くらいに印刷したのをあげるね」と言ってくれました。

別の階のおばちゃんもいつも会うたびに、カバンの中から飴をだしてくれます。飴玉は、普通になめさせてもよかったのかもしれませんね。マツお母さんが変なこだわりを出してしまって・・(^_^;) ウメ子ちゃん、ごめんね。

マンションの人たちから良くしてもらっています。日課の散歩のおかげだなぁと思います。

2015年4月11日 昼寝をしない時

子どもが昼寝しているときって、親にとっては休息の時間でもありますよね。

家で昼寝してくれると、その間にいろんなことができるので助かります。
残った家事をしたり、おもちゃ空間を片付けたり。
マツお母さんにとっては、パソコンに向かえる貴重な時間だったりもします。

昼寝については前にも書いたので、繰り返しになりますが、布団を敷くなど家の中で寝る環境を整え、「横になってね。(眠らなくてもいいから)」という指示をとにかく出すことが大事なようです。

寝ようが寝まいが、指示を出すのが親の役目なので、「うちの子寝ないんです」
なんてのは、ナンセンス。

寝るかどうかを子の意識(頭)に聞くのではなく、身体と魂に聞くのです。
頭では寝たくないと思っていても、体や魂が寝たければ、眠ってしまうものらしいです。

横になったとしても、眠るとは限らないんですよね。

マツお母さんはウメ子ちゃんを寝かしつけながら、(ウメ子ちゃんが寝たらあれやって〜、これやって〜…)と頭の中でぐるぐる考えていることが多々あります。

ウメ子ちゃんが「もうおきる」と言って、眠らずに布団からむくっと起き上がると、ガックリ。
パソコン仕事が〆切過ぎていたりすると、(あ〜もうっ!なんでっ?!)って思ったり・・・(^_^;

でも、最近はラッキー♪って思えるようになりました。

マツお母さんは晩ごはんの支度を最初から最後まで全部ウメ子ちゃんと一緒にやろうとは思っていません。
普段は昼寝中にだいたい準備しちゃっています。ウメ子ちゃんには後でこれをやってもらおうかな〜、なんて考えながら。

だからこそ、昼寝で眠らないときこそ、いろんな家事を見せたり指示を出したりするチャンスだなって思うようになりました。
ウメ子ちゃんは気が向いたときしかやらないんですけど、なんとなく何をしているか見ているんですよね。

昨日の午後はこんな感じでした。

〜〜〜

ウメ子ちゃんとマツお母さんは布団に横になってしばらくごろごろしていましたが、ウメ子ちゃんは眠らないまま、「おきようよ」と言って、立ち上がりました。

マツお母さん「おきようか」と言って、台所へ。
ウメ子ちゃんは「おやつ食べる」と言いました。
おやつの時間には早かったので、夏みかんを4房お皿に乗せてあげました。

マツお母さんは人参や里芋を流しに置いて、ウメ子ちゃんに「エプロンつけてくださ〜い」と言いました。

ウメ子ちゃんは「は〜い」とエプロンと三角巾を自分でつけ、踏み台にのぼりました。

つい先日、近所の金物屋さんでウメ子ちゃん専用のタワシ(亀の子束子)を新調したところでした。

マツお母さんは中ぐらいのタワシ、ウメ子ちゃんは小さいタワシで、野菜の泥を落としました。

ウメ子ちゃんは「どうやってやるの?」「おかーさんのと、こーかんして」「あっ、しろいのでてきたよ」とか言っていました。
マツお母さんが包丁で皮をむきだすと、「ウメ子ちゃんもほうちょう!」と言うので、「スプーンでやろうか」とマツお母さんはスプーンを2本用意。
スプーンを使って里芋の皮を削ることにしました。

最初は、熱心に里芋をゴシゴシやっていたウメ子ちゃん。

途中から「あとはおかーさんやって」と言って、エプロンも三角巾も脱いでぽーいと床に放って、おもちゃ空間へ入ってままごと始めていました…。

マツお母さんが「人参切ってください」と言うと、ウメ子ちゃんはクマのぬいぐるみを乗せたベビーカーを押しながら、「きらないです〜」と断りました。

その後、ウメ子ちゃんは机上空間からモザイクセットを持ってきて、マツお母さんのすぐ後ろの床に座り込んでプスプスとさしていました。

マツお母さんは一人で下ごしらえを終わらせ、ウメ子ちゃんはおやつに焼いたお餅を食べて、お散歩へ。雨でしたが誰もいない公園で遊びました。

(おしまい)

〜〜〜

おやつは2回しなくてもよかったんですけどね。昼寝しなかったときは、いつもより早めに晩ごはんを食べ始め、行為の流れ、順番は変えずに少しずつ時間を早めて
いつもより早めに布団に入れるようにしています。

昨日は19時より前に布団に入りましたが、マツお母さんがお話して子守唄をうたっていると、ウメ子ちゃんは横であくびを連発。すぐに眠りについたのでした。

2015年4月12日 初めてのボードゲーム

2月の子育ち講座の時に、遠藤さんから「キンダーメモリー」と「果樹園ゲーム」を購入しました。

マツお母さんが「ウメ子ちゃんにはまだ早いかなと思うんですけど…」と言いながら遠藤さんのところに持っていくと、「3才でしょ?早くないですよ!」と言われてしまったのでした(^_^;

今日は、タケお父さんの家族がうちにやってきました。

みんなでご飯を食べて、ゲーム大会。
ウメ子ちゃんは、「えんどうさんからもらったんだ〜」とみんなに紹介していました。

普段「キンダーメモリー」は、枚数を選んで机上空間に置いているのですが、ウメ子ちゃんいつも絵柄を見るだけだったり、「クッキーだよ」と言って、おままごとの材料にしたり、「おかあさんおはなしして」と言って、マツお母さんのところに持ってきたりしています。

今回はじめて、本来(?)の使い方である神経衰弱としてやってみたところ…

なんの、なんの。ウメ子ちゃんいきなり参加でしたが、結構取るじゃないの〜〜〜。

大人側の感想は、キンダーメモリーは「これ、おもしろいね!」、果樹園ゲームは「あんまりハラハラしないね…」とのことでした〜〜。

画像1


キンダーメモリー(Kindermemory)

画像2


果樹園ゲーム(Obstgarten)

2015年4月13日 アイロンをかけるとき。

おととい、お昼寝しなかった(横になったけど眠らなかった)ときのことです。

ウメ子ちゃんは机上空間の机のところで、折り紙をハサミで切っていました。

マツお母さんがアイロンの準備をしていると、ウメ子ちゃんは「ウメ子ちゃんがみえるようにね」と言いました。

マツお母さんはウメ子ちゃんが見えるように、机上空間の方を向くようにアイロン台を置いて座りました。

ウメ子ちゃんはハサミで折り紙を丸く切り取り、糊をつけて指先にまきつけては、「いたいんだ〜」と言っていました。
両手の指10本ともに巻きつけると、「ガオ〜〜!ガオ〜〜〜!」とマツお母さんに手を広げて見せ、「なおった。なおった」と言って、折り紙をぺりぺりとはがしていきました。

ウメ子ちゃんは全部の折り紙をはがすと「おしまいっ」と言って立ち上がり、マツお母さんの方を向いて、「さんぽにいこう!」と言いました。

マツお母さんは「このシャツ終わったら散歩に行こうね。のりのフタしめてくださ〜い。ハサミを元に戻してくださ〜い。」と言いました。

ウメ子ちゃん「は〜い。のりはここで〜、ハサミはここで〜」と戻しました。

マツお母さんはアイロンをかけ終わりました。
畳の上には折り紙が散らばっています。

マツお母さん「ウメ子ちゃんのホウキとチリ取り借りるね」
ウメ子ちゃん「いいよ〜」
マツお母さん「『さっさか、さっさか、ほいさっさ』」
ウメ子ちゃん「あ〜、ウメ子ちゃんやりたいんだけど!」
マツお母さん「はい、どうぞ」

マツお母さんはホウキとチリ取りをそのままウメ子ちゃんに手渡しました。

(おしまい)

ウメ子ちゃん、移動図書館で自分で選んで借りた絵本『ノンタン ぱっぱらぱなし』が気に入っている様子。ちょっと利用するみたいになっちゃいました(^_^)

それから、机上空間で「ウメ子ちゃんがみえるようにね」と言ったのは今回が初めてではなく、何日か前にも、同じようなことがありました。

その時、マツお母さんは机上空間を背にして、おもちゃ空間側を向いてアイロンをかけていたのです。

最初はウメ子ちゃんは、木製のアイロンとシフォン布を持ってきて、マツお母さんに向かい合うようにして座っていました。
しばらく一緒にアイロンの真似をして遊んでいたけど、机上空間から紙とクレヨンを持ってきて、マツお母さんの前側に回ってきて、畳の上でお絵かきを始めました。

マツお母さんが、アイロン台を持ち上げて、机上空間の方に向きを直すと、ウメ子ちゃんは「ウメ子ちゃんがみえるのほうにしてね」と言って、机上空間の机のところに移動しました。

まだまだ、孤独に耐えられないウメ子ちゃんなのでした(^_^)お母さんに見ていて欲しいんだね。

2015年4月16日 ウメ子ちゃんには敵わない。

ウメ子ちゃんのお散歩。マツお母さんはついていくばかりで、道草でも何でも、結構見守っています。

お隣のマンションのエントランスにスロープがあります。

時々このスロープで遊んでいて、ある日もウメ子ちゃんはスロープを歩いてのぼり、「もうい〜か〜い?」と言っていました。

マツお母さんはスロープの下側にしゃがみ、「ま〜だだよ〜」と言っていたら…

マンションの掃除のおじさんに見つかってしまいました。

おじさんは白い目をしてマツお母さんをじーーっと見ました。
それから、「ここで子どもを遊ばせないで」と言いました。

マツお母さんはおじさんを見て固まり、しばらくしてから「すみません」と言って立ち上がり、ウメ子ちゃんと一緒に立ち去りました。

もう、この時、マツお母さんの心の中は(なんなの?!あの白い目は!
あんな風に言うことないじゃん!)とワナワナと打ち震えていました。

(大人からあんな白い目を向けられたことはない!これから会っても、絶対に挨拶なんかするもんか!)って。

数日後、おじさんが掃除しているのが見えました。

マツお母さんは知らんぷりして通り過ぎようとすると…

「こんにちは〜! おそうじしてる〜」とウメ子ちゃん。

おじさんも「こんにちは」と言い、ちらっとマツお母さんの方を見ました。

(もしかして、覚えられてる?)と、マツお母さんは内心ドキドキしながら、
立ち去りました。(あ〜、やっぱりあのおじさん感じ悪い!)

そして、また数日後。

おじさんがそうじをしていました。
隣のマンションなのでよく見かけるわけです。マツお母さんはあまり関わりたくないなぁと思っていましたが…

「こんにちは〜!おはながきれいですね〜」とウメ子ちゃん。
いつのまにか話しかけていました…。

おじさんも「こんにちは」と返してくれました。

ウメ子ちゃんは「ここがウメ子ちゃんのおうち〜」と言いながら、自分のマンションの階段をあがり、階段の少しあがったところからおじさんを見て、「お〜い」と言いました。

おじさんは「あぁ、まだ、いたの」と言って、ニヒルな笑いを浮かべていました。
(全然にこやかな表情ではなかったですが…)

このおじさん、表情がめっちゃくちゃ硬いんです。

ウメ子ちゃんと散歩していると、あちこちのマンションの掃除(管理?)のおじさんやおばさんと知り合いになります。
結構、にこやかで元気な方が多いのですが、このおじさんだけは違うタイプのよう…。

でも、毎回毎回あいさつしていたら、打ち解けるかも?

そういえば、超ぶっきらぼうだった床屋さんも料亭の駐車場の係員さんも
今では愛想良くしてくれるし…。(ウメ子ちゃんに、ですけどね。)

マツお母さんは心が狭いんだ〜。ウメ子ちゃんを少しは見習いたいものです(^_^;

そうそう、ウメ子ちゃんは柵やフェンスをよじのぼったりするのが大好きなのですが、マツお母さんは見守って、好きにやらせています。

「怒られたら、お母さんが謝っとくわ」くらいの気持ちでいたいと思っています。

他の大人から怒られたらどうしよう?って、内心はビクビクしているんですけどね。マツお母さん小心者なので(^_^;(怒られたら心の中で逆ギレでしたけどね…笑)

普通の人は「危ないからやめなさい」の方が多いのかな?

落ちそうになったら受け止めれるように、両手は開けています。でも、そんなに高いところでもなければ、ちょっと怪我するくらいは大丈夫だろうって呑気にかまえています。(手の届くくらいのところまでかなぁ…。)

2015年4月17日 3歳児健診

遅ればせながら、ウメ子ちゃんの「3歳児健診」に行ってきました。

住んでいる地域によって、3歳児健診の内容は違うみたいですが、ウメ子ちゃんのところは歯科検診と聴診器あてるくらいです。お隣の町では検尿があったと聞きました。

正直、マツお母さんは健診に行かなくてもいいかなと思っていました。受付開始が12時45分と遅いので、お昼寝なしだと思うとなんだか足が遠のいて…。身長・体重くらいだったら家でも測れるし〜と思っていたのですが、保健所から電話と手紙で再度案内が来たので、行ってみることにしました。

健診がおこなわれる保健所の近くには図書館があり、1年前まではよく歩いて通っていました。約2kmあります。

でも、ウメ子ちゃんが途中から「だっこ〜」と言ったり、帰りにおんぶしたまま寝てしまったり…ということがあったので、今回も昼寝ができないし、帰り道のことを思うと少し憂鬱だったのです。
(楽しようと思えば、バスがあるんですけどね。歩ける距離なら乗りたくないもので…^_^;)

朝からマツお母さんが、「うわ〜ん!行きたくないよ〜」と声をあげると、ウメ子ちゃんがすっ飛んできて、「ウメ子ちゃんきてくれたよ。ぎゅ〜してあげるよ。ウメ子ちゃんのせなかでねていいよ」と言って、なぐさめてくれました。

どっちが大人? (^_^;

タケお父さんにも「行きなさいよ」と言われ、マツお母さんは再度気を取り直して、ウメ子ちゃんと一緒に作ったお弁当を持って出かけました。

12時から整理券を配るので、それに間に合うようにと10時半に家を出ました。大人の足で30分くらいかかるところですが、途中寄り道しながらも12時前には着きました。

整理券をもらって、ベンチでお弁当を広げて食べました。他にもたくさん3才の子がいてお弁当を食べたりしていました。

図書館のトイレで歯磨きをして、健診の受付へ向かいました。

家を出る前に、ウメ子ちゃんが歯ブラシセットを用意してくれていたのですが、
普段デンタルフロスとかさせてくれないのに、巾着袋の中にフロスも入っていました。お弁当で食べたほうれん草が奥歯の隙間にはさまっていました。フロスのおかげで取れました。ウメ子ちゃんありがとう!

ウメ子ちゃんの順番は20番目だったのですが、13時から説明が始まって、歯科検診とお医者さんと保健師さんとの個人面談を終えたのが、14時15分。

ウメ子ちゃんが「おなかすいた〜。おべんとうたべる〜」というので、お弁当箱の中に残っていたのを食べてから、家路に着きました。

「おんぶ〜」って言うかな?……と思っていたのですが、意外にも元気で、来た道を思う存分寄り道して歌いながら歩いて帰りました。家にたどり着いたのは16時!

歯科検診では泣いていたけど、虫歯もないし、服も自分で脱いで自分で着ていたし、お話もしっかりしていたし、保健師さんに「どこか集団に入れてるの? え、入れてない?しっかりしてるわね〜」と言われ、マツお母さんは悪い気しなかったのでした(^_^)(子育ちのおかげだわ〜)

それに、健診で「もしもし」と聴診器をあてられたのは、いい社会体験になったかも?おもちゃの聴診器で遊ぶかも〜。

往復4kmの道のりを180分かけて歩きました。ウメ子ちゃんがこんなにもたくさん歩けるようになったんだってわかったことがマツお母さんにとって大収穫でした。久々に歩いた道だったけど、ウメ子ちゃんもよく覚えているもんだな〜と。定点観測みたいなものですね。

草花をつんでは川になげたり、公園に入って噴水の水や遊具であそんだり、ありが巣から出たり入ったりするのをじ〜〜っと眺めたり、ウメ子ちゃんは道草道草の連続で、それに付き合った自分自身にエールを送りたいマツお母さん(^_^;

あ〜、長い一日だった。健診行かなくてもよかったかもだけど、行ってよかったです。でも、もうしばらくあの距離は無理だ〜。


2015年4月19日 強制入ります

昨日。土曜日だけど、仕事だったタケお父さん。
帰宅は早かったので、お風呂上りにマツお母さんはタケお父さんに「ウメ子ちゃんの髪の毛かわかして〜」とお願いしました。

ウメ子ちゃんはイヤイヤ言っていました。

タケお父さんは「強制入りマーース!ウィーーーン!」と言って、ウメ子ちゃんを捕まえて、洗面所まで連れて行っていました。

連行されたウメ子ちゃんの方も「きょうせい? はいってるね〜」と言って、笑っていました。

(おしまい)

タケお父さんに子育ちが浸透している…(^_^;

2015年4月22日 よく動きます。

昨日の子育ちB-2講座は、マツお母さんの自宅でありました。みんなが帰ってからの様子です。(マツお母さんの心の声も…)

〜〜〜

16時半頃に遠藤さんの車を見送りました。
その後、ウメ子ちゃんのおもちゃ空間・机上空間を元に戻しました。

ウメ子ちゃんは晩ごはんの途中で畳の上にひっくり返って、「つかれた〜」と言って手足をじたばたさせました。

マツお母さん「疲れたね〜〜。お母さんも疲れたわ〜」
ウメ子ちゃん「みずとおちゃがのみたいの!」
マツお母さん「水とお茶が飲みたいんだ。お水そこにあるよ」
ウメ子ちゃん「おちゃがほしい!おちゃがほしい!」ギャー
マツお母さん「お茶ね〜。お茶わかしてくるね〜」

マツお母さん「はい。お茶わかしたよ。熱いよ」とお茶の入ったポットを持ってくると、ウメ子ちゃんは「ありがとう」と言って起き上がって、笑顔が戻りました。

(な、なんて素直なんだ…)

〜〜〜

マツお母さんはごはん食べ終わって「お風呂洗ってくるね〜」とさっさとお風呂の支度をしちゃいました。

二人とも服を脱いで裸になったところで、ウメ子ちゃんが「えほんは?」と一言。

(あ、やっぱり?)

裸のまま、和室に戻って日中仕舞っていた絵本を並べていると、ウメ子ちゃんは「ぼろうさぎ!」と言って、『ビロードのうさぎ』というちょっと長めの絵本を選びました。
ウメ子ちゃんはあくびをしつつ(ここで18時半頃)、最後まで聞いていました。

〜〜〜

お風呂はいって、一緒に洗濯もしてわらべうたも歌いました。
お風呂からあがると、ウメ子ちゃんの方が早くパジャマに着替えました。
洗濯物が入ったタライを運ぼうとしたら、ウメ子ちゃんは「ウメ子ちゃんがやってあげるから!」と言って、一人でリビングまで運びました。

〜〜〜

お風呂に入る前に、敷布団だけはマツお母さんが押入れから下ろしていました。

ウメ子ちゃんは台所から踏み台を運んできて、畳の部屋の押し入れの前までズリズリ押して持って行き、「おとうさんのまくら〜、おかあさんのまくら〜、ウメ子ちゃんのまくら〜」と言いながら、ひとつずつおろしました。

(掛け布団ごとひっくり返ったら…)と心配して、マツお母さんがウメ子ちゃんのそばに近寄ると、「ウメ子ちゃんひとりでするから!」と眉間にしわを寄せて言いました。

ウメ子ちゃんは掛け布団をずるずると引っ張りおろし、三つ折りになっていた敷布団ものばして、一人で、家族3人分の布団を全部敷いてくれました。
「みて〜みてみて〜。ウメ子ちゃんがやったよ!」

(おしまい)

〜〜〜

今までは、割と一緒にしていたけど、最近は特に「ぜ〜んぶ!ひとりで!」が増えてきました。手伝ったら怒って泣いちゃうくらいに。

マツお母さんは洗濯物干したのとロウソクに火をつけただけで、あとはウメ子ちゃんがほとんどやってくれて、楽でした〜。疲れていても、よく動くウメ子ちゃん。ありがとう。私たちは家族だね。

それにしても、裸んぼのまま絵本が読めるとは、ずいぶんと暖かくなったものですねぇ(^_^;昨日は旧暦の3月3日だったので、おひな様をやっと仕舞いました。

2015年4月23日 ウメ子ちゃんの靴を新調しました。


ウメ子ちゃんの新しい靴です。26サイズ。5月いっぱいまでは今まではいていた靴と併用で使って、慣らしていきます。「ペピーノ」じゃなくなりました。女の子靴になって、お値段もぐぐっと上がりました…(^_^;

画像3

2015年5月1日 うそ文字

子育ちでは鉛筆・ボールペン・シャープペンシルを与えないというのがあります。
小学校にあがったら別ですけどね。ウメ子ちゃんの机上空間にはブロックタイプのクレヨンだけ置いてあります。

そのせいか、ウメ子ちゃんは鉛筆やペン、特にボールペンへの憧れが強いです。

ウメ子ちゃんはボールペンを見ると「ねぇねぇ、これウメ子ちゃんの〜〜?」と言って持ってきます。

マツお母さんが「ウメ子ちゃんのかなぁ?」と言っているそばから、机上空間へ持ち込んで何か書いていたり。

または、静かになったな〜とマツお母さんが思って見に行くと、パソコンの前に座って、その辺にあった紙にボールペンで何かを書いていたり。後ろからのぞきこむとちょっと肩をすくめて隠すような素振り。

パソコン前にペン立てを置いて、文具類をガサッとまとめて立てていましたが、
手の届くところに置くのを試しにやめてみようと思います。整理しようっと(^_^;

画像4

2015年5月2日 お絵かき

昨日は朝ごはんを食べたあと、ウメ子ちゃんは机上空間でお絵かきを始めました。
シュトックマーのブロックタイプの蜜蝋クレヨンで紙は裏紙です。

(マツお母さんの指示に、時々、ためいきをつきながらも台所にやってきて、ごまをすったり、ゆで卵の殻をむいたりして、また机上空間に戻っていくウメ子ちゃんでした。心の中で笑ってしまいました。)

画像5


左からマツお母さん・タケお父さん・ウメ子ちゃん、だそうです。

画像6


ウメ子ちゃんがいつものように顔をかいたあと、「せなかと〜、あしと〜」と言って、丸い顔のしたに棒を書き足していました。マツお母さんは「背中と〜、足だね〜」と言いながらも、初めて頭から下をかいたのでおもしろいなぁと思って見ていました。

画像7


「おとなりのおじいちゃん。にてるね〜」と言う、ウメ子ちゃん。なんか似てるかも。

頭から直接足が出てくるような絵のことを「頭足人(とうそくじん)」って呼ぶみたいですね。ウメ子ちゃんのは頭の下に四角い胴の「頭胴人間(ずどうにんげん)」かな。おえかきの成長も楽しみです(^_^)

〜〜〜

5月の「たよりもりの」が届きました。

郵便受けをのぞいたウメ子ちゃんは、「あっ!えんどうさんのがついてる!えんどうさんからもらった〜!」と言って取り出して、もりののロゴを指差してマツお母さんに見せてくれました。

タケお父さんも仕事から帰ってきて、「あっ!たよりもりのきてるじゃん」と言って、早速見ていました。「ある日の日課」の原稿はマツお母さんと一緒に講座を受けたママさんでした。子の月齢はウメ子ちゃんと一緒。日課の内容を読んで、「うちと一緒だね〜。かわいらしいねぇ」と言っていました♪

表紙絵は3才2ヵ月の子の絵でした。これまた「頭足人」で親近感を覚えました。お会いしたことはないですが、「子育ち」を頑張っているお母さんがあちこちにいるんだよなぁって、改めて感じました(^_^)

2015年5月5日 シャボン玉を拾う

昨日の午後。
ウメ子ちゃんは珍しく「としょかんのこうえんにいく」と言って、移動図書館のくる公園へ向かいました。

マツお母さんは移動図書館の日ではないことは分かっていましたが、何も言わずについて行くことにしました。

道草をつみながら、ゆっくりゆっくり。

公園の手前にあるゴミ捨て場の横を歩いていたとき、ウメ子ちゃんが「あ、きいろいかさがあるよ」と言いました。

マツお母さんも「黄色い傘があるねぇ」と言いました。

ゴミ捨て場には数本の傘がひもで束ねて立てかけてありました。
その中に傘ではない形をした黄色い棒が入っているな、とマツお母さんは気がつきました。

2人でゴミ捨て場に入り、近づいて見てみると……

刀のような形をした大きなスティックタイプのシャボン玉でした。

マツお母さんは「シャボン玉だったわ!液も入ってる!」と言って、傘の束の中から黄色い棒を取り出し、ウメ子ちゃんに手渡しました。

ウメ子ちゃんはシャボン玉を手に持ち、「わ〜、いいのがあったね〜」と言って、はずむようにして公園に向かいました。

公園に着くと、移動図書館の日よりも遊んでいる親子がたくさんいてかなり賑わっていました。

ウメ子ちゃんは「あれ〜、だれもいない!」と言いました。

ウメ子ちゃんとマツお母さんは公園でシャボン玉をしました。

シャボン玉をしていたら、小学生が寄ってきました。
少しだけ一緒に遊んでから帰りました。

(おしまい)

移動図書館がくる公園ってちょっと家から離れているので、本当のところ、マツお母さんは行くかどうか迷いました。

でも、ついて行ってよかったです。大きいシャボン玉、ちょうど欲しいと思ってたんですよね〜。

ウメ子ちゃんも落ちてるもの(捨ててあるもの)よく見ているなぁって思いました。ウメ子ちゃんが何も言わなかったら、マツお母さんはスルーしてたかも?

「ゴミ捨て場あさるのやめなよ」って、タケお父さんに言われてしまう…(^_^;

ちなみに、ウメ子ちゃんは「としょかん、だれもいなかったね。おにいちゃん、またきてねっていってたね。おかあさんは、またねっていったね。ウメ子ちゃんはいわなかったね」と話していました。

余談ですが、午後の散歩って小学校の低学年の子たちがウメ子ちゃんと遊んでくれることが多いです。

近所の公園でも、一緒に虫を探していたり、「まてまて〜」と言ってウメ子ちゃんを追いかけてくれたり。
マツお母さんは少し離れて見ていられます。

「前遊んだときは1年生だったけど、2年生になったよ!」と教えてくれる子もいて、よその子の成長を見ながら、マツお母さんも自分が「近所のおばちゃん」なんだなぁとあらためて思ったり。

同じ地域の中を歩くのでも午前の散歩と午後の散歩では出会う人が違うのです。
それも何度も何度も出会うのが大事な気がします。

マツお母さんが苦手としていた隣のマンションのそうじのおじさん。
今日、ウメ子ちゃんが「こんにちは〜」とあいさつしたら、「こんにちは。お母さんとふたりでいいね」と言ってくれました。
まだ苦手意識は抜けないですけど、ちょっとずつ慣れてきました…(^_^;)





「子育ち」という育児方法をどんな親でも使える形で表現したいと思っています(^_^)