冬眠ならぬ夏眠がしたい(おまけ編)

おはこんちゃ、ワールド全開でお届けのおまけ編。

世の中には休眠する種が多くいるようだ。環境に適合していくためのこれが進化なのか、退化なのかそれはまあ頭の良い方々に考えてもらうとして。
人類も生き残っていくために夏眠やら、冬眠やらをせざるを得ない時代がくるかもしれない、なんて考えると少々不謹慎かもしれないがわくわくする。

人間の主な活動時期は春と秋です、なんていうのも面白い。

1つは、夏眠と冬眠が義務化されている世界。
今年は○月○日から○月○日までのように休眠期間が決められていて、この期間は起きてしまってもまた眠りにつかねばならないのに、少し眠りが浅かった為早めに起きてしまう主人公。
いつもとは違う景色にワクワクして、もったいなくて寝ていられず1人でか、もしくは友人を起こしてか小さな冒険が始まる。

もう1つは、定住せず春と秋を渡りながら生活する世界。
こちらはきっと国境も通貨も仕事も会社も何もない。ただ生き残るために生きていく。人口激減、人類滅亡目前。自然環境にもみくちゃにされる過酷な日々。

ただただ夏眠がしたかった私は、なぜだかSF系の映画にありそうな設定を思いついてしまった。誰か上映してほしい。
絶対…かはわからないが死ぬまでには見ると思う。
想像した未来が本当にあったとして。
生きている間は妄想にすぎないことにほんの少しだけ安堵する私がいる。考えることは面白いが、自分がその環境で生きていく覚悟はないということなのだろう。

怠惰な私は過酷でもなんでもない環境で、夏眠、冬眠、もはや季節など何ひとつ関係なく好きなときに好きなように休眠したいなんて思うのだった。

おまけ終わり。


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