NothingスマホユーザーがNothing Earを2ヶ月使った本音レビュー
2024年5月にネーミングを新たにして発売されたNothingのイヤホン、その名も『Ear』、『Ear (a)』。
このうち私はEarのほうを購入し、約2ヶ月間日常的に使用しました。この記事では使用する中で感じた良さや疑問点などをレビューします。私自身メインスマホがNothing Phone (2)であり、ブランドとしてNothingが大好きではありますが、忖度なく書いていく所存です!
動画でも詳しく話しているので、動画派の人はぜひこちらからご覧ください。
デザイン
Nothingといえばデザイン。デザインといえばNothing(これは言いすぎか)。
……というくらいにNothing製品はデザインが良いと評判です。今回も例にもれず良いですが、とはいえEarに関しては旧モデルのEar (2)とほとんど変わらないデザインです。
今回の新製品を”デザイン買い”するならば、かっこいい系が好きならEar、可愛い系が好きならEar (a)がいいかと思います。
Earは引き続きモダンでスタイリッシュ。そしてEar (a)は薬のケースから着想を得たというデザインがなんとも可愛らしいです。
また、僕は今回スティックのようなデザインのイヤホンが初めてだったのですが、耳から頭の外側にほとんど飛び出ないのいいですね。みんながAir Pods使うのもうなづけます。
また、個人的にはフィット感の良さに驚きました。
これをつけたままご飯を食べてもイヤホンがポロっと落ちることがない!(なんやそれ)
音質・ノイズキャンセリング
それでは、機能面についてレビューしていきましょう。
まずは音質について。今回新たに振動板の素材をセラミックにしたということで、シャープでクリアな音だと感じました。
LDAC(ハイレゾ音質)で音楽を聴くことが多いため、もちろん全体的に”音質がいい”と感じます。一方で、振動板が硬いためか良いスピーカーのウーファーが担当するような低音域の強調はイヤホン単体の機能としてはあまり印象に上りませんでした。BOSEのイヤホンで感じるような”低音の良さ”にフォーカスした製品ではないのかもしれません。
低音を強調したい場合は専用アプリのイコライザで調節するといいでしょう。
次にノイズキャンセリング性能について。僕は聴覚過敏を持つため、この機能を非常に重視している目線での感想になります。
公式の情報では-45dBのノイズキャンセリング性能とあります。これは現状数あるイヤホンの中でもトップクラスの数値です。
実際にいくつかのシーンで使用しましたが、特に驚いたのは電車でONにして音楽を聴いたとき。電車の壁にもたれかかっていても、いわゆる「ガタンゴトン…」が気にならないレベルでした。音楽を聴かずにノイキャンのみONにした場合は、近くの人の会話がやや聞こえるが、何を話しているかはわからない、といった感じでした。
さすがに価格帯が上で耳全体を覆うヘッドホンには劣りますが、このイヤホンを装着したときの「世間が遠ざかる感」は聴覚過敏持ちの僕でもじゅうぶん満足できる性能です。
気になる点
使用していていくつか気になる点(マイナス面?)もあったのでご紹介します。
バッテリーもちがやや短い
Earの公式情報ではバッテリーの駆動時間がノイズキャンセリングOFFの状態で最大8.5時間とあります。
…が、ONの状態での情報がなかったので自分で検証してみたところ、PCにつないで5~6時間ゲームをしつづけたところ、バッテリー切れになりました。
休みの日など長時間音楽を聴いたりゲームをすることはあるので、この持続時間だと若干心もとないかもしれません。
もちろんケースで充電が可能なので、しばらく使う→ケースで休ませる→使う→…のサイクルでなんとかなる場合がほとんどだとは思いますが。(あまり長時間ぶっつづけでイヤホンを使うのもよくないでしょうし!)
ぶっちゃけEar (a)で十分な件
Earを使用してみて思いました。やっぱり多くの人にとってはEar (a)で十分だと!
Earのみに搭載されている機能を以下に列挙します。
ドライバーがセラミック
LHDC5.0対応
よりリッチなイコライザ
サウンドの個人最適化機能
ワイヤレス充電
ケースの防塵・防水性能がちょっと高い(IP55 > IPX2)
これで価格差が8,000円。ドライバー以外のサウンド性能やノイキャン性能は一切差がない(!)のにあまつさえバッテリーもちはEar (a)のほうが長いんです。 なんてこった…。
じゃあなぜ僕がEarを選んだのか。
それはひとえにデザイン面と、「使うならハイエンドなものを使いたい」というこだわりに起因します。
もうモノを選ぶ際の”こだわり”の域の話なので、多くの人にオススメするならEar (a)を推させてもらいます。笑
まとめ
Nothingの新製品Earの使用レビューでした。Ear (a)との比較も織り交ぜながら考えることができたのではないかと思います。
結論は、個人的にはEarだが、万人へのオススメはEar (a)です。
これからもNothing関連の製品を追っていく予定です。
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