初めてのエロゲー

初めてのエロゲー。

初めてエロゲーをプレイしたのは中学二年生の時だった。もう10年以上前の話なので、年齢については時効ということにしてほしい。

オタクの友人が初めて出来て、彼が「ぜひやってみろ」と貸してくれたのだ。「つよきす」というゲームだった

ネットミームのパロディに溢れたネタ、熱い友情と胸を掻き毟るような恋愛、そして濃厚なエロシーン。
アニメといえばジブリとエヴァンゲリオンくらいしか知らない程度の超初心者オタクだった僕にとって、それはまさに黒船来航並みの衝撃だった。

その中でも佐藤良美というキャラがお気に入りだった。いや、惚れてしまったのかもしれない。たぶん、今も。

未プレイの人はどうかこの後の文章は読まずに自分でプレイしてみてほしい。

















彼女はヤンデレだった。
このnoteの真のタイトルは「ヤンデレが好きだ」だ。
僕は彼女によって、ヤンデレという存在に魅せられてしまった。

愛によって狂い、愛に飢え、愛のために手を手を血に染める。
その姿のなんと純粋なことか。

たった一人でいい、これほど純粋に誰かに想われてみたい。
14歳の僕にその衝動は刻み込まれ、恋に恋するようになり、チンポをしごいた。

シコリすぎて血が出た。

僕は、未だに彼女よりも美しいと思える存在に出会ったことはない。

それが創作上の女性だとしても、彼女は確かに僕の中にいる。

願わくば、夢の中で会えますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?