見出し画像

勝手に!バーバラ解体書~バタフライエフェクトセミナー④の1 変えるのは自分の前提

バタフライエフェクトセミナー①〜③で
やってきたことは、
土台を崩す。
クセを崩す。
恒常性を崩す。
そんなことだったと思う。

何かの物事に対して、
自分が持っている前提で判断をしてしまう。

私が仕事をしている業界では、
こう言う前提や条件だからこうなるとか
この結果はこの条件に限られるとか
明確性が常に求められるので、
どんな話をするにしても、
前提が抜けていると確認されることが多い。

接する期間が長くなると、
わかったような気になって、
こういうことだろうと予想がつくけれど、
その省略がほとんどない。

前提が抜けていたら、
雑談でさえ、話を聞いた方が
それはこう言う場合のこと?と
確認してくれる。
どう意味なんだろう?と
考えることがほとんどないのは、
余計なストレスが本当に少ない。

普段話をしていて、そんなふうに
前提や条件を確認されることはなくて、
会話の言葉の意味を
何パターンも考えてしまう。
業界あるあるなんじゃないか?
という話になったこともある。

わかってるのに毎回言うよねと
言われたこともあって、
私自身が何かを警戒してるのか?と
思ったこともあるけれど、
単に習慣になっていただけなのかもしれない。

前提が違えば、結果が変わるって、
毎日のように意識しているのに、
自分の前提はなかなか変わらないもので・・・

行動を変えることで
一時的に変わったと感じたとしても、
あれ、いつのまにか戻ってるなーと思うのは、
自分の前提を変えないまま、
行動だけを変えているからなのだ。

自分が軽自動車のエンジンの車だったとして、
外側だけをスポーツカーに取り替えても
スピードは軽自動車のままで、

スポーツカーのつもりで走ってたけど、
いつもと見える景色が変わらないなー。
とふと気づく。
そんな感じかも。

自分がスポーツカーなんだとしたら、
エンジンも外側も
スポーツカーに変えないと、
スポーツカーのスピードは
出せないのだから。

自分は、
過去の経験や知識で作られているのだから、
前提を作ってきたのも自分。
それを守っているのも自分。

自分の中に、
本来の自分に戻りたい自分と
これまで積み上げてきたものを
守りたい自分が共存している。

これを変えるのはなかなか厄介です。
積み上げてきたものを守りたい自分は、
これまで自分を守ってくれた自分でも
あるのだから。

厄介であること、
それを自覚すること、
それが、きっと
自分を再現する第一歩なんだろうと思った。

外側を変えてみることに
意味がないわけではない。
それがわかるのは、まだ少し先のことだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?