20代後半の男性同士が友達になるには(中編)

 前回書き始めてから数週間が経った。書くのを忘れていたわけではない、といいたいところだが、忘れていたのである。ただ、もちろんその後相手と関係を深められてはいないため、特になにも変わっていない。

 友人になるには友人の定義付けをまずせねばならないが、これがなかなか難しい。そもそも友情云々はこころの問題だ。人間は行動に責任が生じるのだから、客観性のない心性に枠組みを与えるのは困難を極める。信じるとか憎むとか、そういった言葉は辞書によって意味が変わるし、時代や共同体によっても変わる。
 そこで、友達の定義付けは保留し、最終目標を明確にする。ぼくが彼といわゆる友達になったとして、具体的に何をしたいのか、彼と一緒にどういう状況に身を置きたいのか。

 散々考えた結果、以下の目標を定めた。「相手の家にあがって裸足になって、深夜にスマブラをしたい」。掛け軸に筆で書いて床の間に置きたい気分だ。

 これには少し解説を加える必要があるとおもう。
 まず相手の家に上がり込みたい。部屋は住む人の心の現れであるので、そこに上がり込むのを許されれれば、距離感がかなり縮まった証となろう。そのチェックポイントを通過したい。

 次。裸足の点。女性は夏にミュールを履いたり、春や秋に裸足でハイヒールを履いたりする人もいるだろうが、基本的に男は裸足で靴を履かない(とおもう)。部屋で裸足になれるのはぼくにとってかなり心を許し合う関係の証である。だからそのポイントもチェックしたい。

 最後。深夜のスマブラについて。ネット調査の結果、なんらかの行動を共有すると他者との関係性は深まりやすいとの知見を得たが、彼とフットサルをしたくはない。競馬場に行ったり、酒を飲んだり、色っぽいお店にも行ったりする行為にも、さほど惹かれない。今目の前に女神が現れて「お前自身がしたいことはなんだ」と問われれば「建国したい」と応えるだろうが、それは現今の環境ではかなり困難である。女神が現れないこの状況でやや現実的に考えれば、いちど本気で服をいちから作ってみたいが、仲良くなりたい他者に「ぼくと服を作りませんか」と誘ったらもうそれはただのドルチェ&ガッバーナだ。よりハードルが低く、取り組みやすい共同行動としてテレビゲーム、そのなかでもなぜかスマブラが思い浮かんだ。ぼくと同世代の大学生は“ツレ”の家を溜まり場にして深夜ウイイレばかりやっていたと聞くし、そういった行為は、なんか、楽しそうだ。やってみたい。
 
 しかしぼくだけが「スマブラ! スマブラ!」とおもっていても駄目だ。相手にその意志を伝えねばならないし、そもそも最終目標を上記としてよいかと先方に確認を取らねばならない。

 というわけで以上の点を相手に伝えるべく、ある木曜の夜に「土曜日、あなたの家に侵入します」とLINEで送りつけた。犯行予告状である。

 するとすぐ返事があった。「16時以降なら都合付きます。17時に松井さんの家に忍び込みます」
 ぼくは応えた。「後半は文字化けで読めないのですが、17時頃に行けばいいというわけですね、了解です」
 またすぐ返事が来た。「新宿に17時ですね、了解です」
 手強い。しかしぼくはすでに犯行予告状を送った身だ。もう後には引けない。
 「文字化けで読めないです」
 「うちじゃなくてどこかで飲みましょうよ、今週眠いんです」
 「どんな言い訳だよ。とりあえずその日に侵入します。では」
 「まじで土曜日の夕方寝てるかもしれないですからね!」
 「好都合。侵入しやすいです。ではおやすみなさい」
 
 金曜日。労働のためにオフィスに行き、先方と会ったが特に変わった様子はない。昼に感染対策をしている店で一緒にハンバーガーを食べたが家屋侵入云々については何も話さなかった。
 
 土曜日。17時前。ぼくは彼に電話した。
 「どうも。今、家にいますか?」
 「え、あ、はい、お疲れ様です。家ですか、いますけど」
 「了解です」
 電話を切った瞬間に彼の家のインターホンを押した。数秒後に「信じられない」という目をしてヤツが出てきた。
 
 ぼくは手土産のフルーツ大福を差し出し、「これ、大福です」と見ればわかる事実を云ったあと、彼にマスクを着用するように指事して、手を念入りに洗うため洗面所に押し入った。
 「中身はいちごと、みかんと、キウイと……あとなんだったかな、パイン? パインか。パインだそうです。冷やしといたほうがいいですよ。賞味期限は今日中です。ぼくいちごのやつ食べていいですか? あとお茶淹れてください。煎茶だとうれしいですけど、ノンカフェインの何かがあるならそっちでもいいです」
 こちらがベラベラと喋っている間、先方はほんとうに驚いていた。絶句していた、といってもよい。無理もない。想定の範囲内なので、部屋にひとつしかない椅子に座って、お茶を待っていた。硬い。ソファはないのか?

 「ほんとうに来た……」
 「犯行予告状送ったじゃないですか」
 「だって昨日、何も云わなかったじゃないですか! 今日も特に連絡なかったから、流れたのかとおもって……」
 「甘いですね、この大福のように」
 うまいこと云った、とおもったが彼はそれを無視した。ぼくは手持ち無沙汰になって自分が持ってきた大福を自分で出して食べた。おいしい。それを見て、彼はやっと侵入されたという実感が湧いてきたようだった。
 「えー……。えー! あー! ほんとうに来やがった! まじか! 何してるんですか!」
 「何って……だから予告状送ったでしょ、犯行ですよ」
 「まじかよ……」
 「なんでさっきぼくが電話したときに、『今家にいます』って答えちゃったんですか?」
 「だってそれは松井さんが訊くから」
 「甘いですよ。ほんとにぼくをロックアウトしたかったら、用事があって外出してるって嘘を吐けばいいでしょ」
 彼はまたしても絶句していた。
 「そもそもね、予告の時間にかかってきた犯人からの電話なんて、出ちゃだめですよ」
 アドバイスをしながら、ぼくはみかん大福にも手を出した。まじかこいつ……と彼が云ったのが聞こえた。それは大福を2つも食べたことに対してだろうか?
 
 「えー! もう! なんでくつろいでるんですか! どっか行きましょうよ! 新宿とか! 渋谷とか! あ、新宿いいな! コロナ前によく行ってたバーがあるんで!」 なんでくつろいでるかって、それはあなたが淹れたお茶を飲んでるからだ、とおもいながらまたお茶を飲み、そして応えた。
 「新宿は嫌です」
 「じゃあ松井さんの家の近くでもいいですよ」
 「遠いです」
 「久々にバーでお酒飲みたい気分だなー!」
 「駄目です」
 「旨いグラッドアイを出すんだけどなー!」
 「アルコール弱いので」
 「なんなんですか!」
 「なんなんですか、とはなんですか。今こうしてお茶を飲んでるからお酒は飲まなくていいです。やることもあるし」
 そう云うとぼくは鞄から吉川弘文館の歴史手帳を出した。
 「ほら、これには変体仮名一覧が付いてるんですよ、これであなたの家にあるあれも読んであげます」

 彼の家には、どこかの古書店のフリマで買ったという、女人の手紙を切り貼りした、おそらく明治−大正期のものとおもわれる資料がある(なぜそんなものを買ったのか)。
     しかし彼はいまいち変体仮名を読めず、感覚でしか文意を掴んでいないのだとか。ぼくの出番である。これでも院生時代は変体仮名資料の解読のために半年を費やしたのだ。

 「ああ、それ。……もうそれ松井さんにあげますよ! だから帰ってください!」
 「こんな貴重なものを頂くわけにはいかないので、帰れません」 云いつつぼくは解読を始めた。
 この日、先方はぼくとの会話のなかで時折無言になっていたが、おそらく、呆れてものも云えない状態になっていたのだろう。この時もそうだった。
 少ししてから、彼が「もう……アイロンしようとおもってたのに……」とつぶやいたので、どこかの母から娘に宛てたとおもわれる手紙を解読しながら「すればいいじゃないですか」と勧めた。

 解読に集中していたので気づかなかったが、彼はいつしかアイロン台を出してシャツにアイロンをかけ始めていた。ぼくが気付いたのは、もう5枚ほどかけ終わっている時だった。その様子を見てから再び資料に向き合った瞬間、ぼくは突然解読に飽きた。スマホを取り出してヘッドホンを頭につけ、なんか聞こうか、と考えていると、「飽きてるじゃないですか!」と叫ばれた。 
 「飽きました。だってもう数年変体仮名読んでないし。なんかめんどくさくなっちゃって」
 「まじでなんなんですか……」 
 ブツブツ云いながら彼はさらにアイロンをかけ続けた。その姿の向こうにはベランダがあり、暗くなりつつある春の夕方の空気とともに、おぼろに翳った雲を窓に写していた。かのように見えたが、それは雲ではなかった。立ち上がってベランダに近づき、白い薄手のカーテンを開けた。一面に広がる白い雲のように見えたそれは、ちょうど部屋のベランダの前に植えられた一本の染井吉野だとわかった。
 「桜だ」
 ぼくはまた見れば分かる事実をそのまま云った。
 「桜です」アイロン台から目を離さずに彼は応えた。
 「こんな目の前ど真ん中に桜があったんですね」
 「とはいっても、このアパートの敷地に植えてる桜ではなくて、隣の敷地の桜なので、借景みたいなもんですね」
 「なるほど」
 彼の口から「借景」という語が滑り出てきたことを覚えておこうとおもった。語彙は周囲の環境や人物によって変化する。もし仮に「借景」が修学旅行の記憶の一片にしか過ぎないとしても、彼がその語を覚えている側の人間だったこということは分かる。

 「この桜を毎日見てたら、お花見しなくてもいいですね」
 「うーん、そうですねえ……」彼はそこではじめてアイロンの手を止めて、ぼくに尋ねた。「お花見ってしたいですか?」
 「積極的にしたいとはおもわないですし、酒を飲んで大声出すのは嫌ですけど、ちょっとだけなら。歩きながら桜を見るだけでもきれいですし。桜前線を北上する国内旅行あるらしいですね。あなたはしないんですか? 花見」
 「ぼくは12年前に京都の桜を見たとき、一生分の桜を見たので」
 「ああ京都。いいですよね。平安神宮の枝垂れ桜が好きです」
 彼は片目を釣り上げながら云った。「醍醐寺じゃなくてですか?」
 「醍醐寺……まあ醍醐寺もいいですね」
 「ぼくはあの時見た醍醐寺の桜がほんとうに綺麗で、一生分見たなとおもっていて、だから、」彼はまたしてもアイロンのスチームの調整をして、もう次のシャツに取り掛かるところだった。「東京でどんな桜を見ても、あの時の感動を超えないんですよね……」。
 
 この人間と友達になれる、なりたい、そう確信する瞬間は往々にしてある。ぼくにとってはこの時がそうだった。というか今までも何度かその確信はあったが、さらに強固なものになった。
 
 ―――なんだこの面倒な男は―――。

 最高だ。ぼくは面倒くさい男が大好きなのだ。その後「そうですか~~」と適当な相槌を打って、硬い椅子に再び座り、5杯目のお茶を飲んだ。お茶の葉の種類は4杯目から別のものの変わっていた。
 
 「アイロン終わったらどっか行きましょうよ」と声をかけられた。今度はハンカチにアイロンをかけていた。
 「だから嫌だって言ったじゃないですか」
 「行きましょうよ!」
 「普段は家でスーパーの弁当買って食べてるって以前、言ってたでしょ」
 「? うん」
 「今夜もスーパーの弁当買ってここで食べましょう」
 「なんでですか! 美味しくないですよ! あそこのスーパーの惣菜!」
 ぼくは(味の問題なんだ……)とおもいながら聞いていた。コンビニの弁当も嫌なんだそうだ。
 「でもひとりだと弁当買うんでしょ?」
 「ほんとうにたまにですよ。人と一緒だったら絶対店がいいです。ていうか、なんなら三食外食でもいいです。外食が好きなんです」

 どうりで彼の家には調理器具が揃っていない。あるのは、お茶を飲むときに湯を沸かすヤカンと、「なんか大きい柑橘類を買ったが、皮を手で剥けないと分かったので、アマゾンで買った」という8000円超えの包丁だけだ。自炊率は0だとかで、冷蔵庫のなかには食材はほとんどない。しかもスーパーやコンビニの弁当が嫌いなので、そういうものを食べる時は砂を噛むような顔になるし、面倒な時は夕飯を食べないことすらあるという。だのになぜ8000円超えの包丁を買ったのか。 
 
 「うーん、新宿だめですか?」なおも提案してきた。諦めの悪いやつだ。
 「駄目です、だってバーに行く格好じゃないもん」ぼくはその日あえてパーカーを着ていた。パーカーなんか着るのは年に1度あるかないかだが、そういう格好なら洒落たところに行くのを防げると踏んだのだ。
 「じゃあぼくもジャージで行ってあげますよ! ぼくがジャージでバーですよ!?」
 いつもスーツでいることを己に貸している彼にとって、それは大きな譲歩だったとおもうが、ぼくは「嫌です」と応えた。
 「じゃあこの近くの中華屋はどうですか」
 「中華屋」
 「なかなか美味しいですよ」
 「何分くらいですか」
 「7分くらい?」
 「じゃあ行きましょう」
 「ここに帰ってくるんですか?」
 「当たり前じゃないですか」
 「やっぱり……」
 文句を云いつつも彼は着替えた。たしかに部屋から7分で着いた中華料理屋では、クラゲの甘酢和えとか、黒酢の酢豚とか、焼き鮭が入ったオリジナルハンバーグにナンプラー入りソースをかけたのだとか、独特な料理を次々と平らげた。果たして最後のあれは中華だったのか?
 
 満腹で部屋に帰って、再度お茶を所望した。彼はもう反論することにも疲れたようで、黙ってお茶を淹れ始めた。
 ややあって、淹れてくれたお茶を飲んでいると、ぼくを見ながら溜め息をついて、「もう……ほんとに何しに来たんですか……」とこぼした。
 来た。これを待っていた。「何をしに来たのですか」という言葉。もったいぶって応えた。

 「ぼくはあなたと友達になりたいんです」
 「は?」
 「友達になりたいんです、それで、友達の定義付けをしようとおもったんですけど、心のありようを定義するのは難しかったので、行動で枠組みを設定しようとおもって。それで、あなたとの関係構築によって達成したい目標を定めました。この部屋でぼくが裸足になってスマブラをするという目標です」
 「ちょ、ちょっと待って」
 「なんですか」
 「この家にスマブラはないし、ゲーム機もないんですよ?」
 「だから概念としてのスマブラです。ほんとうにスマブラがしたいとはいってません」
 「概念としてのスマブラ」
 「それでその目標を定めたんですけど」
 「いやちょっと待って! その、裸足っていうのは?」
 「上司の家に行って靴下脱ぎますか?」
 「え?」
 「上司の家」
 「まあ……脱がないですね」
 「でも友達の家だったら脱いでも『まあお互いがいいならいっか』ってなりますよね」
 「そうですね」
 「そういうことです」
 「え!?」
 その後もしばらくこの“目標”の説明をした。30分くらいかかった。

 「……というわけです。ただ、この目標をぼくだけが知っていても意味ないですし、あなたにも共有して、改善点があればフィードバックして直そうとおもって、それで今日、来ました」 
 しばしの沈黙があった。彼は理解するために時間がかかっているようだった。「概念としてのスマブラ……?」とつぶやくのが聞こえた。
 「あと、ここに来た理由はもう一個あって」
 「まだあるんですか!?」彼はもう悲鳴を上げそうだった。
 「社会の『楽しいですね』とか『面白いですね』とか『やりがいがある仕事でうれしい』って、たいてい嘘じゃないですか」
 「は?」
 「あなただって労働してるときに『がんばります』っていうけど、嘘でしょ」
 「それはまあそうですね」
 「だけどぼくはあなたと友達になりたいので、あなたの芯から出た感情が見たいわけなんですね」
 「はあ」
 「だってそういう嘘の言葉に紐付いた関係って友人関係に発展しないから」
 「松井さんらしくない純粋な発言ですね」
 「で、そういう『ありがとう』とか『うれしい』って言葉は嘘である場合があるけど、不安とか、動揺とか、拒絶みたいな感情が嘘である状況って一般人の一般的な生活ではそうそうないとおもうんです。社会生活で動揺の演技を求められる機会ってそう多くないし」
 「うーん、まあそうなの……かな……」
 「だから、ぼくはあなたに不安になってもらいたいんです」
 「え?」
 「だって不安とか驚きは芯から出た感情だから、リアルでしょ、フェイクじゃないでしょ。そういうのを見たいんです」
 「いやもうなんか……松井さんて小説書いてるんですか?」
 「え?」今度はぼくが聞き返す番だった。
 「なんか小説みたいじゃないですか、そういうの……社会実験をしたい、みたいな」
 「小説は書いてないですが、実証実験という面では半分正解ですね。ぼくは友達をつくる実証実験をしています。あなたのリアルな感情が欲しいんです、友達になりたいから」
 「なるほど……」
 彼はようやく理解したようだった。これまでのぼくの行動と、今説明した論理には矛盾がない(と我ながらおもう)。洗濯物をたたみながら、「なるほどなー」と腑に落ちた顔をしている。
 
 数秒後、ぼくをまっすぐ見て彼は云った。
 「でもぼくは嘘まみれですよ」 挑戦的な顔つきだった。
 「嘘まみれ?」
 「そのギリシャ哲学と西洋建築学の本が詰まった本棚も、ヨーロッパ系のスーツだらけのクローゼットも、全部嘘なんですよ」
 「そうなんですか」
 「そうなんですよ! ぼくは嘘まみれですよ、リアルの部分はぼくのなかに鍵をかけて厳重にしまってあるんですよ。ぼくのリアルを引き出すのは難しいですよ」
 一昨日はこちらが犯行予告状を送った側だったのに、今度は相手がこちらに挑戦状を叩きつけてきた。でも、甘い。ぼくより年上のはずなのに、甘すぎる。ていうか「嘘まみれですよ」って自分でいうか? 

    「あなたが自分に鍵をかけているのは分かります」 ぼくは静かに話した。「扉に何重にも鎖をかけて、さらに南京錠に鍵をかけて、もしかしたらその鍵すら遠くに投げ捨てて、あなた自身にも扉を開けられないようになっているかもしれないですね」舞台で台詞を云う役者のように、澱みなく言葉が出てきた。

「でも、ぼくは鍵を開けたいわけじゃないし、扉のとなりの壁を突き破ったりとか、空から飛んで入ったりとか、そういうことをしたいわけじゃないです」
 「え、じゃあ」
 「その鍵のかかった扉に手をかけて、ガチャガチャいわせたいんです」
 「え!!?? 怖!!!!」
 「ほらリアルが出た」  

(つづく)(次で終わらせたい) 

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