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出版業界の方への協力のお願い

■挨拶

こちらの記事を訪れていただき、ありがとうございます。
現在『読者による文学賞』というものを運営している、まつ、と申します。

この文学賞は、2019年に出版された小説を対象に、「読者」の集合知を利用して、「もっと世の中に知ってもらいたい本」を発見するため、動き始めた取り組みです。

出版業界に縁もゆかりもない、いち読者としての初の試みではありますが、ありがたいことに色々な方に支えられ、最終選考までたどりつくことができました。

初期のツイートは400回近い拡散をいただき、対象作品の募集では121票。71作品の有効推薦をいただきました。

まだ世の中から市民権を得られるほど、大きなうねりとはなっていないのが現実だと思いますが、それでも個人が発信する限られた範囲の中で、これほど沢山の反応をいただいたことに素直に驚くと共に、成長の可能性を感じております。


今回、このnoteは文学賞を、より多くの方に知っていただくため、業界の方々にご協力いただきたいと思って、記載しました。

お目通しいただけると幸いです。


■文学賞への協力をお願いします。

上記に述べさせていただいたように、業界の方のお力添えをいただきたいと考えております。

・本棚を使った、文学賞のPR
・受賞・ノミネート作品における帯などのご協力
・より読書好きの方へアピールしていくアドバイス
など

ご協力をいただけたらと考えています。

ノウハウがないため、具体的な内容を記載できず歯がゆい限りですが、お知恵やお力をお貸しいただけたらと考えています。


■背景

現在、自分たちが抱えている課題は端的に3つです。
①認知度が足りない
②ノウハウが足りない
③公的な肩書きがない

というものです。

①については、Twitterや公式HPの作成、noteでの公開など行っていますが、まだまだネット上での活動にとどまり、リアルへの影響力は微々たるものです。実際の書店を訪れる方とも繋がっていけたら、と考えています。

②につきましても、もっと良い方法があるのでは、という疑問を抱えながら走り続けている状況です。できる範囲の中で活動をしていますが、より効率的な打ち手を常に探しています。気がつくものなどあれば、ぜひご指摘いただきたいです。

③につきましては、Panasonic様などが支援する100Banchプロジェクトで活動をしていますが、なにぶん「初回のため実績がない」という部分が大きなネックになっています。実際、マスコミの方に取材申し込みをさせていただいた際、上記の返答をいただいております。
社団法人化も考えていますが、しばらくの時間が必要になります。

様々な課題と向き合う度、「受け手」側である自分たちだけの状況で、「発信する」ことの難しさを痛感しています。どうかお力をお貸しください。


■最後に

文学賞の構想を掲げた時、決めたことがあります。
この文学賞を「読者が好きな本を選んだだけのイベントにしない」ということです。作品の注目度や、付随する売上。きちんと出版業界に対して、良い影響を発信していきたい。
いただいたご協力は、将来、何らかの形でお返しできると信じています。

関東圏内であれば、まつ個人が本棚作りを手伝います。(邪魔でなければですが……)
HPに掲載している全ての選評・レビューも選考委員の方々のご了承を得て、全て著作権フリーとして利用可能にしました。
文学賞のアカウントなどでご協力いただいた書店の宣伝もさせていただきます。

まだまだ、現実的なものとしてお返しできるほどの規模ではありませんが、将来だけでなく、今できる範囲のなかで、いただくだけの立場にならないよう全力を尽くします。

まだまだご支援いただくことの方が多い取り組みではありますが、「読者側からも出版業界を支える」という気概で挑戦しています。

どうか、この挑戦が明るいものとなるよう、お力添えをお願いします。

下記に連絡先を記載しています。

「こんな取り組みはどうだろう」
「こうした組織に支援を申請してみては」
といった些細なものでも構いません。

実際、100Banchへの申請はフォロワーさんのご提案で実現した取り組みです。

また、ご質問などありましたら、いつでもご連絡ください。
何卒よろしくお願いします。

公式HP:https://honsagashi.com/prize/index.html
E-mail: dokusyotaisho@gmail.com

まつのTwitter:https://twitter.com/aozorabunkorev1

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