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12月に読んだ本

桐野夏生の本にはすごく胆力のある人とか、我の強い人が出てくるイメージだったけど、皆時代に流されていってしまった。それほどバブルの力が強かったということか。

夫のECDさんの病気が発覚して入退院を繰り返している期間と、亡くなった後の期間の日記。
なくなる前と後で、ECDさんへの気持ちの持ち方が全然違っているのが身につまされる。病気の人が入院したり帰ってきたりして、自分の生活が振り回されていると感じるのちょっとわかるなと思ってしまった。
優しくなれなくなったときにもう一度読みたい。

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