「間」について
人間と言う言葉に何故「間」の文字が入っているのか以前から気になっていた。(時間も空間もそうだが。)
人間は自然の一部。ある意味で、「間」とは人が自然に戻る状態なのかもしれない。
意識から離れた瞬間である。
日中のうたたねとか、寝起きのぼーっとした時間とか。
人はわからないことを許さない。自分は意識で生きていると思っているから、意味の無いものには存在すら認めない。意味があるとかないとかそんなことからちょっと外れた、離れた時が「間」。
その時人は自然に帰っている時間なのではないか。
何かにひたむきになっている時も「間」のような気がする。
ひたむきになっている時、感覚的にボーっとしている時に、何かアイデアが浮かんだり、想定外のセレディピティーに出会ったり、「間」の時間で起きているといってもいいのではないか。
人は、時に、自然に触れたり、意味の無いようなものにもっと触れた方がいいのではないかと思う。実はその時、脳が一番活性化しているのかもしれない。
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