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AI発展の歴史①第一次AIブーム(1950〜60年代)

こんにちは、あおけんです。

DX/AIについての研修コンテンツをnote版に編集して発信しているシリーズ第11回目。今回はこれまで概要をお伝えしてきた人工知能(AI)について、誰がどんな取り組みで発展させてきたのか、その歴史を今後4回に渡って解説していきたいと思います。

(始めての方はまず無料の第一回のお話を読んでみてください)

第1回目は、1950年代から1970年代にかけてのAIの創成期から初期のブームに至るまでの流れについて掘り下げていきたいと思います。
 
今回のセッションを聞いてもらうことで、AIがその創成期にどのように産声をあげ、発展の歩みを始めたのかしっかりわかるようになっていますので、ぜひ最後まで聞いてみてください。


それでは早速はじめましょう。

 1950年代(AI研究の始まり)

AIの歴史の幕開けとなったのは1950年代、AI研究の礎を築いたと言われているアラン・チューリングの「チューリングテスト」として知られる実験で、人間と機械どちらが答えているかをブラインドで被験者に問うものでした。
この中で彼は機械が人間と同じように「考える」ことが可能かどうかを問い、科学界に大きな議論を呼び、人工知能研究の火付け役となりました。
 
1956年には、これまでの講義でご紹介したダートマス会議が開催されます。
この会議は当時、ダートマス大学に在籍していたジョン・マッカーシーが主催した会議で、その会議の提案書において人類史上初めて「人工知能(Artificial Intelligence)」という用語が使われたと言われています。
この会議は1日、2日ではなく、80日間に及ぶものだったようです。
 
そこではどんなことが議論されたのでしょうか?
 
この提案書ではコンピュータ、自然言語処理、ニューラルネットワーク、計算理論、抽象化と創造力についての記述があり、これらはいずれも今日でも研究が続いている分野です。

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