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未開の地 マンガの世界を探検する

おはようございます。ドドルあおけんです。

エンタメの日曜日。今日は普段全く接することのないマンガの世界を探検したいと思います。日本の強みというとマンガ、アニメ。ジブリを筆頭にドラゴンボールやワンピース、ドラえもんなど、世界に強い影響を与えているのは実はこのあたりのエンタメですよね。

昔、夢中で読んだマンガが湘南爆走族というポストバブル世代が今どきのマンガを読んで見る、という回となっております。ハマれるマンガに出会えるのか、深すぎるマンガの世界、まずは有名人のオススメを見るところから探検をしてみたいと思います。

湘南爆走族_-_Google_Search

あの人がオススメするマンガは?

今回まったく土地勘がない世界なので、とりあえずテレビで見る有名人の皆さんがどんなものをおすすめしているのか、このサイトから探してみることにしました。

今回アンテナにひっかかった人は、こんな有名人です。

・オカモトズのボーカルの方
・よゐこ 有野さん
・ケンコバさん
・ヒルナンデス、漫画好き芸人特集
・中村倫也さん
・木村拓哉さん

この方たちのオススメはこんな感じでした。

漫画好き芸能人がオススメするマンガまとめ_自由広場の雑談_-_マンバ

漫画好き芸能人がオススメするマンガまとめ_自由広場の雑談_-_マンバ

漫画好き芸能人がオススメするマンガまとめ_自由広場の雑談_-_マンバ

漫画好き芸能人がオススメするマンガまとめ_自由広場の雑談_-_マンバ

漫画好き芸能人がオススメするマンガまとめ_自由広場の雑談_-_マンバ

漫画好き芸能人がオススメするマンガまとめ_自由広場の雑談_-_マンバ

気になるマンガの説明を覗いてみます

なんとなく気になるタイトルからそれぞれの紹介文を拾っていきます。

・アルマ
もう世界には俺たちだけなのかもしれない 人がいない荒廃した世界で、自分たち以外の人間を探す青年・レイと、彼を心配そうに見守るリチェ。そんな中、空からの襲来者によって、15年間隠されてきた「秘密」が明らかに。独りになった青年は、“ある言葉”によって歩みを始める――。ヒトとキカイの近未来幻想譚、ここに幕開け。

アルマ マンガ_-_Google_Search

・ゴーダ哲学堂悲劇排除システム
社会から「悲劇」がなくなったら、そこには何が残るのか……。あまりに深く鋭いメッセージを突き立てた表題作「悲劇排除システム」他、“生”への愛に溢れた「IN MY LIFE」など、話題の短編を多数収録。

ゴーダ哲学堂悲劇排除システム マンガ_-_Google_Search

・ハコヅメ
もう辞めてやる!」辞表を握りしめた新米女性警察官・川合の交番に、なぜか刑事課から超美人の藤部長が配属されてきた。岡島県警(の男性陣)を絶望におとしいれるコンビの誕生である。某県警に勤めること10年、隠そうとしても漏れ出てくる作者の本音がヤバい! 理不尽のち愚痴、時々がんばる、誰も見たことのない警察漫画。※労働基準法は警察官に「一部」適用外です。

ハコヅメ マンガ_-_Google_Search

・ブルーピリオド
成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す!

ブルーピリオド マンガ_-_Google_Search

・メタモルフォーゼの縁側
ふと立ち寄った書店で老婦人が手にしたのは1冊のBLコミックス。75歳にしてBLを知った老婦人と書店員の女子高生が織りなすのは穏やかで優しい、しかし心がさざめく日々でした。

メタモルフォーゼの縁側 マンガ_-_Google_Search

・ビューティフル・ピープル・パーフェクトワールド
美容整形なんか当たり前…!?美容整形の技術が発達し、誰もが美しさと見た目の若さを簡単に手に入れることが出来るようになった、近未来の日本。
あえて素の姿 で踏みとどまる者、憧れの存在と同じ姿になる者、愛する人の望む 姿を選ぶ者、生きた証を残すため、躊躇なくその見た目を変えてゆく者……。美醜が全ての基準となる世界の中で、少しだけはみ出してしまった者たちを描いた、連作短編集。

ビューティフル・ピープル・パーフェクトワールド マンガ_-_Google_Search

・BEASTARS
肉食獣と草食獣が共存する世界。そこには、希望も恋も不安もいっぱいあるんだ。チェリートン学園の演劇部員レゴシは、狼なのにとっても繊細。そんな彼が多くの動物たちと青春していく動物群像劇が始まる!!

BEASTARS マンガ_-_Google_Search

・無限の住人
父を殺し、母を攫(さら)った剣客集団『逸刀流(いっとうりゅう)』に復讐を誓う少女・浅野 凜(あさのりん)は、「百人斬り」の異名を持ち、己の身体に血仙蟲(けっせんちゅう)という虫を寄生させることで不死の肉体を持った剣士・万次(まんじ)を用心棒として雇い、逸刀流の統主である宿敵・天津影久(あのつかげひさ)を追う旅を始める――。

無限の住人 マンガ_-_Google_Search

3作品に絞り込み、とりあえず第一巻を読んでみたら

今回の探検で最後に残ったのはこの作品でした。

1. BEASTARS (中村倫也さんオススメ)
2. ハコヅメ(ケンコバさんオススメ)
3. ブルー・ピリオド(ヒルナンデスで紹介)

第一巻を読んで感じたことをそれぞれちょっとコメントしてみます。

BEASTARS (★★★★)

BEASTARSの作品情報、単行本情報___アル

動物しか出てこない学園モノ。ギャグ漫画かと思うとそうでもない。とにかく設定がぶっ飛びすぎていて、作者の世界に入り込むまで少し時間がかかりました。主人公は一番左の狼っぽいけど、一巻を読んだだけでは、どこに向かって話を転がしていきたいのか、それをわかりやすく伝えてくれません。同じ学校の中に肉食獣と草食獣が共存しようとしているけど、理性ではコントロールできない、食うものと食われるもの、という関係性がところどころで描かれます。
力の強い、大きい肉食獣たちは、弱い草食獣を慈しみ、優しく接するべし、という道徳が建前が前提としてあって、そのルールに則ってこの学園は運営されているのだけれど、その建前を超えたところで、いつか殺られるかもしれない、という草食の怯えと、殺った時に退学させられるという懲罰で自制している肉食獣、その2つのコミュニティをリーダーシップで突破しようとするカリスマ鹿(上の真ん中にいる角生えたキャラ)。
もうギャグなのか、シリアスなのか、底が浅いのか、深いのか、わからないままに一巻が終わり、恐ろしくオリジナリティが高いけど、型にはまっていないので、気持ちよくないというのが率直な感想です。第2巻を読むかどうか、五分五分ですが、作者の創造性には感服、という作品でした。

ハコヅメ(★★★)

ハコヅメ~交番女子の逆襲~の作品情報、単行本情報___アル

ケンコバさんオススメでどんな感じかな、と思ったのですが、思ったより普通というか、マジメなアプローチに思えました。警察内部事情を知っている人のあるあるが軽快にちょこちょこおかしく描かれていて、普通に読んだら楽しめるんだろうな、という作品。
ただ、今回ご紹介した他の2つの作品のクオリティが高すぎて、埋もれてしまった感があります。この下にあるブルー・ピリオドの後に読んだので、とにかく画力の違いが激しすぎて、ストーリーがあんまりすっと入ってこなかったです。
これは、このハコヅメの画力が低いということではなくて、ブルーピリオドの画力が高すぎる、というところが問題(?)なので、ちょっと読む順番を間違えたな、という感じです。自分が歳をとったのか、湘南爆走族や稲中卓球部などが面白すぎたのかわかりませんが、爆笑っていうタイミングもなく、すーっと退屈もせずに読めたというところで★3つとしました。


ブルーピリオド(★★★★★)

ブルーピリオドの作品情報、単行本情報___アル

これは完全に個人的な好みですが、ストーリー展開、画力、扱っている題材すべてが自分にハマったという作品です。
やっぱり人気のあるマンガ、小説、映画のストーリー展開のパターンがありますよね。最初は自分でもその能力に気づいてないけど、徐々にいろいろな出会いと学びがあって、その才能が開花していく、戦闘能力が上がっていって、最終的にはすごい高みまで行ってしまう、、、これが、王道中の王道です。ヒーローものというのはだいたいテンプレートが決まっていて、そういう意味ではこの作品も同じフォーマットを踏んでいて、オリジナリティという点では絶対BEASTERSなんですが、やっぱり成長物語ってシンプルに楽しいんですよね。
このブルーピリオドの主人公は不良っぽいキャラなんだけど、裏で勉強もがんばってて、テストの点もいい不良っていういい感じの仕上がりなんですが、他人の目線を気にして生きていて、自分の人生を生きてる感じがしていません。
それがとあるきっかけから絵の世界に魅了され、がむしゃらな努力をする中でメンターに認められ、日本一の難関、東京藝術大学を目指すことになります。ストーリーとしては本当にシンプルな成長活劇なんですけど、圧倒的な画力というのはそれ自体がマンガの良し悪しを左右するな、というのは、ハコヅメとの比較で見えてきたところです。このクオリティは絶対、海外のクリエーターには真似できない日本のパワーを感じた、というところも含めて色々ツボに入りました。

ということで今回の3作品の中ではブルーピリオドが頭一つリードということで、全巻大人買いに走りたいと思います。

これまで食わず嫌いだったマンガですが、今回をきっかけにちょこちょこ探検をしてみたいなと思いました。

ということで、本日のお話は以上です。

明日はマーケティングの月曜日。コロナ戦時下のマーケティングについてRepro社のホワイトペーパーをもとに今マーケティングの現場で何が起こっているのかを見ていきたいと思います。

マーケティングの月曜日
経営戦略・事業開発の火曜日
EC・ロジスティクスの水曜日
DXの木曜日
グローバル・未来の金曜日
ライフハック・教養の土曜日
エンタメの日曜日

それでは今日もよい一日を。


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