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大学受験

国立大学の前期試験の合格発表の時期ですね。
私が大学受験をしたのは30年近く前のことです。
そのころはインターネットも携帯電話もありませんでした。
得られる情報量が今とは比べ物にならないほど少なかったですね。
私は現役で国立の前期試験に受かったので、
受験に関してだけ言えば、成功といえば成功でした。

今にして思えば、大学受験は非情な世界です。
わずか数点差で合否が決まります。
実力はあっても、ケアレスミスをしたり、手薄な分野が出題されるかもしれません。
十代後半の最も多感な時期を受験勉強に
費やさなければならず、それでいて努力が報われる保証がないのです。

大学に関しては、ネットのコメントで、大口をたたいている人がたくさんいます。
彼らは本当に上位レベルの人たちなのだろうかと不思議に思います。
大学受験を経験した人なら、駅弁といわれるような国立大学でも、相当の努力が必要なのはわかるはずです。
私立専願とは負担量、受験機会がまるで違います。

地方であれば、進学校といわれる高校でも、
真ん中より下は駅弁はおろか、関関同立マーチにも届きません。
これが大学受験の現実です。

今は私立大学は受験して入学するよりも、内部進学や指定校推薦で入学する人の方が多いとニュースで知りました。(大学にもよるでしょうけど)

私は偉そうなことを言える立場ではありませんが、国立の前期が不本意な結果であっても、気持ちを切り替え後期試験の対策をがんばってほしいです。
後期試験はほとんどの人が対策が前期に比べ手薄なはずです。
あと数日の頑張りが、浪人か現役合格かの違いを分けることになります。
私は後期で受かる人こそ、リスペクトすべき人だと思っています。










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