子宮の中にいるような空間

おはようございます。

エストラーナテープweek中。
本日は6枚。

来週の移植に向けて、
前回の移植期よりも穏やかに過ごしています。


少し前に自己紹介で、
趣味の欄に「美術館巡り」と書きました。

最近、ふと訪れた美術館のことを思い出して、
自分が撮影した写真やYouTubeで美術館へ行った方のvlogを拝見したりしています。


今日のnoteは
私が訪れたある美術館の話を書かせてください。



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美術館の名前は「豊島美術館」。
とよしま、ではなく、てしまびじゅつかん
と、呼びます。

フォロワーさんの中で、行ったことがある方、
いますでしょうか?

私は6年ほど前に一人旅で行きました。

場所は香川県。
瀬戸内海に浮かぶ豊島という小さな島にある美術館です。

究極の美術館だと、私は思っています。

美術館の外観


この美術館、大きな特徴は
作品が一つしかない。
ということです。

そして、一つしかない作品を観ているだけなのに、
何時間も過ごせてしまう。

という、
言葉を並べるだけでは理解が難しい不思議な場所です。

アーティスト・内藤礼さんと、
建築家・西沢立衛にさんによる美術館です。

作品タイトルは「母型」。
まさに、母親の胎内にいるような場所。


白い空間にぽっかりと空く穴。
一本の糸がふらりと下がる。
中央に泉があり、そこに目掛けて周りから沸々と湧き出る水たちが集まっていく。

聞こえるのは水の音と鳥の囀り、風の音、時には雨の音。


タイトルの通り、ここは私の感覚で表現するなら

子宮の中にいるような空間

を体感できる場所なんです。


いやいや、おまえ子宮の中にいた記憶あるんかい!ってツッコミはおいておいてw

どの人も一度は子宮にいたわけで、
けど覚えてなくて、(胎児記憶というのもありますが)

なんだか、とても懐かしく、
安心して、ずっといれる、
心地よい空間なんです。


不妊治療をしていて、この美術館にもう一度訪れたいという気持ちが増してます。

涙が自然と溢れる空間です。


子宮の中がこんなに素敵な場所であってほしいし、
生まれてくる子どもも、こんな空間で自然体のままで、心安らかに成長してほしいなと思います。


子どもが大きくなったら、
家族で行きたいと思う場所のひとつです。

ぜひ、みなさんも興味を持ったらぜひ行ってみてください。
周りにある直島などをはじめ、アートの島が点在していて、とても素敵な場所ばかりです。


https://benesse-artsite.jp/art/teshima-artmuseum.html


※施設内は基本撮影禁止です。画像はネットより拝借。

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