自分らしくいることのあり過ぎる効用
◇NOTE◇
このマガジンを始めるきっかけ→★
時系列ガン無視で綴るリアルストーリー(氏名は仮)
前半は当時の心境そのままに、
後半は当時を振り返る
そんな二部構成となっております。
2017.4-5
◇characters◇
菅田陵子(age 32) わたし 第1次ニート時代
菅田町子(age 67) おかん 韓流ドラマ命
その他若者たち
◇location◇
実家/フィリピン・ダバオ
-わたしは "恥ずかしい存在"である
今年の頭に彼氏と別れていたのが親にバレて、
先週実家に強制送還された。
ひとり暮らしのニートには、
もう抵抗する力がほとんど残っていなかった。
1年以上続いたニート生活は、
それくらいわたしを弱らせていた。
だが、最後の力を振り絞ってでも、
拒否権を発動させれば良かったと大いに悔やんだ。
地元で働きなさい
結婚しなさい
孫の顔が見たい
ことあるごとに浴びせられる、母からの言葉。
母にとっては挨拶がわりの常套句のつもり
そんなことは分かっている。
けれど何1つできていないわたしにとっては、
恐ろしい呪いの言葉でしかなかった。
みんなが普通にできていることを、
全くできていないダメな人間
呪いの言葉はどんどんわたしを蝕んでいく…
- 伝家の宝刀”語学留学”
どこかに逃げ出したい
実家に戻ってわずか1ヶ月。
わたしは語学留学と称し、
フィリピンのダバオへと飛び立った。
セブ・マニラ・バギオ・クラーク…
たくさんある留学先からダバオを選んだのは
ただの勘だったが、結果的に大正解。
治安もよくのんびりとした雰囲気は、
壊れかけたわたしに癒しを与えてくれた。
-いくつになっても学生生活は楽しい
当然、周りは若い子たちばかり。
けれどすぐに打ち解けることができたのは幸いだった。
平日は授業8コマと宿題をこなし、
終わったらみんなで近くの桟橋でビールを飲む。
そんなルーティン。
そこにうずまく恋模様にニヤニヤしていたら、
1日1日があっという間に終わる。
(残念ながら、わたしはそこには参戦できなかったけどw)
フィリピン人の英語はかなり聞き取りやすい。
そして何より可愛い。
日本のおじさんたちがハマるも分かる気がする。
休日はアイランドホッピングにダバオ散策。
今まで見た中で一番綺麗な海はフィリピンだと思う。
- 盛大なデトックス
ポカリとヨーグルトを買ってきて・・・
はちゃめちゃに楽しんでいたら…
残りあと1週間というところで、
お腹を壊し熱が40度近く出た。
十中八九 #バロットのせい だ。
休日だったため、
みんなほとんど出払っていたが、
藁にもすがる思いで片っ端からメッセージを送り、
助けを求めたのだった。
Now
-心身の健康は規則的な生活で取り戻せる
朝日と共に目覚め、3食きっちり食べ、よく歩く。
そしてたまに泳ぐ。
これらのおかげか、胃腸の動きや代謝が良くなった。
留学中特に意識しなくても健康的に痩せていった。
(お腹を壊す前までの話ね)
心も体もストレスがない状態だと、
その人にとってちょうど良いカラダになるだなぁ
と実感。
言いたいことを言えなかったり、
ストレスや不安を抱え込んだり、
こういうことが続くと
カラダに悪いものがどんどんたまっていくんだろうな。
よく喋って、よく笑った。
ほんと楽しかったなぁ〜!
良い環境にいると、
心も体も自然と無駄なものを放出していけるのだろう。
(最後のOPPはいらんけどw)
- 海外では自分を出せないことは命取りになりかねない
日本だと自分を出さなくても、
そこそこ生きていくことはできる。
けれどそれではどんどん"自分不感症"になる。
体調が悪くても言い出せない
会社も休むことができない
子宮系の病気が増えているのも、
何かしらの因果関係があるような気がしてならない。
(あくまで個人的見解)
言いたいことが言えないと、
フィリピンの片田舎ではジプニーにも乗れないし、
病院へ行くこともできない。
昔の私だったら、
お腹ピーピーが少しマシになるまで我慢して、
自分でポカリを買いに行ってたかもしれない。
- 自分出せてますか?
発信ならしてるよ!
という方はもちろん多いと思います。
けれど、
ちょっと控えめな表現にしたり、
本当は振り切った発信をしたいけど、
人からどう思われるかなんて考えてしまったり…
そんな方は多いんじゃないかなと思います。
もちろん誰かを傷つけたり、
不快にさせたりするような発信はNGですが、
自分の好きを出すのに、
他人のジャッジは必要ありません。
また、本人と発信内容の不一致は、
ジワジワとにじみ出るのでご注意を!
フィリピン留学時代に友達になった子は
いまでも交流が続いています。
本音で付き合っていたからこそだなんだろな〜
- 自分を守れるのは自分だけ
自分が自分らしくいられない場所や人
自分を脅かすようなものからは
グッバイしていいんです。
かくゆうわたしも、
極力実家には近寄りませんしね。
試行錯誤を繰り返しながら、
自分らしくいられる場所や人付き合い
見つけていきたいですね。
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