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目先の利益を追いかけるべからず
◇NOTE◇
このマガジンを始めるきっかけ→★
時系列ガン無視で綴るリアルストーリー(氏名は仮)
前半は当時の心境そのままに、
後半は当時を振り返る
そんな二部構成となっております。
INDEX→★
2022.01~2
◇characters◇
菅田陵子(age 37) わたし 第3次ニート時代
◇location◇
都内某所
迫り来るデッドライン
「雇用保険の最終申告日まであと10日を切ってしまった…」
10月に加茂谷真紀さんのセッションを受けたとき、「後ろの人がまだ遊んでていいよーって言ってるよ」と言ってもらえたこともあり、そこから3ヶ月安心してニートを続けていた。
雇用保険は当初年内に受給し終えるはずだったのが、コロナのおかげで2ヶ月伸びた。一体いつまで貰えるのだろう?とカレンダーで計算したところ、わたしの手が止まった…
”2022年2月1日”
わたしのドラゴンヘッドリターン直前の日程だったからだ。
受給を終えたら、もう遊びはそこで終わりだよ。
そう言われている気がしてならなかった。。
病んでいく精神
「ここは時給が微妙」
「ここは場所が遠い。そもそもリモート不可とか無理」
ブツブツ言いながらPCと向き合う日が増えた。
ブログを書いているのかと言うと、そうではない。もちろんルーティンとして書いてはいたけれど、大半の時間は派遣の求人募集を眺めていた。
これまで経理畑だったわたしは、経理とエクセルくらいしか能がない。企業では決算業務を経験していない。そうなるとどれだけ良くても時給1,700円とかになってしまう。
1,700*6.5*20 =221,000
週5とかいやだけど、都内の満員電車が嫌すぎるので、1日フルは絶対に無理だ。もし週5を下回ると月給は20万を下回る…
さすがに、都内の一人暮らしで(しかも家賃高いところ)、その金額はキツい…もう諦めて、週5で派遣として生きていく他ないのだろうか?
さすがに腹をくくるしかないかと何度も”応募ボタン”に手が伸びかけた。
そんな葛藤を毎日繰り返していたので、この頃のわたしは精神的にちょっとおかしくなりかけていた。
そして迎えた雇用保険最後の申告日
もう何度も来ているハローワーク。呼び出し時間が朝一だったこともあり、手続きはスムーズに進み10分程度であっけなく終了してしまった。
「本日で実績申告は最後となります。お疲れ様でした。」
職員の方の声がけは、虚しくわたしの頭に響いた。
もちろん申告が終わったとしても、仕事検索などのハローワークのサービスは使うことができる。けれど、端末を使う気分になれなかった…
今日は、映画のサービスデーか、
そう思ったわたしは近くの映画館で映画を見ることにした。
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Now
2022.2.1の奇跡
実はこの映画を見た日、結局仕事を探す気が起きなくて、普段通りブログを書いて、お風呂に入ってもう寝ようかなとしていたまさにそのとき・・・!
ryocoさんの知り合いにフリーのライターっていないかしら?
と友達からメッセージが飛んできたのです!
元出版社だからそんなメッセージが来たのだと思うのですが、経理だったのでそういった繋がりもなく…心当たりないわ、ごめんねと返したんです。
ってか、ryocoさんやればよくね?暇でしょ?
みたいな予想の斜め上を行く答えが返ってきたのです・・・!
確かに毎日文章を書いていたけど、自分にライターができるなんて1mmも思っていませんでした。けれどこのお話が来たタイミングがすごすぎて、これは受けろと言うことではなかろうか?と思い、その会社の方と繋いでもらいました。
当時のツイート
長かったハロワ通いも本日終了。
— ryoco_マトメガミ | ライター 時々星読む人 (@mato_megami) February 1, 2022
さあ次は何をしようかなとぼんやりしてたら、ライターやってみないかとのお誘いが舞い込んできました🤭#9ステホルダー#できるか分からんけどとりあえずplayfulに飛び込んでみる天秤座https://t.co/inkovrLDQp
やりたくないことはやらないと決めた
もし、わたしがお金のなくなる恐怖に耐えきれずに、派遣に応募していたら??おそらくどこかしらに決まっていたと思うので、その後のライターのオファーにはきっと乗れなかったと思います。
派遣に応募しなかったのは、経理の仕事はもうやりたくなかったから。もちろんやれば人並み以上にできる自信はあります。けど、絶対に飽きることは目に見えていたし、もう自分を疲弊させたくありませんでした。
今ライターの仕事をやっていて、とても楽しいです。なぜなら自分の星にとても沿っていることだから。(もちろん星的に組織で働く方が向いている方もいらっしゃいます)
もし目先の利益に飛びついて派遣のお仕事をしていたとしたら、きっと今頃、不平不満の塊になっていたでしょうし、お金もカツカツで回っていなかったと思います。
ドラゴンヘッドリターンを味方につけたわたし
ちょくちょくいろんなところでドラゴンヘッドリターンのことを書いていますが、それはわたし自身の身に起きたことが奇跡すぎたので、どうせなら皆さんもその追い風に乗っていただきたいから。
とはいえ、軽くその波に乗れたのではありません。
もちろん文章は書けると思いましたが、今回受けたのはインタビューライターとしてのお仕事。そう、インタビューができなくてはいけないということで、かなり悩みました。人生でインタビュー経験なんてありませんでしたからね。
けれど自分の星的にも変わり目ということがわかっていたので、
今までと同じことをやっているのでは、これまでの自分を繰り返すことになる
それだけは絶対に嫌でした。
まだこの決断から半年ほどしか経っていませんが、この時未知の世界に飛び込んだ自分に花丸をつけてあげたいです💮
この記事が、みなさんの殻を破るきっかけになってくれたら、嬉しいです!
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