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目先の利益を追いかけるべからず

NOTE
このマガジンを始めるきっかけ→
時系列ガン無視で綴るリアルストーリー(氏名は仮)

前半は当時の心境そのままに、
後半は当時を振り返る
そんな二部構成となっております。

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2022.01~2

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菅田陵子(age 37) わたし 第3次ニート時代

location
都内某所

迫り来るデッドライン


「雇用保険の最終申告日まであと10日を切ってしまった…」


10月に加茂谷真紀さんのセッションを受けたとき、「後ろの人がまだ遊んでていいよーって言ってるよ」と言ってもらえたこともあり、そこから3ヶ月安心してニートを続けていた。


雇用保険は当初年内に受給し終えるはずだったのが、コロナのおかげで2ヶ月伸びた。一体いつまで貰えるのだろう?とカレンダーで計算したところ、わたしの手が止まった…


”2022年2月1日”
わたしのドラゴンヘッドリターン直前の日程だったからだ。

受給を終えたら、もう遊びはそこで終わりだよ。

そう言われている気がしてならなかった。。


病んでいく精神


「ここは時給が微妙」
「ここは場所が遠い。そもそもリモート不可とか無理」

ブツブツ言いながらPCと向き合う日が増えた。

ブログを書いているのかと言うと、そうではない。もちろんルーティンとして書いてはいたけれど、大半の時間は派遣の求人募集を眺めていた。


これまで経理畑だったわたしは、経理とエクセルくらいしか能がない。企業では決算業務を経験していない。そうなるとどれだけ良くても時給1,700円とかになってしまう。

1,700*6.5*20 =221,000

週5とかいやだけど、都内の満員電車が嫌すぎるので、1日フルは絶対に無理だ。もし週5を下回ると月給は20万を下回る…

さすがに、都内の一人暮らしで(しかも家賃高いところ)、その金額はキツい…もう諦めて、週5で派遣として生きていく他ないのだろうか?


さすがに腹をくくるしかないかと何度も”応募ボタン”に手が伸びかけた。
そんな葛藤を毎日繰り返していたので、この頃のわたしは精神的にちょっとおかしくなりかけていた。


そして迎えた雇用保険最後の申告日


もう何度も来ているハローワーク。呼び出し時間が朝一だったこともあり、手続きはスムーズに進み10分程度であっけなく終了してしまった。


「本日で実績申告は最後となります。お疲れ様でした。」
職員の方の声がけは、虚しくわたしの頭に響いた。


もちろん申告が終わったとしても、仕事検索などのハローワークのサービスは使うことができる。けれど、端末を使う気分になれなかった…



今日は、映画のサービスデーか、
そう思ったわたしは近くの映画館で映画を見ることにした。


呪術廻戦前のひといき



 

Now

2022.2.1の奇跡


実はこの映画を見た日、結局仕事を探す気が起きなくて、普段通りブログを書いて、お風呂に入ってもう寝ようかなとしていたまさにそのとき・・・!

ryocoさんの知り合いにフリーのライターっていないかしら?

と友達からメッセージが飛んできたのです!
元出版社だからそんなメッセージが来たのだと思うのですが、経理だったのでそういった繋がりもなく…心当たりないわ、ごめんねと返したんです。

ってか、ryocoさんやればよくね?暇でしょ?

みたいな予想の斜め上を行く答えが返ってきたのです・・・!

確かに毎日文章を書いていたけど、自分にライターができるなんて1mmも思っていませんでした。けれどこのお話が来たタイミングがすごすぎて、これは受けろと言うことではなかろうか?と思い、その会社の方と繋いでもらいました。

当時のツイート

 

やりたくないことはやらないと決めた


もし、わたしがお金のなくなる恐怖に耐えきれずに、派遣に応募していたら??おそらくどこかしらに決まっていたと思うので、その後のライターのオファーにはきっと乗れなかったと思います。

派遣に応募しなかったのは、経理の仕事はもうやりたくなかったから。もちろんやれば人並み以上にできる自信はあります。けど、絶対に飽きることは目に見えていたし、もう自分を疲弊させたくありませんでした


今ライターの仕事をやっていて、とても楽しいです。なぜなら自分の星にとても沿っていることだから。(もちろん星的に組織で働く方が向いている方もいらっしゃいます)


もし目先の利益に飛びついて派遣のお仕事をしていたとしたら、きっと今頃、不平不満の塊になっていたでしょうし、お金もカツカツで回っていなかったと思います。


ドラゴンヘッドリターンを味方につけたわたし


ちょくちょくいろんなところでドラゴンヘッドリターンのことを書いていますが、それはわたし自身の身に起きたことが奇跡すぎたので、どうせなら皆さんもその追い風に乗っていただきたいから。



とはいえ、軽くその波に乗れたのではありません。

もちろん文章は書けると思いましたが、今回受けたのはインタビューライターとしてのお仕事。そう、インタビューができなくてはいけないということで、かなり悩みました。人生でインタビュー経験なんてありませんでしたからね。


けれど自分の星的にも変わり目ということがわかっていたので、

今までと同じことをやっているのでは、これまでの自分を繰り返すことになる

それだけは絶対に嫌でした。

まだこの決断から半年ほどしか経っていませんが、この時未知の世界に飛び込んだ自分に花丸をつけてあげたいです💮


この記事が、みなさんの殻を破るきっかけになってくれたら、嬉しいです!

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