これがいわゆる応援されているということなのか
◇NOTE◇
このマガジンを始めるきっかけ→★
時系列ガン無視で綴るリアルストーリー(氏名は仮)
前半は当時の心境そのままに、
後半は当時を振り返る
そんな二部構成となっております。
INDEX→★
2019.3
◇characters◇
菅田陵子(age 34) わたし 第3次ニート時代
塩谷美来さん 編集者 居候先
◇location◇
TOKYO
- ついに本帰国
半年ほどの無職モラトリアム期間を終え、
インドネシアで稼いだお金はついにゼロとなった。
帰国してまずやることは、上京の準備。
新卒の頃、
研修で3ヶ月ほど関東にいたことはあったが、
とてもじゃないけど住むところではないと思っていた。
そんなわたしが、まさか上京することになろうとは…
職なし、家なし(、男なし)
そんな状態で、果たしてやっていけるのだろうか。
知り合いの美来さんのおうちに居候させてもらい、
その間に家を探すこととなった。
- 帰国直前の就職活動
日本でのブランクが不安すぎて、
実は帰国前から求人情報をちらちら見ていた。
気になったのはファスティングの酵素を扱う会社。
バリ島でファスティングをしていたこともあって、
アルバイト面接をzoomでしてもらうこととなった。
が、結果は不採用。
「わたしはアルバイトの面接もパスできないのか」
と実はかなり落ち込んでいた。
- 不動産やさんに言われた衝撃の一言
上京初日。
新幹線から降りて向かったのは不動産会社。
目をつけていた物件は運よく残っていたのだが、、
”今のあなたの状況で家を借りるのは難しい”
と言われてしまった。
高い高い都会の家賃。
保証会社をつけても、
現時点で定職に就いていないのは致命傷らしい。
ただ、家族の名前で借りることはできるとのこと。
この物件に入居できるまで約1ヶ月もあるので、
この間にお仕事もなんとか決まることを祈る。
- チャンスの神様はどこからやってくるのか分からない
転職サイトで気になる求人を見つけては、
エントリーする日々。
ぽつりぽつり面接の日が決まり始めた。
居候4日目のこと。
”綾ちゃーん!ただいま〜”
美来さんが仕事帰ってきて、
一緒に晩御飯の準備をしていると…
”今日一緒にお仕事した出版社の人が
経理探してるみたいなんだよね〜
綾ちゃん興味ない???”
と、その出版社の社長さんの投稿を見せてくれた。
仕事内容的には余裕でできそう。
お給料とか細かいことはわからないけれど、
これは…何だかGoのサインな気がする!
"美来さん!繋いでもらえませんか?”
- No 履歴書 No 面接
先方から指定された日にオフィスを訪れると、
10分くらい雑談しただけで、
あっさり就職が決まってしまった。。
履歴書も出してない。
面接らしい質問もない。
そんなことってあるのだろうか。
が、実際に起きた。
職なし、家なしの崖っぷちの状況から、
わずか1週間。
状況が180度ひっくり返ってしまったのだ。
そしてまだ入社していないのに、
面談後、飲みに連れて行ってもらった。
ほんと謎。w
Now
- 状況に身を任せていた方がうまくいくということ
帰国前に焦って面接を受けた時は、
ただただ"焦り"しかなかった。
対して上京後は、家が決まったこともあり、
チカラがふっと抜けていたのだと思う。
いい感じにサレンダーしていたのだ。
諦めや降参ではなく、サレンダー。
自暴自棄とも違う。
執着を手放して、あとは信じてお任せします。
そんな感じ。
焦っているときに受けた会社に決まったとしても、
すぐに辞めていたのかもしれない。
- 落ちた会社の社長さんからいただいたメール
帰国前に面接を受けた会社の社長さんから、
その1ヶ月後にメールをいただいた。
メールをいただいた時は
既に出版社に勤務していたため、
お断りのメールをお送りしたのが、、
初回の面接でもし受かっていたら、
まったく違う方向に人生の舵取りがされたのか…
と思うと、
見えない力の存在というものを
感じずにはいられなかった。
- 見えない力のアシストを受けるコツ
それまでの自分を振り返ると、
どの就職においても、
自分というものが全くなかった。
安定しているから公務員。
親から逃げたい一心で海外就職。
自分からブレている間は、
アシストは受けられない。
自分が好きなことは何か。
自分は何をやるために生まれてきたのか。
自分に向き合うのはしんどい作業。
でも、やればやるほどブレが減ってきて、
生きやすくなる。
自分を知るための手がかりは、
ホロスコープだったり、
シータヒーリングだったり、
そういったものの力を借りつつ、
一歩一歩進んでいくと、
自分と相思相愛になっていくのではないだろうか。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?