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偏見と思い込みと

[English below]
こんにちは。ヤマトです。
駒ヶ根訓練所での日々を綴る、こまがねだよりWeek4です。
自己紹介はこちら↓

福岡の小学校で3年間勤めた後、青年海外協力隊2024年2次隊候補生になる。派遣国はソロモン、職種は小学校教育。海外協力隊派遣を前に、長野県駒ヶ根市で派遣前訓練に参加中。人生の目標は「いいパパになること」。

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時間が経つのがが本当に早い。これ毎週書いちゃうかも。あっという間に土日が来て、その土日も気づいたら終わっている。それの繰り返し。今週は自習時間が多かったこともあってか、特にその感覚が強いです。やりたいことが全部できない。

忙しさにかまけて、自分ひとりで内省する時間を確保できずにいます。ゆっくりコーヒー飲んだり、本を読んだり。学校のようにスケジュールが決まっている日々の中では、とびっきり大きな出来事が起こるわけでもない。なんでもない日常のように感じてしまうけど、とんでもなく貴重な日々を過ごしているんだろうなあとは思います。

この辺の本も読みたいけれども・・。

自主講座「レヌカの学び」開催

海士町で経験してからずっとやりたいと思ってた、レヌカの学びを開催できました。一人で動いては面白くないだろうと思い、企画から一緒に動いてくれた2人に当日はほぼ任せながら、カードゲームを楽しみました。満足度平均が10点中9.51点!たくさんの温かいコメントもいただいて、「成功したと言ってもいいのでは?!」と勝手に思っています。

「目の前の異文化を理解し始めようとする時、自分はどの角度から捉えようするのだろうか?」

レヌカの学びはたくさんの気づきを与えてくれますが、僕自身はレヌカの学び通して、この問いに直面させられます。情報量が少ない中で、目の前の異文化をまとう人をどう捉えようとするのか。

”ネパール人”という属性から?
”校長先生”という立場から?
”女性”という性別から?
”私の経験的には〜”という経験値から?
”他国の場合は〜”という比較から?

どれも間違ってはいないし、これが絶対正解だというのもない。目の前の人を理解しようとする時に常に大切なのは、目の前の人の視点に立ち続けることであるように思います。主語が”その人”から”ネパール人”に飛躍してしまうと、大切な”その人”の存在が遠いものになってしまうし、”私の経験的には〜”と捉え始めると、いつの間にか主語が”その人”から”私”に変わってしまう。

レヌカ!参加者は66名。
個人的に目標にしていた、「前に立ち過ぎない」もまあまあできた?

偏見や思い込みを完全に無くすことは難しいけれども、フラットにその人の視点を考えようとしていく試みが大切ではあるはず。レヌカの学びはそんな気づきを参加者に提供してくれていました。協力隊OVが開発したゲームを、協力隊候補生に届けることができてよかったです。

それぞれの任地での経験から作られた、「〇〇の学び」をどこかでやれたら幸せだなあ。少なくとも、ソロモンと日本で感じた違いを題材にした「カズキの学び」はいつか作ろうと思います。

1チームずつ張り付いて聞いていたかった

訓練所に入所して早1ヶ月。終了まできっとあっという間!語学も頑張る。
ここまで。お読みいただきありがとうございます。


◯おまけ

語学教室のお菓子コーナー充実してきた🍪
語学クラスメンバーの派遣国。
一つ先生の名前が混ざっている。笑
週末はまた川へ。笑
めちゃめちゃ真っ赤に焼けました。

【English ver.】
It might be incorrect, but I'll try writing a diary in English.

Time flies! I write this every week... The weekends went by in the blink of an eye. There was a lot of time for self-study this week. I felt it very strongly. I haven't done what I want to do.

Because of my busy schedule, I haven't had time to think about myself. For example, I need to enjoy drinking coffee and reading books. In everyday life, such as school, there are no major events. I feel normal, but life at KTC is a precious time.

Self-seminar 「Lenuka's learning」

We held a self-seminar called Lenuka's Learning. I wanted to do this game since I was in Ama-town. Since I don't think it would be fun to do it alone, I entrust it to two trainees who have worked out the content together. The average satisfaction rating was 9.51 out of 10, and we received many warm comments. It must be a success!

"When I start to understand other cultures, what perspectives do I have?"

Lenuka's learning gives us a lot of awareness. I faced this question. How do you understand people from different cultures without any information?

from nationality ”Nepalese people”?
from position ”Principal”
from gender ”Women”?
from experiences ”Given that my experience〜”
from comparison ”Given that other countries〜”

There are no wrong or right answers. The key to understanding people from other cultures is to always think from their point of view. It is difficult to know when the subject has changed from the person to the Nepalese people. And the subject changed from the person to me when I started thinking, "Given my experience〜".

Prejudices and assumptions are hard to get rid of. But it is important to try to think about their perspectives. Lenuka's learning gives participants a lot of awareness. This game was made by JOCV, so I'm glad to do this game for the trainees.

If I can experience this game made by JOCVs all over the world, that would be happiness. At least, I am making "Kazuki's Learning," which contains the differences between Solomon and Japan.

It's been a month since I came to KTC. Study harder!
Thanks for reading!

読んでいただきありがとうございました!